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旅・中国

2015/09/24

近場の遺跡&史跡めぐり(1)

「発掘された日本列島2015」にあわせ、毎年「関東考古学フェア」というのを
やっていて、その一環としてスタンプラリーがある。関東3都県以上の博物館や
資料館のスタンプを集めると、抽選で「歴史宝箱」が当たるというもの。

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江戸東京博物館、千葉県立中央博物館と2スタンプ集めたが、その後が続かない。
締切日は11月20日なのでまだ急ぐことはないが、ぐずぐずしてるとすぐ日にちが
過ぎてしまうので、1枚残っていた「青春18きっぷ」で水戸の「茨城県立歴史館」
行ってきた。

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旧水海道小学校の建物が良かった。

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「偕楽園」を歩き、納豆がらみのお昼を食べて、バスで駅に戻った。
梅の時期ではないので、偕楽園内は空いていた。

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午後になって雨が降り始めたので、他の名所はパスして帰ってきたのだが、まさか
その後大洪水になろうとは、そのとき考えもしなかった。

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大雨が嘘のように晴天の日が続いたシルバーウィークは、神奈川県の「川崎市民
ミュージアム」に行くことにした。これでスタンプは4つ。

「川崎市民ミュージアム」は多摩川沿いの等々力緑地にある。いくつものスポーツ
施設がある広大な総合公園だが、私がこの場所に行くことにしたのは、施設が
目当てでなく、等々力緑地の多摩川対岸が東京有数の古墳地域だからだ。

以前から行きたいと思っていた「多摩川流域古墳群」に足を運んでみよう。

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超高層マンションが立ち並ぶ武蔵小杉駅前からバスでミュージアムに行く。

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開催中の「木村伊兵衛写真展」も気になったけれど、その日は多摩川を渡って
古墳群を見学するつもりだったので、諦めざるを得なかった。
家を出たのがお昼すぎで、時間の余裕がなかったのだ。

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多摩川河川敷は広い。川がどこにあるのか分からないほどだ。その河川敷には
いくつものグラウンドがあり、いろんなチームがサッカーや野球などをやって
いた。

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かなたには多摩川にかかる「丸子橋」が見える。草いきれの中を歩きながら、
あの橋を渡ればいいんだなと、簡単に考えたのが間違いのもとだった。

ふうふう言いながら川岸の橋のたもとまで行ったら、上にあがる階段がない。
橋を渡るには、河川敷を堤防まで戻り、だいぶ歩かなければならないようだ。

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(地図で見ると、目指す多摩川台公園はすぐ近くなんだけどな~。橋がかかる
まで、ここには「丸子の渡し」があったという。丸子の渡しがあればな~)

そうと知ると疲れがどっと出て、足がクタクタで、丸子橋を渡る気力が失せた。
何とか橋を渡ったとしても、古墳を見て歩くことなど、とてもできそうにない。
ほうほうのていで川崎側の「新丸子駅」にたどり着き、駅前のコーヒーショップで
しばしの間沈没していた。

翌日は無理せず休養にあて、再挑戦とふたたび多摩川に向かったのは、連休も
終わり間近の22日だった。頑張って朝9時ごろ出発した。この日は多摩川古墳群の
ほかにもう一か所行きたい場所があったので、東京メトロ一日券(600円)を
購入した。東京メトロは、消費税が上がった分運賃は高くなったが、どういう
わけか一日券は前より安くなった。これは有難い。

もっとも多摩川古墳群へは地下鉄だけでは行けないので、渋谷からは東急東横線を
利用し多摩川駅で降りた。

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大規模改造工事中の渋谷地下。誰もが案内表示の矢印を頼りに歩いている。
複雑だけれど案内プレートが多いので、北千住や大手町よりは迷わないかも。

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多摩川駅に到着し、駅前地図をじっくりと見る。
いつもテキトーに見て歩き始めるから。道に迷って疲労困憊してしまうのだ。
慎重に行動すれば、私だって迷わない。(←自戒)

それにしても、こういう案内版は上下左右や東西南北がさまざまで、書き方が
一貫していない。それで首をひねったり腰を曲げたりして、マップと自分の位置を
確認しなくちゃならない。

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この地域は超高級住宅街として有名な田園調布で、駅前も街も人影少なく静かだ。
いつもざわざわしている錦糸町とはエライ違いだわ。

