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2015/09/26

近場の遺跡&史跡めぐり(2)

「東京の古墳を歩く」(祥伝社新書)に載っている古墳のうち、今日の目的地は
多摩川下流域古墳群のうちの田園調布古墳群だ。多摩川流域には古墳が数多く
あるが、ここは「多摩川台古墳群」として整備されていて行きやすそうなので、
決めた。

(参考)「東京の古墳MAP」

Dsc_0117

多摩川駅前の地図を見ると、駅のすぐ近くに「浅間神社」古墳があるので、まずは
そちらに行ってみた。

Dsc_0108

北条政子ゆかりの神社で、その下に前方後円墳があるというが、浅間神社といえば
すぐ思いつくのが「富士塚」だ。小高い古墳は格好の富士塚だったんだろう。

Dsc_0115

この神社には、浅間信仰の団体として「富士講」がおかれていた。
境内には勝海舟直筆の「食行身禄」と書かれ
た石碑があった。
勝海舟が「富士講中興の祖」だなんて、知らなかったな~。

Dsc_0118

神社で参拝してから、駅前を通って「多摩川台古墳群」に向かう。

やっぱり高級住宅街は坂が多い。下町との違いをもっとも強く感じるのは、この
地形だ。ブラタモリじゃないけど、街歩きすると地形と都市の歴史が深く関連
しているのを実感する。

Dsc_0147

また人々の暮らしに深くかかわっているのが河川だ。四大文明がすべて大河の
流域に生まれた理由がわかる。

そんなことを考えながら坂道を上がり、公園入口にある「古墳展示室」に入った。

ここで参考になったのは、各地の古墳を年代別に貼りつけたパネルだ。

Dsc_0124

上の巨大古墳が「大山古墳」(仁徳天皇陵)で、下の右側の小さい前方後円墳が、
これから訪れる「亀甲山古墳」だ。大山古墳に比べたら豆粒みたいに小さいが、
全長107.25mで、東京都内最大の古墳だという。

Dsc_0132

北条政子は亀甲山に上がって夫頼朝の無事を祈り、富士吉田の浅間神社を
この地に勧請したと伝えられている。

Dsc_0131

多摩川台公園には2基の大前方後円墳と8基の古墳がある。いくつもの古墳を
通りながら、もっとも北よりにある宝莱山古墳まで歩いた。

Dsc_0135
(木々の間から先日歩き回った多摩川河川敷が見える)

Dsc_0142

緑豊かな森林公園で散歩には最適だが、上空から見ないと形が分からないので、
古墳かどうか判断できない。立札を見て「あ、これが古墳か」と思うだけだ。

Dsc_0146

Dsc_0143

「宝莱山古墳」は四世紀前半に造られた前方後円墳で、四獣鏡、勾玉、鉄剣などが
出土している。初期ヤマト政権と強い関係にあったとみられるようだ。

でも亀甲山古墳のほうは発掘調査が行われておらず、盗難にもあっていないと
みられ、手つかずの状態で保存されているという。どうして発掘しないのかな?

Dsc_0151

帰りは宝莱山古墳から田園調布駅まで歩いた。坂と緑が多いのは変わらない。
駅前の広い銀杏並木辺りが、渋沢栄一が開発した計画都市なのだろうが、閑静
ではあるけれど豪邸の街という印象は受けない。

Dsc_0152

広い家に住んでいる富山の人が見たら、「えっ、豪邸はどこ?」と拍子抜けして
しまうだろう。もちろん資産価値を聞いたらビックリするだろうけどね。

田園調布の次に向かうのは思いっきり対照的な街「行徳」だ。行徳は千葉県だけど
東京メトロ東西線が通っている。

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東京散歩」カテゴリの記事

コメント

東京にも古墳があったんですね。
古墳の発掘はいろいろと制約があるようであまりどこも進んでいないようですね。
ミステリーな状態の方がいろいろと空想できてよいのかもしれません。
うちの親戚のあったところにもすぐ近くに柵で覆われたところがあったのですが聞くと古墳でした。
近所の人にとっては開発されず自然が残されていて観光客も来ないのが良いのかもしれません。

HANAさん、なんでも東京は知られざる古墳王国なんですって。
日本全国で古墳はコンビニより数が多いそうですから、発掘する人手もお金も足りないのかもしれませんね。
古墳とは知らずに開発して、消えてしまったものも数多いようです。

家のすぐ近くに古墳があるなんて、ちょっとロマンを感じますね。古代の人といっしょに暮らしているみたいで‥happy01
もっとも畿内の巨大古墳は、存在感が凄すぎて、ロマンなんて生易しいものじゃないですけど。よくぞ建造してくれたと、古代の人々に言いたいです。

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