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2016/09/04

古代史はミステリー

ここのところ古代史づいていて、難解な固有名詞に頭がこんがらがりながらも、
興味をかきたてられている。

いろんな識者がそれぞれ「まあ、そういう見方もあるか」的な見解を示している。
何せ古代のことだから、これが正解と言いきることができないが、シャーロック
ホームズさながら状況証拠をかき集めた見解に、ド素人の私はなるほどと感心
するばかり。

異なる説を読むたびに、私の見方もくるくる変わるのは困りものだが。

応募者が多くて抽選に外れることもあるが、無料の古代史セミナーも有難い。
最近よく参加するのは島根県のセミナーで、先日は「列島の古墳時代と出雲」に
行ってきた。

いつもそうなのだが、優れものは講演者が作成したレジュメだ。
今回は「継体・欽明朝におけるヤマト王権と出雲」というタイトルで、図や写真を
沢山入れて出雲の東部と西部における古墳などの違いを説明してくれた。
半分以下しか理解できないし、その時はわかってもすぐ忘れてしまうので、せめて
ブログにセミナー名くらいは書き残しておこうと思う。

今図書館から借りて読んでいるのが「伊勢と出雲」(韓神と鉄)岡谷公二著、
平凡社新書。

伊勢は、発掘された土器、地名、神社名などからみて、新羅、伽耶系渡来人の
名残が色濃い地域だという。それは出雲にも言える。

「たたら製鉄」をするためには厖大な山林資源が必要なので、それが豊富にある
日本列島に新羅、伽耶系の人々がやってきた。それは大和朝廷ができるよりも
以前、弥生時代の頃だという。

出雲にやって来た渡来人は、鉄を求めて東へ漸進して行った。その証拠のような
ものが、各地の神社や地名に残っている。

なるほど、鉄と渡来人がキーポイントだな。

そういえば、つい最近「縄文人のDNA分析」が現代日本人に12%受け継がれている
というニュースがあった。地域によって多少の差はあるようだが。
つまり現代日本人は、渡来してきた弥生人のDNAのほうをより多く持ってる
ってことかしら?

伊勢といえば何といっても伊勢神宮だろう。伊勢神宮内宮(皇大神宮)には、
皇室の祖神であり日本人の総氏神とも言える天照大神が祀られている。

しかし大神が最初からこの地に祀られていたわけでない。
第十一代 垂仁天皇の皇女「倭姫命」が各地を「御巡幸」し、天照大神が御鎮座
するにふさわしいとして、この地に定められたのだ。

この巡幸地が「古代産鉄地」と重なっているという。

その証しを神社や地名などに求めていく過程が、まさにミステリー小説そのもの
なのだ。ミステリー小説と異なるのは、正解がないってことくらい。

歴史も地理も、こういうふうに興味をかきたてれば、学習が楽しくなるね。

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コメント

果たして真相はいかに?歴史を研究するのは断片を集めて想像力が逞しくするということで楽しいことですね。
書き残されていることでさえ事実かどうかもわからないんですから、史実として残されていないことを物証だけで検証するのは難しいですね。だからやめられないのかもしれませんが。
家庭の中で起こったことさえ、何だったか、とわからないことが増えてしまう今日この頃。些事はわすれて大きなロマンを想像している方が楽しいです。

HANAさん、好奇心は脳の老化防止の最高の薬ですから、これからもいろんなことに興味を持っていきたいです。
本当は関東の神社や遺跡に行きたいんですが、どちらも駅から遠いんです。この暑さでは、いくら好奇心があっても体力がついていきません。

もし曇り空で体調もいけそうだったら、本に載っていた埼玉県の本庄市の「金鑽神社」に行ってきたいんです。近くには「金鑽神社古墳」もあって、なかなか興味深いんですよ。でも神社と古墳は近いとは言え、だいぶ歩くようです。

車を運転して日本各地を自由に旅できるHANAさんが羨ましいです。

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