2014/09/28

初めてのLCC、春秋航空(2)

成田10時55分発、佐賀12時55分着の春秋航空にセルフチェックイン。
場所が分かりにくかったので、インフォメーションの人にたずねた。

窓口でチェックインすると、手数料か何かをとられると聞いたような気がする
ので、もちろん機械を使う。やり方は簡単だし、案内の女性スタッフもいた。
(余計なお金は100円だって払わないぞ~と、固い決意…^^;)

もっともセルフチェックイン機を利用したのは、成田空港のこのときだけ。
他の空港には機械がなかったので、窓口での対面チェックインになった。当然
だけど、手数料はとられなかった。

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(成田空港)

LCCの待合室は、こんなガラーンとした広い倉庫みたいなところが多い。
コンビニがあったので、ミネラルウォーターのペットボトルを買った。機内で
買うと料金をとられるので、ここで買ったのだが、あとで失敗したと思った。

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この待合室から飛行機まではバスに乗る。
今回の旅でつごう6回春秋航空に乗ったが、バス利用とボーディングブリッジ
利用が、半々だった。格安運賃だからこの程度の不便はやむを得ない。

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(佐賀空港)

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(こちらは国際線なので免税店があった。乗客の多くを占めるのが、中国人観光客
なので、もっとも目立つところに炊飯器が並んでいた)

春秋航空の日本国内線はまだスタートしたばかりなので、中国国内線や国際線より
CAさんも丁寧で優しそうな雰囲気だった。ネッカチーフが可愛い。

ちなみに、春秋空港では使用航空機が同じなので(Boeing737-800型機。もう1機種
あるようだが、今回はすべてこれだった)搭乗券を見れば、すぐにどの辺の席か
わかる。シートピッチが狭いようだが、座っているだけなら何も不都合ない。
窓際の席の人がトイレなどに行く時、通路側の人が立たないと通れないけど。

日本国内線では、車内販売でコーヒー、お茶やジンジャエールなどを売りにきた。
ドリンクの説明を聞いてると、何かエクストラな感じなので、コーヒー好きの私は
飲みたくなった。しかも100円でお代わり自由だという。

あ~失敗したな~。コンビニでペットボトルなど買うんじゃなかった。
このコーヒー販売は日本国内線だけで、上海への国際線や中国国内線には無かった。
高松から成田への国内線で、やっとこのコーヒーを飲むことができた。
ふつうのコーヒーだったけど、暖かいコーヒーをゆっくり飲めるだけで嬉しい。

今後、春秋航空国内線に乗る時は、機内で飲み物を買うわ。

中国国内線は、日本国内線に比べればpolitelyでない。上海~ハルピンは満席で、
さながら空飛ぶ大型バスのようだった。

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ここでケッサクだったのは、機内のセールス。誰かのブログに「ジャパネット
たかた」のようだと書いてあったけど、まさしくそんな感じ。

最初機内放送で商品説明を行い(中国語だけなので、すべて推測だけど)、購入
希望者は呼び出しボタンを押す。するとスタッフが、ボタンを押した人に税関
申告書のようなびっしり項目のある用紙を配る。

つづいてCAが機内最前部で、商品の実物をひとつずつ見せながら詳しく説明
する。説明がぜんぶ終わったら、商品を載せたワゴンが機内を移動する。購入
する人は、用紙と代金を渡し、商品を受け取るという仕組みだ。

機内放送はふつう中国語と英語で行われるが、商品販売に関しては中国語だけ
だった。ま、外国人は旅の途中でこんな物を買わないだろう。
でも、ベッドカバーにもサリーにもなりそうな大型スカーフは、私もちょっと
欲しかったけど。

春秋航空のもう一つの特徴が、機内でのエクササイズだ。到着間近になるとCA
(たいてい女性)が、手足の運動や顔のツボマッサージなどを指導する。
パルピンへ行くときは、席が後ろでCAの動作が良く見えなかったが、上海へ
戻るときは前の席だったのでよく観察できた。

もちろん参加は自由だが、一、二、三…と、中国語の掛け声が流れるので、つい
手足が動いてしまう。フライト時間は短いのだが、体が楽になった感じがした。
手首回しが上手くできなかった。やっぱりコツがある。

