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2015/09/05

諏訪地方を訪ねる(1)

青春18きっぷ3回分を6,000円で手に入れたので、かねてから気になっていた
「諏訪大社」を訪ねることにした。

諏訪大社といっても、神社は1ヶ所でない。
諏訪大社には上社と下社があり、上社には「前宮」と「本宮」下社には「春宮」と
「秋宮」がある。つまり合計4ヵ所の神社の総体を諏訪大社とよぶ。

Photo

この4ヵ所の宮はかなり離れているので、個人旅行者が行くのは簡単でない。
駅前を歩き回って何とかバス便を見つけたときは、「やった!」と喜びもひとしお
だった。

最近「出雲風土記セミナー」で講演を聞いて、古代出雲と日本海側各地との密接な
交流に関心が向いた。諏訪は日本海に面していないが、日本海から川を渡って
この地にたどりついたと思われる。「出雲→高志(こし)→諏訪」という経路だ。
「地図で読む古事記、日本書紀(武光誠著)」では、美保の岬から高志、志雄、
長岡、長野、諏訪というコースになっている。
えっ長岡から?じゃあ柏崎を通り過ぎたんじゃないの?何かそれらしい痕跡が
残っているんだろうか?

ヤマト政権が成立する以前から、日本海側には有力な豪族がいたが、やがて
ヤマトの力に従うようになる。「国譲り神話」がそのあたりのいきさつを表していると
言われ、また諏訪大社4宮の在り方にも反映しているというから、興味がつきない。

諏訪大社のご祭神は、出雲の大国主命の子「建御名方神」(タケミナカタ)と
その妻「八坂刀売神」(ヤサカトメ)と伝えられる。
4宮の創建順序は「上社前宮→上社本宮→下社春宮&秋宮」となるようだ。
この順番にしたがってヤマト色が強くなっていく。

もっとも古い上社前宮は、典型的な神社の様式をとっておらず、原始的な祭祀が
残っているらしい。
下社の春宮と秋宮の間には、諏訪地方唯一の前方後円墳「青塚古墳」がある。
ヤマト王権の影響が強まっていた証だろう。

この4宮は、現代においてもその立場を表すかのような位置にある。
下社春宮と秋宮は下諏訪駅から歩いて行けるところにあるので、観光しやすい。

困るのは上社のほうだ。
上社の本宮は上諏訪市にあり、前宮はお隣の茅野市に属している。それぞれ管理
する自治体が異なるので、バスも別々になる。本数が少ない上に、乗るバスも
別々、これは不便だ。

私は前宮がある茅野駅で降りることにした。もうひとつ茅野には強く心惹かれる
ものがあった。この地は日本列島有数の縄文王国でもあるのだ。

Photo_2

Photo_3

駅に降りるとさっそく縄文ののぼりやポスターがお出迎え。
古代史というと、どうしても邪馬台国や大和朝廷が中心になるが、日本列島には
それ以前に長い縄文時代があった。上社前宮は、縄文文化の名残が強いのかも
しれない。

Photo_4
(駅の観光案内所)

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コメント

諏訪社の柱立祭は有名なのでよく映像や画像目にします。
でも上社と下社の位置を確かめたこともありませんでした。
他とは違う切り口の諏訪社参拝記録、興味深いです。
続きも楽しみです。
信州は若いころ、夏は合宿、冬はスキーで何度も訪れました。
しかしそのスポーツだけ楽しんだらさっさと帰路につく。
当時は神社仏閣はじめ日本史にも興味なかったもんで。

来月、姫川源流と戸隠三社参拝ウォークツアーに申し込んでいます。
その予習したら少しは長野県富山県新潟県の位置関係もわかるかも。

ulalaさん、私も若かりし頃に車山~美ヶ原~松本という山歩きをしたことがあります。今回は松本駅前のビジネスホテルに泊まったんですが、松本はそれ以来かもしれません。最近はお城さえ上れませんわ。眺めるだけです(-_-;)

その松本から糸魚川を結ぶ大糸線は、姫川(奴奈川)にゆかりが深い路線です。今回は時間がなくて乗りませんでしたけど。今後のお楽しみにとっておきます。

そうそうオオクニヌシとヌナカワヒメの間に生まれたのが、諏訪大社の祭神タケミナカタと言われています。上社前宮の林の中にヌナカワヒメを祀る小さな祠を見つけた時は、ちょっと感動しました。とっても目立たないところにあったんです。またおいおい書きますので、読んでくださいませ。

この近くに安曇野がありますが、この地名は福岡県志賀島から移り住んだ安曇氏にちなんでいるんですって。いつの時代か分かりませんが、古代の人々はダイナミックに交流していたんですね。いろいろ興味深いです。

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