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2013年5月

2013/05/23

スカイツリー1周年記念コンサート

東京スカイツリー1周年を記念して5月22日に「すみだトリフォニーホール」
新日本フィルのコンサートがあった。このあいだの記念コンサートは(何の記念
だったか忘れた)1日ごとにベートーヴェンの6番、3番、4番だったけど、
今回は1日だけで昼間に6番「田園」3番「英雄」をやり、夜は4番とプラス1で
5番「運命」が演奏された。電車に乗って来る人もいるだろうから、1日で数曲の
ほうが良いと思う。指揮者は広上淳一さん。

私は夜の部だけ聴いた。チケット代は1回3,000円のところすみだ区民は2,000円と
お得になる。ちなみにスカイツリーの展望台料金もすみだ区民割引がある。
スカイツリーが出来てから地元商店街は売り上げが落ちたと言われているから、
気を遣っているのかしら。

コンサートは情熱的な広上さんの指揮で盛り上がった。広上さんのオーバーアク
ションの指揮ぶりに、指揮台から落っこちやしないかと心配したけど(^o^)

また何かの記念にお得料金の演奏会をやってほしいな。

S

何とか観光客を地元に引っ張り出そうと、昨日から近辺ウォーキングツアーを
始めたようだ。「鬼平犯科帳ゆかりの寺」ということで、すぐ前にある春慶寺にも
行くようだけど、観光客はスカイツリーに負けず劣らずモダンなオフィスビルの
ようなお寺にはビックリするだろうな~(^^;)

2013/05/18

東京スカイツリーの隅田川デジタル絵巻

この間高崎市美術館「ジパング展」(沸騰する日本の現代アート)で「山口晃」
ボリュームたっぷりの細密画に見入ってしまったが、それと似た雰囲気の巨大壁画が
東京スカイツリーにある。私は最初これも山口晃作品だと思ったのだが、調べて
みるとチームラボ制作の「隅田川デジタル絵巻」というものだった。

S
(真ん中の明るくなっている部分はアニメーションで、車や船や人々が動く)

S_2

隅田川の上空で千手観音がたくさんの手をグルグル回している。ひとつの
手は携帯を握っているらしいのでジッと目を凝らして見たが分からなかった。

S_3

赤富士と東京タワー。壁画の隅には寅さんもいた。

「チームラボ代表のインタビュー」の2ページ目を読んで、なるほどと思った。
アジア人は手数に感動するんだとか。私が職人技に感心するのもそのせいなの
かな。でもこの巨大壁画にいくつもの時代が描き込まれていて、単に精密なだけ
でなくコンセプトも面白いと思う。

ちなみに展望フロアには江戸時代の細密画「江戸一目図屏風」(レプリカ)が
ある。私が見たのは夜だったので暗くて細かい部分は見えなかったが、両方を
比べてみたら「やっぱりこれは日本人のDNAだ」と思うんじゃないかしら。

この壁画は1階の団体用フロアにある。私は今までこのフロアに来なかったので、
ずっと壁画に気付かなかった。個人でスカイツリーに来る人はこのフロアに立ち
寄らないだろうし、団体は忙しそうにエレベータに直行するので、壁画をジックリ
眺める人はあまり多くない。ちょっと勿体ない気がする。

S_4

今日は「博物館の日」で東京国立博物館の本館や東洋館に無料で入れるのだ。
それで浅草までウォーキングしそこから地下鉄で上野まで行ったのだが、浅草では
三社祭のお神輿と遭遇した。

S_5

縁起がいいかな。

S_6
(東京国立博物館)

上野公園も人、人、人だった。東京国立博物館も、特別展「大神社展」を見に来た
人も多いのだろうが、普段より混み合っていた。ここでついにエネルギーが枯渇し、
ソファで缶コーヒーを飲みながら長々と本を読んで過ごした。

2013/05/12

青春18きっぷの旅(残りきっぷで日帰り旅)

5枚つづりの青春18きっぷのうち1枚が残ったので、使用期限(4月10日)の前日に
日帰り旅してきた。

第一の目的は熊谷にある「妻沼聖天山」(めぬましょうでんざん)だ。
日本三大聖天のひとつで、豪華な彫刻を施した本殿が最近国宝に指定されて
話題になった。

S

ニュースを聞くまで「妻沼聖天山」のことは全く知らなかったが、その彫刻を
写真で見て思い浮かべたのは「石川雲蝶の彫刻」だった。でも装飾過多のところは
日光東照宮と似ているかな。

ところが電車のなかで資料を見ていたら「妻沼聖天山に入れるのは10時から」と
なっているではないか。時刻を見たら10時までだいぶ時間がある。駅からバスで
25分ほどかかるらしいが、それでも1時間以上待たなければならない。
どうせ待つのなら高崎のほうが良さそうだ。駅前に美術館があるから、そこに
立ち寄ってからにしようと、熊谷を通過して高崎まで行くことにした。

