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2013/05/07

イタリア、シチリア

今日の夕刊に「イタリアの元首相アンドレオッティが亡くなった」という小さな
訃報が載っていた。94歳。マフィアとの関係を取りざたされた人にしては、ずい分
長生きをしたもんだ。

今日たまたまアンドレオッティについて書かれたエッセイを読み終わったばかり
だった。書いたのは「池波正太郎の江戸・東京を歩く」などのエッセイを書いた
常盤新平(常盤新平も今年になって亡くなった)。

常盤新平は、「世界・我が心の旅」というシリーズ(NHK出版)で「シチリア
地中海の風に吹かれて」を書いている。常盤新平とシチリアとの結びつきが意外
だったので、図書館から借りて読んでみたのだが、全編ほとんどマフィアがらみの
内容でシチリアの遺跡とか歴史、文化についてはほとんど触れていなかった。

なぜマフィア?
その答えはすぐ分かった。常盤新平はもともとアメリカ文学翻訳者で(遠いアメ
リカで直木賞を受賞している)、アメリカの社会を研究するうちに、マフィアに
関心を持ったらしい。

マフィアについて書いているといっても聞き書きだから(当然だけど)、どこ
まで真実なのかは筆者もわからないだろう。イタリア政界で7度も首相になった
アンドレオッティが裏世界とつながっているという噂はずっとあり、けっきょく
捜査対象となって権力の座を追われることになったのだが、その間にマフィア
抗争の登場人物たちはほとんど殺されてしまった。

今はシチリアもイタリアも変わっているのだろうか?

S
(ローマ)

そういえば昨日だったか「ローマの空港で乗客の荷物を盗んだ疑いで、アリタ
リアの社員49人が逮捕された」というニュースが報じられたっけ。
このニュースを聞いても、私はあまり驚かない。ありうるな~と思っている。
「盗まれるほうが悪い」というイタリア人の言葉を思い出した。

だからというわけでもないが、私はいつも機内持込荷物だけで旅行する。
どうしても無理なときは、捨ててもいい衣服やパンフ類などを預け荷物にする。

S_2
(ローマ)

このエッセイのなかにケッサクなエピソードが載っていた。
(1992年、ECの検査官はシチリアの「歩くオリーブの木」に騙されて憤慨した。
農民たちは少しでも多く助成金をもらおうと、オリーブの木を桶に植えて、ECの
検査官がオリーブの数をかぞえるとき、検査官の足なみにしたがって、桶を移動
させたのである)

憤慨する前に吹きだしてしまうわ。EUもよほど頑張らないと、あちらこちらに
助成金を吸い取られて、ガタガタになっちゃうんじゃないかしら。

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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

2年前、ミラノ駅からマルペンサ空港までシャトルバスを利用しました。
荷物を預けても預かり票をくれなくて、下車後手元に戻るまで心配でした。
日本では考えられない大雑把というかシステムの違いに驚きました。
今回のアリタリア航空の逮捕ニュースもまだ他人事。
日本人って甘いというか、完全に使用しきってます。
まだまだ自分の荷物だけでなく、自分の体を守ることにも真剣ではないですね。

アンドレオッチ、なつかし名前ですね。先日なくなったサッチャーと同じころに活躍したのだったかな。アンドレオッチのことは自分は知りませんでしたが、いろいろ話題を提供してくれたのがベルルスコーニですね。いろいろ悪いうわさがあり、確か塀の中にもはいったような気もしますが、復活していますね。

そうそう、最近のイタリアの政治家の話で笑った話。イタリアの大統領知っていますか。ナポリターノっていうんですね。イタリアの大統領は名誉職みたいなものなので、あまり話題にのぼらないので自分も知りませんでした。最近、再選されたって話題をみて、噴出しそうになりました。ナポリタンスパゲッティの宣伝にはうってつけですね(笑)。