日本国内線でもこのエクササイズはあったが、内容は中国国内線より省略気味
だった。顔ツボマッサージのツボの場所を書いた紙を、シートポケットに入れて
おいて欲しいわ。

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高松空港では、入国時の荷物検査に時間がかかった。ニセモノを持っていないかを
きびしくチェックしていたようだ。ハルピンで、うっかりドラえもんなんぞを買わなくて、
良かった。

旅行終了後にテレビで春秋航空を取り上げたニュース番組を見た。
中国初の民間航空会社の社長の奮闘ぶりを紹介していた。
観光業だから国際関係の影響を受けるが、両国の友好のためにも頑張りたいと
話していた。

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(上海浦東空港第2ターミナルの待合室)

今年日本を訪れた中国人観光客数は史上最多とのこと。
その反面、中国への日本人観光客数は回復していない。

中国は「上に政策あれば、下に対策あり」の国だから、お上の目をかいくぐって
行動する。でも日本人は一蓮托生といった気風の国だから、お上の思惑に素直に
従う。その辺の差が出ているのかな?

2014/09/27

初めてのLCC、春秋航空(1)

今回の旅は、ほんの思いつきで決まった。
テレビニュースで、中国のLCC「春秋航空」が日本法人を立ち上げ、今年8月
から国内路線の運行(成田発着)を始めたと知ったからだ。

「春秋航空」のWEBサイトにアクセスしてみたら、運賃がとにかく安い!

これまでは上海浦東空港と日本各地(茨城、広島、佐賀、高松に、最近関西と
新千歳が加わった)を結ぶ国際線はあったが、これだと東京在住者は茨城空港を
利用するしかなかった。ところが、成田と佐賀、高松、広島をむすぶ国内線が
できたことで、東京の人も利用しやすくなったのだ。

これまでも格安で海外旅行をしてきた貧乏人の私。でもLCCを利用したことは
なかった。貧乏人が世界中を旅行できるなんて、有難い世の中になったものだ。

ところで、貧乏旅行には工夫が必要だ。フライトやホテルや移動手段などは、
ぜんぶ自分で探し、申し込まなければならない。そういう面倒なことをしたく
ないという人には、LCC旅行は向いていない。

旅行代金をいかに安く上げるかに楽しみを見出している人、トラベルはトラブルと
考えている人、好奇心旺盛な人、そんなタイプの人に格安個人旅行は向いている。

「春秋航空」のサイトは、操作しやすい。簡単に航空運賃の表が出てくる。予約も
簡単だ。でも運賃は毎日変わる。もっと安くなるかも…と思っていたら、翌日は
安いチケットが消えていたりした。

もちろん、運賃が安くても燃油サーチャージなどはかかる。また行きのチケットが
安くても、帰りの便に安いチケットがなかったりする。
(ちなみに、日本国内線は燃油代なしだが、国際線と中国国内線は燃油代をとら
れる)

また、LCCはどこも同じだろうが、無料で持ち込みや預けられる荷物の容量が
小さい。もちろんオーバーすると、超過料金をとられる。シートの指定にも料金が
かかる。機内食やドリンク類も有料だ。

だから、申し込む前に、規約をプリントアウトしてよく読む必要がある。
キャンセルや変更ができないチケットも多い。

けっきょく出発寸前に「成田~佐賀~上海~ハルピン~上海~高松~成田」と
いうコースで申し込んだ。出発寸前に申し込んだというより、決まったから出発
したというほうが当たっているけれど。

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ちなみに春秋航空の中国国内線は、多くが虹橋空港第1ターミナルを利用して
いる。でも東北地方(旧満州)方面は浦東空港第2ターミナルを利用していた。
日本からの発着便も浦東空港第2ターミナルなので、今回は移動なしだったが、
中国国内線を利用する場合は、注意する必要がある。

中国国内線も、春秋航空日本のサイトから申し込むことができ、その際に利用
空港が表示される。(浦東or虹橋)

両方の空港は地下鉄やリムジンバスで結ばれている。荷物がある時は、バスの
ほうが便利だと思う。浦東空港から虹橋空港へは地下鉄2号線でつながっている
のだが、途中駅と浦東空港の間をピストン運行しているので、乗り換えなければ
ならない。(不便だ!)