S_3

そうやって高崎に行ったのだが、駅に着いたら「上信電鉄」で「富岡製糸場」に
行けることが分かり、断然関心がこちらのほうに向いてしまった。
せっかくここまで来たんだから、ぜひ「富岡製糸場」を見てこよう。

S_2

JR高崎駅のすぐ隣にホーム1本だけの素朴な上信電鉄があった。
「往復乗車券と製糸場への入館券」がセットになったお得なチケット(1600円)を
買いコトコト電車に揺られて「上州富岡駅」で下りた。

S_4

駅前の市役所には、「富岡製糸場を世界遺産に」の垂れ幕がかけてあった。
世界遺産への門はどんどん狭くなっているから、富岡製糸場が承認されるかどうか
楽観はできないわね。

S_5

のんびりした町を15分ほど歩いたところに「富岡製糸場」があった。

S_6

年配女性中心の団体が見学していた。ここで働いていた人もいるようだった。

S_7

S_8

富岡はさしずめ富岡製糸場の城下町のようだった。これだけの設備を今日まで
保存してくれた関係者に感謝して、また高崎に戻った。

高崎で遅い昼食を食べ、駅近くの「高崎市美術館」で「ジパング展」を見た。
「沸騰する日本の現代アート」という副題がついている。これが面白かった。
モダンアートはムリヤリ理解しようと思わず、面白いかどうかで判断したほうが
いいような気がする。山口晃の屏風図のような作品には見とれてしまった。

東京スカイツリーに「隅田川デジタル絵巻」という巨大壁画がある。
これが山口晃の作品に似ているのだ。チームラボ制作となっているけれど‥‥。
この間この壁画の写真を撮ってきたので、近いうちにアップします。

S_9

高崎から熊谷に戻りバスで30分くらい揺られて「妻沼聖天山」に着いたら、もう
夕方になっていた。団体客がいたが帰るところだったので、ウルトラバロックの
ような彫刻をひとりでジックリ見ることができた。
西日が強くて写真がうまく撮れなかったのが残念だけど。

S_10

S_11

この本堂は「歓喜院聖天堂」という名称らしい。名前も絢爛豪華でピッタリだ。
東西二つの鳳凰の彫刻は江戸の2大名人の作と書いてあったから、複数の職人が
制作に携わっていたようだ。

S_12
(高崎駅にて。都心のターミナルをいくつも通って小田原まで行く)

帰りは「湘南新宿ライン」で行けるところまで行くつもりだったが、予定外の
ところに足を延ばしたものだからスッカリ疲れてしまい、新宿で降りて帰宅した。

これで青春18きっぷを無事使い切った。またこういう気まま旅をしたいわ。

2013/05/07

イタリア、シチリア

今日の夕刊に「イタリアの元首相アンドレオッティが亡くなった」という小さな
訃報が載っていた。94歳。マフィアとの関係を取りざたされた人にしては、ずい分
長生きをしたもんだ。

今日たまたまアンドレオッティについて書かれたエッセイを読み終わったばかり
だった。書いたのは「池波正太郎の江戸・東京を歩く」などのエッセイを書いた
常盤新平(常盤新平も今年になって亡くなった)。

常盤新平は、「世界・我が心の旅」というシリーズ(NHK出版)で「シチリア
地中海の風に吹かれて」を書いている。常盤新平とシチリアとの結びつきが意外
だったので、図書館から借りて読んでみたのだが、全編ほとんどマフィアがらみの
内容でシチリアの遺跡とか歴史、文化についてはほとんど触れていなかった。

なぜマフィア?
その答えはすぐ分かった。常盤新平はもともとアメリカ文学翻訳者で(遠いアメ
リカで直木賞を受賞している)、アメリカの社会を研究するうちに、マフィアに
関心を持ったらしい。

マフィアについて書いているといっても聞き書きだから(当然だけど)、どこ
まで真実なのかは筆者もわからないだろう。イタリア政界で7度も首相になった
アンドレオッティが裏世界とつながっているという噂はずっとあり、けっきょく
捜査対象となって権力の座を追われることになったのだが、その間にマフィア
抗争の登場人物たちはほとんど殺されてしまった。

今はシチリアもイタリアも変わっているのだろうか?