GWはタイにいってきました。いろいろ話題があります。ツッコミを待っていますよ。

ulalaさん、ひところ日本では「水と安全はタダ」なんて言われていましたから、そういう国からいきなりイタリアのような国へ行くと、ビックリすることばかりでしょうね。イタリアから日本にきたら、もっとカルチャーショックが大きいかも(^^;)

イタリアに限らず世界にはいろんな文化や習慣があるので、そういう刺激も旅の収穫だと思いますし、日本の長所も短所も客観的に見られるという収穫もありますね。何だかんだ言いながらも私はイタリアが好きなので、これから海外旅行するとしたら、やっぱりイタリアがらみになるでしょう。

不安があるとしたら治安よりむしろ自分の健康ですね。年齢とともに体力が落ちてくるので、何でも自己責任のひとり旅はだんだん難しくなります。旅のプランも「動き回り型」から「じっくり滞在型」に変わらざるを得ないでしょう。
でもノンビリできないタチなので、これが一番難しそうです。

とんびさん、昨日の新聞に「ベルルスコーニが脱税で有罪」という記事が載っていました。まあこの程度のことはベルルスコーニにとって痛くも痒くもないのでしょうが‥‥。
イタリアの友人に「何でイタリア人はあんな人に投票するの?」と聞いたら「ベルルスコーニは大金持ちだから、国にお金がなくなったらポケットマネーから出してくれると国民は思っているんじゃない」と言っていましたわ。あながち冗談とも言えない‥‥。

私もナポリターノ大統領の名前は知りませんでした。
日本人だとナポリタンと聞けばすぐスパゲッティを思い浮かべるでしょうが、これは日本独特のお料理でイタリアにはスパゲッティナポリタンというのはないんです。ピッツァ・ナポリターナというのはあったと思いますが。ロマーナ、ミラネーゼ、ボロネーゼ等々、イタリアはやっぱり地方色が濃いですね。

タイにいらしたんですね。旅行記を読ませていただきます。
タイといえばタイ料理です。バンコクで食べたタイ料理は、日本で食べるのとそんなに違わないように思いました。
中国料理なんかは日本と中国ではだいぶ違いますが、タイ料理はまだ日本に入ってきて日が浅いので、本家とあまり変わらないんでしょうね。

アリタリアのニュースを聞いた時、ちょっとびっくりしました。

別に荷物を扱っている人が中身を抜いていたのは想定内ですが、それを摘発できたことが驚きでした。もっと組織的にやっているのはきっとばれないんでしょうけど。私も今回の旅で最後に鍵が壊されて貴重品は荷物に絶対預けるものじゃない、と思いました。でもきっと私のカバンのカギを壊した人は開けてみてすぐこりゃ貧乏人のカバンだ!ってわかったから何も盗らなかったのでは、と想像しています。

良いことも悪いこともイタリアはよく日本で話題に上ると思います。それだけ日本人がイタリアを身近に感じているからだろうと思います。
同じように王制があるスペインなのにそちらは失業率が高いことぐらいしか上がりませんね。どうやらスペイン王室もスキャンダルだらけで支持率低下が激しいらしいです。

HANAさん、そういえばイタリアのニュースってけっこう見かけますね。歴史遺産の宝庫、美味しい料理、風光明媚な自然‥‥そんなプラス面の真逆にあるハチャメチャな社会、このコントラストの強さが傍目には面白いのかもしれません。

ところでアリタリアの社員逮捕の件ですが、HANAさんのコメントを見てハッと思いついたことがあります。私の読んだ記事によると、アリタリアの南部カラブリア州への国内線で盗難が多発したようなんですが、この路線の荷物って金目のものが一番少なそうじゃないですか?どうせ盗むのなら国際線の方が見入りが断然いいと思うんですよ。

ひょっとしたら乗客ぐるみの「保険金詐取」だったんじゃないかしら。あまりの被害の多さに音を上げた保険会社が文句を言い、イタリアの警察もしぶしぶ(^^;)捜査をすることになったんじゃないか?

逮捕された社員が49人ということは、少数の不心得者の仕業じゃないってことですから、何らかのバック組織があるってことでしょうね。やれやれ。

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