また2号線は虹橋空港第2ターミナルしか止まらない。春秋空港が利用している
のは第1ターミナルだから、両方のターミナルに止まる10号線に乗り替えるか、
両空港間を行き来している無料バスを利用する必要がある。

(私のブログの「春秋航空の旅、上海(3)」に書いてあります)

2014/09/24

春秋航空の旅、上海(4)

中医学博物館は次回の上海旅行で行くことにし、目的地を「上海博物館」に変更
した。

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(入館無料だが、セキュリティチェックに時間がかかる)

まずは腹ごしらえとレストランに入った。メインエントランスの反対側にあり、
いちど出入口から外に出て、またセキュリティチェックを受けなければならない。
でもこちらの方が、メインエントランスよりずっと空いていた。

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(見かけイマイチだが、味は抜群だったチャーハン。炭水化物を制限している私が
ぜんぶ平らげてしまったのだから)

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館内ロビーには、旗をかかげたガイドの姿も。博物館という雰囲気じゃないね。

この博物館は以前来たときにも入ったが、大きな博物館で展示品も膨大なので、
体力・気力がよっぽど充実していないと、ただ疲れるだけで終わってしまう。

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説明や展示品をよく見て理解しなくちゃならないので、視力も必要になる。
展示室は暗いので、老眼の身には辛い。

それで気になった展示品は、とりあえず説明文をスマホカメラで撮影し、あとで
じっくり読むことにした。

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紀元前378年に、こんなコインが造られていたなんて、スゴイ!
技術もだが、そういう社会が成立していたことがスゴイ。

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(玉製の神人像)

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桃は中国では祭祀で用いられていた。奈良の纏向遺跡から、桃の種が大量に発掘
されたことを思い出した。

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とっくり4つがくっついている。一度に沢山呑めるわ。でも酒器ではないのかも
知れない。

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良し悪しは判断できないが、書にはほれぼれ見とれてしまう。こんな立派な書を
したためた人が、今の中国の簡体字を見たら、嘆くだろうな~。

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各展示室に中国語、英語とともに日本語の説明パンフがあるのが嬉しい。

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博物館のあと、歩いて「南京路歩行街」に行った。この日は中秋節だったので、
南京路は家族連れや観光客で大混雑。欧米系観光客が多い。

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この二階建て観光バスは、主な観光地での乗り降りが自由だから、便利だと思う。

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食品を扱うお店の前には、月餅を買う人の長い行列ができていた。私のその一つに
並んで、月餅を買った。ところでこの月餅は、免税店などで売られているものと
違って、皮がパイのようにすぐ剥がれる。生モノっぽい。

上海から高松に着いたとき、空港のコンビニで箱からジプロックに詰め替えて
新潟の妹に送った。でも詰め替えるときに皮がぼろぼろ剥がれてしまい、大きさが
半分くらいになってしまった。

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成田行きフライトまで2時間半あったので、ゆっくり「讃岐うどん」を食べようと
思っていたのに、月餅を送るのに手間取ってしまい、そんな余裕はなかった。
急いでチェックインし、慌ててうどんを食べたので、味はあんまり覚えていない。

2014/09/22

春秋航空の旅、上海(3)

コーヒーブレークしてから、虹橋空港を見に行くことにした。
まず地下鉄2号線で「虹橋第2ターミナル」へ。

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浦東同様こちらも、第2ターミナルのほうが利用航空会社数が多い。
当然だけど、第1よりも新しいぶん近代的に整備されていて活気がある。

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近場の国際線と春秋航空は、第2ではないようなので、無料シャトルバスで第1
ターミナルに行った。

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虹橋空港第1ターミナルは、最初の上海空港ということになる。私の初めての
上海旅行も、ここで降りたはず。あまり記憶はないけれど。

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JAL、ANAなどの国際線のほか、国内線は春秋航空専用のようだ。

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(赤ちょうちんがレトロ感を漂わせている)

地下鉄10号線が、第1と第2ターミナルを通るので、それに乗って「新天地」で
降りてみた。ここからは観光名所「豫園」もすぐだ。

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新天地はおしゃれな通りで、東京で言えば「表参道」といったところか。
そぞろ歩きしている人たちが、皆さん信号を守っていたので、ちょっと感心した。
上品な地域では、それなりにマナーを守るのかしらね。

