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2014/03/31

藤沢周平の江戸を歩くー洲崎神社

認知症予防のためには好奇心を持つと良いらしい。しかし好奇心を持つためには、
それを掻き立ててくれるような、何らかのキッカケが必要だ。

これまで何十年も暮らしてきたというのに、地元についても江戸時代についても
知識や関心がなかった。それが「ブラタモリ」に触発されて周囲を見廻してみたら、
味もそっけもない町だと思っていたところに物語が詰まっていたのだ。
とくに時代劇や時代小説の舞台になっていることが多い。

時代小説もいろんな効用があるもんだわ。

最近の私の「お気に入り」は藤沢周平だ。小説には剣の達人でありながら不遇な
日々を送る浪人や下級武士がよく登場する。それがまたカッコいいんだよね~。

もちろん裏店長屋で暮らす町人たちも描かれている。藤沢の小説には両国橋や
本所深川一帯がよく出てくる。金のない浪人や町人が主人公だから、当然そう
なるよね。江戸城の近所なんてわけないもの。

藤沢周平は業界紙の編集長だったころ、印刷を頼んでいた墨田区緑一丁目の会社
周辺をよく散歩したという。両国橋、堅川、南割下水(現北斎通り)などがあり、
藤沢作品の舞台になっている地域だ。
江戸切絵図を見ながら小説の構想を練っていたのかな。

短編「入墨」には、堅川べりの裏店でともに育った若い二人が洲崎神社に行き、
波除碑を見ながら津波の恐ろしさを話す場面がある。

さっそく江戸切絵図を開いてみると、ちゃんと洲崎神社が載っている。現在の
地図にも載っている。

そうだ、今度お天気の良い日に洲崎神社までウォーキングしようと、咄嗟に決めた
のだった。

前置きが長くなったが、そういうわけで、先週の金曜日、自宅から木場駅の方に
向かって大横川沿いをウォーキングした。

Photo

その日だか前日だかに東京の桜の開花宣言が出されたばかりで、大横川の桜は
まだ1分咲き程度だった。でも日差しが暖かったから、土曜から日曜にかけて
満開になっただろう。

大横川も墨田区の一部と江東区部分は川として残っている。でも墨田区側は埋め
立てられて大横川親水公園となり、スカイツリーのある業平橋まで続いている。
今回は下流の江東区を歩いて行く。

Nec_0085

ふん、ふん、橋ばっかりだな。

Photo_2
(大横川と小名木川が交差するところ)

橋の工事中で川岸を歩けないところも多かった。どこもかしこも工事中だ。

Nec_0042

東京都現代美術館の裏門(北側)に出た。美術館に寄ると疲れてウォーキングが
できなくなるので、入らないことにする。

ここから目指す木場駅近くまで、緑豊かな「木場公園」が広がっている。

Photo_3

木場公園の途中からまた大横川の川べりを歩くと、河津桜の並木に出会った。
もう散りかけているけれど、鮮やかな紅色の花びらが小道を飾っていて、きれい。

Photo_4

広大な木場公園がきれると、もう木場駅は近い。「洲崎神社」は木場駅からすぐの
ところにあった。

Photo_8

波除碑は、震災と戦災の被害を受けて、文字などよく読めない。被害がなくても
読めないだろうけど(^^;)(昭和17年に東京都指定有形文化財に指定された)

Photo_10

幕府は津波対策に空地を造ったり、火災の延焼を防ぐために日除け地や広小路を
造ったりと、けっこう頑張っていたんだな。

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コメント

>幕府は津波対策に空地を造ったり、火災の延焼を防ぐために日除け地や広小路を造ったりと、けっこう頑張っていたんだな。

やはり水利事業って統治の基本なんですね。
波除地蔵とか、石碑とか、あの東日本震災まで気にもとめなかったけど、
同時の人たちは伝えそうとしてくれてたんだ。
神社って拝観料もいらないのもうれしいし、歴史の宝庫で訪ねがいありますよね。

ulalaさん、東日本大震災で津波の恐怖を目の当たりにするまでは、波除碑も単なる史跡として見るだけだったでしょう。でも今は、「子孫にこの体験を伝えなければ」というご先祖さまの意思を感じます。

東北のどこかの町に「ここから下に家を建ててはならない」と書かれた昔の碑があるそうです。地元の住民はそれを守ったので、今回の大震災では津波の被害がなかったと聞きました。

それから神社ですが、どこもふらっと気楽に入れる雰囲気ですね。
街角で神社を見かけると、最近は「どういう由緒があるのかな」と気になります。じつはこの帰りも自宅まで歩いたんですが、途中でひっそりと桜が咲いている神社を見つけて、うれしくなりました。

好奇心を何かに持つことはアンチエイジングの一番の薬ですね。
本を読んで街を歩く、映画を見て街を歩く、音楽を聴いて、テレビの番組を見て、となんでも良いんでしょうけど。
時間があまりかからず、お金もあまりかからない毎日できるようなことを日々工夫するようにとストレスコントロールの研修会で言われたんですけどなかなか実行するのは難しいですね。
東京の桜ももう満開でしょう。神戸も満開宣言出ました。
朝少し咲いていた桜が帰ってきたときには満開になってました。
ウォーキング楽しんでください。

HANAさん、アンチエイジングとボケ防止には、何か目的をもって楽しく歩き回ることが、いちばん良いんじゃないかと思います。お金もかからないし人の迷惑にもならないですから。時間はちょっとかかりますけどね。

だから足を痛めたら困ります。足に限らず体のどこかが悪かったら歩く気持ちになれませんから、やっぱり健康第一ですね。
いつも春先は花粉が飛んでいるので歩く気になれないんですが、ここのところちょっと症状が軽めです。感受性が鈍くなっているのかしら(^o^)

我が家近くの小さい公園の桜はもう散り始めました。今朝なんか白い花びらがまるで雪のように舞っていました。あっという間に満開になって散ってしまうんですね。

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