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2014/04/05

藤沢周平の江戸を歩くー洲崎神社からの帰り

洲崎神社の鳥居を出ると、すぐ右手の狭い路地の奥に赤い橋が見えた。

Photo

「新田橋」という名称で「第一回江東区まちなみ景観賞」になった橋らしい。

Photo_2

この橋を渡ってすぐのところに、地下鉄が走っている「永代通り」があり、
永代通りを左側に少し歩くと南北に延びる「三ツ目通り」との交差点になる。

三ツ目通りに沿って「木場公園」が広がっている。せっかく来たのだからと、
木場公園でお花見がてらお茶でも飲むことにした。桜はまだまだだったけど、
植物園ではいろんなお花を楽しむことができた。

Photo_3

植物園の近くには無料休憩できる施設もあったが、飲み物などは売られていな
かったので、仙台堀川を越えて北側エリアの売店に行った。
木場公園は仙台堀川をはさんで北と南に別れている。その2つのエリアを結ぶ
のが木場公園大橋だ。

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(橋の中央にスカイツリーが見える)

Photo_5
(仙台堀川)

仙台堀川も藤沢作品によく登場する。他の時代小説でも舞台となることが多い。
この川に沿って歩くと、清澄庭園や深川といった江戸の面影が残るエリアに出る。

仙台堀川は江戸時代からの桜の名所でもあるが、この時はまだ咲いていなかった。

Photo_6

北エリアの売店のカフェでコーヒーを飲むつもりだったのに、空腹に負けてカレー
ライスを食べてしまった。しかも平らげてしまったものだから、ウォーキングの
カロリー消費がパーになってしまった。

こうなったら地下鉄に乗らず歩いて帰るしかないな。

しばらくそこで藤沢周平の短編を読んでいたが、日差しは暖かいけれど風があって
体感温度は低い。それで本の続きは「東京都現代美術館」で読むことにした。
歩いて帰るのなら、どちらにしろここを通るのだ。

Photo_7

美術館のマットレスのような椅子に座ってノンビリする。入館者は少ない。贅沢な
空間でゆっくり過ごすことができた。リッチだわ。

Photo_8

美術館を出て、どうせなら歩いたことのない道を行こうと大横川を渡り、北に向かって
歩いていたら、四つ角に建つお寺の門前で「関根正二の墓」というプレートを見つけた。

「関根正二」は21歳の若さで早逝したので、作品数はそれほど多くないと思うが、
たまたま入った美術館で目にした関根正二の絵画はどれも強く印象に残っている。

Nec_0140

このお寺「重願寺」は武家屋敷のような立派な構えで、関根のイメージとはだいぶ
かけ離れている気がした。門を入ったところに墓地があったが、説明文を読んだ
だけでお寺を後にした。また日を改めてお参りに来ることにするわ。

重願寺の対角に「猿江神社」があったので、そちらにも行ってみた。

Photo_11

四つ角からだと神社の裏から入ることになる。境内には人影がなく、桜がひっそり
咲いていた。

Photo_10

この四つ角には「摩利支天尊」を祭ったお社もあった。インターネットで調べたら
「日先神社(ひのさきじんじゃ)」という神社で、江戸時代には猿江摩利支天と
いわれ、江戸名所図会にも描かれた江戸屈指の規模をもつ摩利支天だったとか。

狭い裏通りの四辻だけど、神様仏様がいっぱいいらっしゃるのね。

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コメント

東京都現代美術館で藤沢周平を読むなんておしゃれです。

ここちょっと私が行くエリアとは離れているので行ったことがないのです。でもほかの江戸を感じる写真とは違ってさすがモダンですね。
今度行ってみたいと思ってます。

HANAさん、東京都現代美術館はスペースリッチという表現がぴったりのところです。建物も敷地も広いうえに、背後には広大な木場公園があります。入館料も安いんですよ。レストランも気軽なカフェもあります。
よほど注目度が高い特別展でもないかぎり、いつも空いていて、常に混雑している上野とはだいぶ違います。

最寄り駅がちょっと遠いのが難点ですが、清澄白河駅から深川の面影を探しながら歩くのも楽しいと思います。辺りには喫茶店とかリーズナブルなレストランが多いです。

街なみ景観賞ってわが町では個人のお宅でもあったりします。
こちら江東区の赤い橋は、第1回目で最初から仕組まれてたのかしら…。
路地奥で朱塗りの橋は目を惹きます。
木場公園大橋も立派で、日本は橋の技術第一級なんでしょうね。

ulalaさん、「まちなみ景観賞」というのは初めて聞きました。

新田橋は、「木場の赤ひげ先生」新田医師が、不慮の事故でなくなった夫人の霊を慰めるために昭和7年にかけた橋なんだそうです。新田医師亡きあと、地域住民がいつしか「新田橋」と呼ぶようになったらしいです。
現在の橋は建て替えられたもので、旧・新田橋は現在、富岡八幡宮側の八幡堀遊歩道に移設保存されているようです。

木場公園大橋は目立ちますよ。アメリカ西海岸みたいな風景です。ここは江戸深川なんですけど、だいぶイメージが違います。

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