だいぶ遅くまで繁華街をうろつき、ホテルに戻ったのは9時半頃だった。
シャワーを浴びてから、ベッドに寝転んで「上海博物館巡り」というパンフを
眺めていて、ひとつの博物館が目にとまった。それは「上海中医学博物館」

このパンフも観光局発行で、大小取り混ぜて20ヶ所の博物館が載っている。
でもかなり前に貰ったものなので、(このパンフだけは保管しておいたのだ)
ここに載っている博物館が今もあるかどうかは分からない。

博物館の住所&最寄り駅は地下鉄2号線「帳高高科駅」と書いてあったので、
翌日はまずその駅に行ってみることにした。

駅前に周囲の案内板があったが、博物館の住所にある通りはない。やっぱり地図を
買えばよかったと、ちょっと反省したが、ともあれ近くを歩いてみることにした。

駅前に緑豊かな公園らしき一角があったので、そこまで行ってみた。
パンフによると、この博物館は2004年に新館が完成し「上海中医薬大学・中華
医学会医学歴史博物館」「漢方薬標本館」「上海中医薬大学歴史陳列館」の三部
から成り、展示面積4000㎡とある。量質ともに凄そうだ。(漢方薬という
言葉は日本語のはずだけど…?)

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緑の一角は医学関係の施設だったが、どうやらお休みのようだった。
それまで気付かなかったのだが、前夜のテレビでやたら「中秋の名月」を取り
上げていたので、この日が中秋節で国民の休日ということに気付いた。

日本では祝日は博物館がオープンするが、中国ではお休みなのかもしれない。
ま、行きあたりバッタリの旅だから、思惑通りに行かなくても仕方ない。
(帰国してから調べたら、この博物館は月曜休みとなっていた。中秋節のこの日は
月曜日だったし、場所も駅からだいぶ離れていた)

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ところで、この緑の一角には、企業の研究所のような施設が多いようで、休日の
この日は車も人も少なく静かだった。

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(このカフェもお休みだった。残念)

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医学施設の向かいに、モダンアートらしきものがあるので、行ってみた。

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公園の入口を入っていくと、やっぱりそこにモダンアート美術館があった。

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でもお休みで、子供連れファミリー数人が散歩しているだけだった。

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中国にはモダンアートが多い気がする。モダンアートなら、意味不明だから、
「反政府的だ」などと当局からいちゃもん付けられる心配がない。
それで増えるのかな。

2014/09/19

春秋航空の旅、上海(2)

日本の高度成長期を上回る勢いで変貌する中国。その中国最大の都市(人口で)が
上海だ。第二位は北京。でも面積では北京のほうが圧倒的に大きい。

(上海の面積は6340.5平方キロ、1998年の年末時点で人口1464万人。
北京の面積は1万6800平方キロ、人口は1382万人。)

実際に街歩きすると、その違いがよくわかる。上海は狭い中心部に地下鉄網が
張り巡らされているので、移動しやすい。道幅も東京などと同じくらいで、歩き
やすい。

それに対して北京は、建物も道幅も公園も、何でも大きい。天安門広場を横切り、
故宮の入口にたどり着くだけで、疲れ果ててしまう。

でも北京には胡同のような路地裏がまだ残っていて、歴史と昔ながらの文化を
味わうことができる。上海の中心地では、胡同のような庶民的な通りを見かけた
ことがない。ま、私が知らないだけかも。

上海では特に観光目的というものが無かったので、とりあえず駅と空港に行って
みることにした。東京の「中国国家観光局」から貰った手のひらサイズの冊子が、
小さいにも関わらず必要事項がなんでも載っていて、とても役に立った。
どうやら上海万博時に作ったものらしい。作りすぎて余ってしまったのだろう。

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まず上海駅に行き、隣接する長距離バスターミナルを調査。今回は足が痛くて
遠出できないが、次回は近郊の水郷地帯に行きたいので、下調べしておこう。

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それから、お昼ご飯を食べに人民広場に向かった。この駅周辺は上海観光の
中心地で、ミュージアムや有名なショッピング街「南京路歩行街」などがある。
この駅ビルの「鎌倉パスタ」で、ランチを食べた。日本と同じ味だけど、地元の
人で満員だった。

食後は、人民公園内にある「上海美術館」と「上海現代美術館」に行くことに
した。

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公園に入ると目に飛びこんできたのが、傘の波。最初は傘の路上販売かと思った
ほど。