S
(ローマ)

そういえば昨日だったか「ローマの空港で乗客の荷物を盗んだ疑いで、アリタ
リアの社員49人が逮捕された」というニュースが報じられたっけ。
このニュースを聞いても、私はあまり驚かない。ありうるな~と思っている。
「盗まれるほうが悪い」というイタリア人の言葉を思い出した。

だからというわけでもないが、私はいつも機内持込荷物だけで旅行する。
どうしても無理なときは、捨ててもいい衣服やパンフ類などを預け荷物にする。

S_2
(ローマ)

このエッセイのなかにケッサクなエピソードが載っていた。
(1992年、ECの検査官はシチリアの「歩くオリーブの木」に騙されて憤慨した。
農民たちは少しでも多く助成金をもらおうと、オリーブの木を桶に植えて、ECの
検査官がオリーブの数をかぞえるとき、検査官の足なみにしたがって、桶を移動
させたのである)

憤慨する前に吹きだしてしまうわ。EUもよほど頑張らないと、あちらこちらに
助成金を吸い取られて、ガタガタになっちゃうんじゃないかしら。

2013/05/04

青春18きっぷの旅(津の三重県立美術館)

伊勢市から「快速みえ」に乗ってその日泊まる「津」に向った。
この「快速みえ」は鳥羽~伊勢市~津~名古屋という経路なので、津から四日市の
あいだはJRでなく「伊勢鉄道」となる。
快速は青春18きっぷで乗ることが出来るが、伊勢鉄道部分は別料金490円を払わ
なければならない。翌日は津から「快速みえ」で名古屋に行ったので別料金を
払ったが、快適だったので十分ペイした。

津に泊まることにしたのに特別の理由があったわけではない。
県庁所在地なのでビジネスホテルがあるということと、こんな機会でもなければ
滞在することはないと思ったからだ。

ホテルは今回の宿のなかでは一番モダンでシティホテルに近かった。駅でワインと
量り売りのお惣菜を買い、まずはひと安心。ホテルのレストランが「貸し切り」で
利用できなかったから、駅で夕食を買ったのは正解だった。

それにしても「津」は県庁所在地にしては静かな印象を受けた。都会の駅前には
ふつうデパートなど大型商業施設があるものだが、津の駅前にはそれらしい建物が
見当たらなかった。繁華街は別のところにあるのかしら?

夜のニュースで「明日は荒れた天気になる」と予報していたので、翌日は家に
帰ることにした。お天気が良かったら富士宮辺りに泊まり「身延山」に行きた
かったが、これは自然どっぷりコースなので、晴れるということが絶対条件に
なる。大荒れの天気予報ではとても無理だ。

まっすぐ帰ることにしたので、翌朝はユックリできた。バイキング形式の朝食も
美味しかった。

さいきん読んだエッセイのなかに、「ありきたりでも質素でも旅先のホテルの
朝食は楽しみ」という文章があったっけ。私もまったく同感だ。コーヒーとパン
だけのコンチネンタルでも、ホテルで朝食を食べると幸せな気分になる。

せっかく津に来たのだから地元のミュージアムだけでも行こうと思い、フロントで
「三重県立美術館」のマップを貰った。ホテルから徒歩10分くらいととても近い。

S

開館時間が9時半なので、それまで部屋でのんびりテレビを見て過ごし、少し
早めにホテルを出た。辺りは県庁やお寺や公園がある閑静な所で、桜の街路樹を
眺めながら坂道を少し上がって行くと、立派な建物があらわれた。

S_2

私は地方の美術館が好きだ。館内は良く手入れされているし、数は少なくても
珠玉の作品が展示されているので、じっくり鑑賞することができる。そしてどこも
空いている。三重県立美術館も、朝一番だったこともあって、入館者の姿は見当た
らなかった。

地方の美術館のもう一つの魅力は、その土地にゆかりの芸術家の作品を展示して
いることだ。こういうところで、初めて知る画家も多い。今回も特別展示されて
いた「八島正明展」が心に残った。「時の流れとともに人々は過ぎ去り、その影
だけが残された」そんな印象の絵画だった。

津での見学はこの美術館だけにして、「快速みえ」で名古屋に行き、そこで「みそ
かつとエビフライ」でも食べようかと駅周辺をうろついた。でもあいにくお昼時で
どこも満員だったので、また列車に乗って豊橋まで行った。往路では浜松で鰻を
食べたので、帰路は別の街で食事をしたかった。

ところが豊橋に着いたら急に「豊川稲荷」に行きたくなり、ちょうど出発するところ
だった飯田線に飛び乗った。

S_3

どんより灰色の雲が垂れ込めていたせいか、訪れる人は少なかった。何とかもって
いたお天気だったが、豊川稲荷で雨が降り始めた。あまり寄り道ばかりしていると
東京に着くのが遅くなるので、観光はここでおしまいにして、駅で買った稲荷寿司を
食べながら、後はひたすら列車を乗り継いだ。

熱海に着くと東京はもうすぐだ。小田原だったかその次の駅だったか「横浜、
新宿方面にお急ぎの方は、次の駅で湘南新宿ラインにお乗換えください」という
車内放送が流れた時は、こんなところにまで通勤電車の湘南新宿ラインが来ている
のかとビックリした。

錦糸町直行の横須賀線に乗り換えるには、横浜より大船のほうがラクなので、
私はそのまま東海道本線に乗っていたけれど、その放送を聞いて乗客が
ぞろぞろ降りていった。

こうして初めての青春18きっぷの旅はひとまず終わった。きっぷが1枚残った
ので、1週間以内に日帰りでどこかに行ってこなくては。

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