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2016/03/27

日本海側小旅行(石川雲蝶)

翌日は「石川雲蝶」の作品めぐりをメインに過ごすことになった。
行けるかどうか分からなかったが、いちおう新潟ネスパスから雲蝶のパンフを
もらってきた。それが役に立った。

少し遠めの場所だし、道も分かりにくそうだったので、妹の夫が運転してくれる
ことになった。

数年前に魚沼地方にある雲蝶作品を見てきたので、今回はその時に行けなかった
三条や栃尾の神社仏閣をめぐる。
でも魚沼の雲蝶作品と異なり、事前に許可が必要なところが多い。妹が電話で
問い合わせてくれて、見られなかったらそれでも良いということで、ともあれ
出発した。

まずは栃尾の「秋葉三尺坊大権現」(秋葉神社)へ。栃尾(市町村合併により
長岡市になった)の中心地にある「常安寺」の鎮守として上杉謙信が寄進した
神社で、全国27000社の「秋葉神社」の頂点に立っている。

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常安寺境内で神社を探してウロウロしていると、、通りかかった近所のお年寄りが
案内すると言って傍らの石段を上がって行った。

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その後をふうふう言いながら付いて行くと、上がり切ったところに目指す秋葉神社
奥の院があった。周囲は公園になっている。後でわかったのだが、この高台にある
秋葉公園には車で来ることができたのだ。

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社殿の廻りは緻密で迫力のある彫刻がビッシリと施されている。この彫刻群は
雲蝶とライバル小林源太郎の合作とのことだが、鞘堂(さやどう)と呼ばれる
建築物で囲まれているうえに、私は目が悪いものだから、細かい部分はよく見え
ないのだった。

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案内してくれたおじいさんが待ち構えていたかのように話し始めた。
石川雲蝶や彫刻の説明から始まり、「建物保護のための鞘堂は、さすが県が建てた
ので立派だ。スプリンクラーも付いているんだ」と自慢したり「地元の住民は
関心がない。情けない」と嘆いたりで、お話はなかなか終わりそうになかった。

このあと同じ栃尾の「貴渡神社」に向かう途中、「道の駅」で名物のあぶらあげを
食べた。この場所に「観光案内所」もあったので、行き方を訪ねるついでに秋葉
神社のおじいさんの話をしたら、「御迷惑じゃなかったですか?苦情がくることも
あるんです」と人の良さそうなスタッフが申し訳なさそうに言った(^o^)

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「貴渡神社」(たかのりじんじゃ)は、なかなか見つからなかった。奥まった
集落のなかに、訪れる人もなくヒッソリと巣守神社があり、その境内の片隅に
小さな小屋のような貴渡神社があった。

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参拝する人もいないのか社殿の周囲には雪が積もっていた。
ときどきをズブズブと足をとられながら、雲蝶の彫刻がある小さな貴渡神社に
行った。

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(保護用の板の隙間から中を覗いてみた)

この神社の雲蝶作品を見るには、前もって連絡し鍵をあけてもらう必要がある。
でもこんな辺鄙なところに個人でやってきて、わざわざ鍵をあげてもらうのは
気が引ける。
個人で雲蝶作品を見るのなら、やっぱり地元ツアーを利用したほうが良いと思う。

栃尾から三条に移動して、つぎに行ったのは石動神社。
ここも見つけるのに一苦労した。

ようやく探しあてたが、神社はかなり高いところにある。
自動車道はあるが、関係者以外立入禁止になっていた。地元の人に聞いたら、
歩いて行くのなら入っても大丈夫だという。道は蛇行していて山の上がどうなって
いるのか分からない。上の方にチラッと白いガードレールが見えるが、神社は
それよりも上にあるという。

それを聞いただけで、石動神社に行くのは断念した。別のところからは石段で
上がることができるが、その数が400段以上もあるとか。
もう、絶対無理!

あとでインターネット検索したら、こちらのブログに「石動神社」が載っていた。
最初からトレーニングするつもりなら、なんとか行けたかもしれないけどね。

主祭神は「伊須流岐比古命」(いするぎのみこと)となっているが、「少彦名命」
と書いてある記事もあった。
伊須流岐比古命は医薬の神様らしい。ということは、この二神は同じ神様って
ことなのかな。

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最後は雲蝶が越後に来るきっかけを作った「本成寺」(ほんじょうじ)。
法華宗の総本山というだけあって、広大な境内にはいくつもの塔頭寺院があり、
雲蝶のお墓もこの本成寺にある。

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とりあえず寺務所に行き「一人500円」を払うと、境内の地図や作品の説明などが
記載されたパンフレットを渡された。

まず修行中の若いお坊さんに案内され、奥の間で「赤牛」と対面した。
明治26年に本成寺は火災にあい雲蝶作品はすべて燃えてしまったが、この牛は
雲蝶の長男の元にあって難を免れたのだという。
「触っていいですよ」と言われたので、「ボケませんように」とお願いしながら
頭をやさしく撫でてきた。

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それからパンフを見ながら塔頭を訪ねて廻る。一ヶ所だけ公開していないお寺が
あったが、それ以外は見ることができた。とくに雲蝶の菩提寺「蓮如院」にある
「柿の実をもつ猿」の置き物が良かった。(柿の実は紛失)
今年は申年でもあるので、健康を祈願して、とくに念入りに頭を撫でてきた。

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さいごは雲蝶のお墓参り。墓石は雲蝶の曽孫が建てかえたもので、新しい感じが
した。

雲蝶作品を求めたドライブだったが、あとで考えると秋葉神社(二大霊山のひとつ
秋葉神社の頂点)や本成寺(法華宗の総本山)等々、由緒ある神社仏閣を訪れる
機会ともなり、収穫の大きい一日だった。

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コメント

石川運蝶、私も全部見て回りたいと思いますが、なかなか困難な道のりみたいですね。

本成寺は私も行きました。同じように赤牛なでてお墓参りもしました。

実は他のところも行きたいと思ったのですがたどり着かなかったところもあってそこがどこだったかも思い出せないのですがナビにいれても集落の中でどこかわからず、一つはとんでもない階段があったので諦めたのでした。(時間があまりなかったのです)

ゆっくりと体力づくりをしてから行く必要があるのかも。ほとんど不可能なような気がしますが。

ご紹介ありがとうございました。

HANAさん、とんでもない階段なら石動神社ですよ。430段もあるらしいですから。
私は小高い山を見上げただけで行く気が失せてしまいましたが、あとでネットの記事などを読んで、なかなか良さそうな神社だと思いました。
頑張って登ったら、とても感慨深かったでしょう。でも途中で具合が悪くなったら困りますから、無理は禁物です。

車のナビは、曲がりくねった狭い道ばかりの集落では役に立ちませんね。外の景色を見て「鎮守の森らしきものがある」と、ヤマ勘で見つけました。
でもこうやってドライブすると、車の便利さを実感します。道を間違っても簡単に方向転換できますし、相当な奥地でも簡単に行くことができますからね。

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