でもこれが噂の「親の婚活」だとわかるのに、そう時間はかからなかった。
「親の婚活」といっても、親が結婚するわけではない。なかなか結婚しない子供に
代わって、親同士が子供の結婚相手を探すのだ。いちどテレビニュースでこの
様子を見たことがある。

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(子供が海外在住者のコーナー)

子供の年齢、身長、学歴、職業などを書いた紙と、希望する相手の条件などを
書いた紙を、傘に貼ってそこらへんに並べておく。もちろん路上に直接置いている
「釣り書き」も多いが、傘というのはグッドアイディアだと感心した。

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傘ならどこにでも置けるし、目立つし、持ち運びも簡単だ。暑い日には日傘に
なるし、雨の時には雨傘になる。

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中高年の皆さんは、真剣な表情で釣り書きを見て回り、メモしている人もいる。
もちろん、やむにやまれず来ている人も多いだろうが、同好の士の集まりといった
趣もあった。

その後で近くの「上海現代美術館」に行ったが、「親の婚活」のインパクトが
強すぎて、美術館はだいぶ物足りなかった。
小さなミュージアムグッズコーナーがあったが、半分以上は草間彌生の作品を
モチーフにしたものだった。展示作品には草間彌生がなかったけど、どうして
なのかしら?

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(美術館最上階のレストラン。ここでお昼を食べたほうが良かったかな)

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それから「上海美術館」に行ったら、何と閉鎖されていたので、そばのスタバで
コーヒーブレークがてら、次の行き先を考えた。

2014/09/18

春秋航空の旅、上海(1)

佐賀で2泊してから、上海に向かった。

上海で1泊して翌朝すぐハルピンへ。ハルピンで2泊し夜遅く上海に戻り、3泊
して朝の便で高松経由成田という旅程。この場合、上海浦東空港に近いホテル
での宿泊は必須条件だ。

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それで浦東空港ターミナル内にあるホテルに泊まることにした。

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1泊目は何の問題もなかった。最上階の部屋からは、空港が見渡せたし、騒音も
それほど気にならなかった。

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問題は、ハルピンから深夜戻った時だった。
もちろん予約はしていたが、チェックインが夜11時頃の予定だったので、中国の
代理店には、夜遅くなることをホテルに連絡するよう頼んでおいた。

でも不安的中というか、ヤッパリというか、夕方6時までにチェックインしな
かったので、予約は解約されたという。
こういう特殊な立地のホテルだから、飛び込みのお客はいくらでもいるのだ。
よしんば連絡しておいたとしても、スタッフの数が多いので、連絡が行き届か
ない恐れは十分あった。

でも、こんな時間で他のホテルをあたることはできない。「困るわ。ちゃんと
予約したんだから」と文句を言うと、「禁煙じゃないけど、もっと安い部屋なら
ある」という。良いの悪いのと言っていられる状況じゃないので、その部屋に
泊まることにした。

1Fの廊下のすみの部屋は、むやみと空間があり、太極拳ができそうだった。
ダブルベッドとガラスのテーブルと壁掛けテレビが、窓際に集めるように置かれ
ていた。この部屋はホテルのエントランスにもっとも近く、朝には窓のすぐ脇を
スタッフらしき人が歩いていた。

まあ隣の部屋と離れていたので、夜中でもシャワーを浴びてドライヤーを使う
ことができたのは良かった。

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不満はいろいろあるが、この立地の利便性は何ものにも代えがたい。ホテル入口を
はさんで地下鉄とモノレールの改札口があり、近くには中国式ファストフード店や
ファミマもある。

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第1ターミナルと第2ターミナルのちょうど中間点に位置していて、フライトの
チェックインカウンターにも、徒歩15分くらい。(?マークがホテルの場所)

市内から空港に行く地下鉄には、大きなスーツケースを持った乗客が必ず乗って
いるので、夜遅くなっても不安はない。時間を有効に使うことができるのだ。

ところで、このホテルは浦東空港にあるが、上海には虹橋空港もある。
春秋航空の国内線のハブ空港は、虹橋空港のほうなのだが、ハルピンなど東北
地方へのフライトは浦東空港を利用するようだ。

そういうわけで、今回はたまたま浦東空港だけだったので、移動時間を節約できて
良かった。

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浦東空港は、近代的でやたらと広い。以前にも利用したことはあるが、その時は
第2ターミナルはまだ無かったと思う。
現在は第2が主要ターミナルとなっている。春秋航空もこちら第2のほうだ。

上海の地下鉄に乗っていて感じたのは、中国が急速にIT社会になったという
ことだ。年代を問わずほとんどの乗客が、スマホやタブレットを操っていた。

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空港には無料のインターネットコーナーやフリーwifiコーナーがあった。

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これは給水・給湯機。
中国人にとって、お茶やカップ麺は旅の必需品だから、どこでもお湯が
必要なのだ。そういえば列車の中でも、お湯のサービスがあったな。

2014/09/15

春秋航空の旅、ハルピン(4)

李香蘭・山口淑子さんが亡くなった。94歳。波乱という言葉がピッタリの、
歴史をそのまま体現したような人生だった。でもあの時代に生きた人は、誰しもが
そのような人生だったのだろう。

8月15日前後には、戦争を体験した人々の話をテレビで聞く機会が増える。
ここハルピンも、多くの日本人の人生と重なっている。でも街歩きしていると、
その名残は少ない。

ハルピン市内のスナップいろいろ。

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中央大街にて。

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パクリじゃないだろうね?

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中央大街のビアホールで屋台めし。

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中央大街のマンホール。

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オート三輪タクシーも健在です。

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高級デパート。割引セール真っ最中で、大賑わいだった。

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車がビュンビュン走っている博物館のあるロータリー。
命をかけてまで行きたいとは思わないので、博物館は断念しました(-_-;)

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あちこち工事中で、道は歩きにくい。

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欧風建築はデコレーションケーキみたいだ。

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「桃園の誓い」の孔明、関羽、張飛?可愛いいので、ついパチリ。

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ホテルの部屋にあった防災グッズ。

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ハルピン空港のレストランで。野菜たっぷりのスープとハルピンビール。


2014/09/14

春秋航空の旅、ハルピン(3)

路線バスの窓から市内を眺めていると、存在感たっぷりの欧風建築が視野に
飛び込んでいる。

買った地図には、「中央大街」とともに「果戈里大街」(ゴーゴリ大街)の詳細が
別枠で載っている。どうやら繁華街のようだ。ホテルからも遠くないので、行って
みることにした。

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ここには地下街もあった。大連の駅前地下街ほど大規模ではないが、ゴーゴリ
大街の下に延びていて、2km位の長さがあるのではないか。冬は厳寒の地だから
地下街の必要性も高いだろう。

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(上野アメ横のような雰囲気。カバンと衣料品が多い)

ゴーゴリ通りと大直街との交差点には「秋林公司」という建物がある。歴史がある
有名な建築らしいが、詳しいことはわからない。

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じつはこの大直街は、東に行けばウクライナ寺院、プロテスタント教会など、また
西大直街の方には、ハルピン鉄路局(旧東清鉄道本社)や幹部のアールヌーボー
様式の住宅など、レトロな建築が多い通りだったのだ。

でもその時は知らなかったので、とりあえずホテルに戻ってひと休みすることに
した。

地図と「歩き方」のページを眺めていて、アールヌーボーの住宅が見たくなり、
駅始発11番のバスで行くことにした。ところが、駅前は広いのでバス乗り場が
分からない。それで頑張って歩くことにした。

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(街角で歴史建築のプレートを見かけると、とりあえず写真を撮る。でも由来は
分からない。歴史建築なら、もっと保存に力を入れてほしいものだ)

欧風建築を見つけると横道に入ったりしたが、道がデコボコで歩きにくく、足に
マメができてしまった。痛くて、辛い。

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(西瓜がアートみたい)

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やっと鉄路局辺りに到着。するとそこに「メトロ駅」があるではないか!
聞いてないよ~メトロなんて。地図を見ると、確かにメトロ路線が書いてあった。
バスではないし、何の路線なのか、分からなかったのだ。

メトロは東ハルピン駅から南ハルピン駅まで開通しているが、やがて新疆大街まで
延伸するようだ。新疆大街の近くにはかの「371部隊」に関する博物館がある。
バスだとかなりの距離があるので、行かないことにしたのだが、地下鉄が開通
したら行きやすくなるだろう。

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このメトロ駅近くに、アールヌーボー風の鉄道幹部の住宅があった。

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今は、この雰囲気を活かして喫茶店になっているようだ。時間がなかったので
喫茶店には入らなかったけれど。

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前庭は少しばかりお花が咲いていたが、ほとんど駐車場として利用されている。
脇にレンガ造りの大きな煙突がそびえていた。
ハルピンでは大きな煙突をよく目にする。冬の暖房用だろうか?

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真新しいメトロ、どんなものだろうと、駅に行ってみた。

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隣の「博物館駅」はまだ未開業だったが、地図を見ると、その次の「医大一院」は
教会のある東大直街ではないか。これはもう行くしかないと、自動販売機で切符を
買った。2元。どこでもそうだが、メトロなどの自動販売機はコインが便利だ。
紙幣を利用できないマシンもあるから。

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きれいな車両。かなり混雑していた。

「医大一院駅」で降り、地上に出ると、目の前に教会建築が並んでいた。

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(ウクライナ寺院)

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(プロテスタント教会)

ところが大通りを挟み、この二つの建築の対面にも巨大な教会が建っている。

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でもこの教会の説明が、どこにも載っていないのだ。

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新しい教会なのだろうか?

もう暗くなっていて、きれいな写真は撮れなかった。
「こちらのブログ」に美しいハルピン歴史建築の写真が載っている。
旅行前に気付いたら、もっと計画的に見ることができたんだけど。
いつものことながら、予習不足準備不足の私だった。

2014/09/13

春秋航空の旅、ハルピン(2)

翌日は103番のバスで最大の観光地「中央大街」に行った。
103番のバスはハルピン駅始発ではないが、ホテル前のバス停にとまるので、
かえって便利だ。このバスの終点は「防洪記念塔」で、「中央大街」がすぐ近く。

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早朝の中央大街はまだ人通りが少ない。でもお昼近くになると、ごらんの通りの
賑わいとなる。中国人観光客がほとんどだ。

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このエリアはとくに欧風建築が多く、中央大街と並行してのびる通江街にも、
その二つの通りのあいだの路地にも、ぎっしりと歴史を感じさせる欧風建築が並んで
いる。

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それらの建物はお店や住宅として今も現役だ。建築が好きな人には、楽しい散策
エリアだろう。観光地として整備されているので、初めてハルピンに来た人でも、
ここにいるぶんにはカルチャーショックは受けない。

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建築の様式に詳しくないので、あまり区別はつかないが、通江街に面している
イスラム寺院とシナゴーグを利用した音楽学校&コンサートホールが、雰囲気
良くて気に入った。中央大街とくらべ、観光客の姿がほとんどないのだ。

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イスラム寺院は隣接する集合住宅と中庭でつながっていて、お年寄りがのんびり
散歩していた。この集合住宅と中庭は南欧風だった。

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(元シナゴーグのコンサートホール)

ハルピンには2泊したのだが、3日目の上海行フライトが遅い時刻だったので、
街歩きの時間はたっぷりあった。それで再びここに来て、中央大街のはずれに
あるスターリン公園と松花江を歩いた。(いまどきスターリンとは、相当珍しいん
じゃない?)

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松花江の中にある太陽島にも、お城のような別荘があり、ロープウェーや観光船で
行くことができる。

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(これはスターリン像だろうか?)

中央大街からスターリン公園を歩いて、友誼宮まで来た。ここもバスターミナルに
なっていて、ここから出る2番のバスの利用価値が高い。
繁華街「ゴーゴリ大街」(ここにも印象的な建築が多い)や、黒竜江省博物館、
空港行きバスが出る「民航大厦」などを通る。

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(ゴーゴリ大街)

路線バスのメリットは、格安で移動できることだけではない。疲れたときなどは、
空いたバス(始発から2番or103番に乗るのがオススメ)に乗って、のんびりと
市内観光ができる。バスの窓から見ていると、ハルピンの街のあちらこちらに
洋風建築がたくさん残っていることが分かる。

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普通のバスは1元だが、空調2番は2元となる。空調はエアコン付バスということ
だが、空いているし快適なので、こちらの方が良い。

ところので、1元がいくらになるのか、じつはよく把握していない。
ATMからお金を引き出したので、カード決済のお知らせがくるまで、分から
ないのだ。15円~19円のあいだであることは確かだけど。

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(中国のどこでも見かける結婚写真撮影風景)

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