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2013/05/12

青春18きっぷの旅(残りきっぷで日帰り旅)

5枚つづりの青春18きっぷのうち1枚が残ったので、使用期限(4月10日)の前日に
日帰り旅してきた。

第一の目的は熊谷にある「妻沼聖天山」(めぬましょうでんざん)だ。
日本三大聖天のひとつで、豪華な彫刻を施した本殿が最近国宝に指定されて
話題になった。

S

ニュースを聞くまで「妻沼聖天山」のことは全く知らなかったが、その彫刻を
写真で見て思い浮かべたのは「石川雲蝶の彫刻」だった。でも装飾過多のところは
日光東照宮と似ているかな。

ところが電車のなかで資料を見ていたら「妻沼聖天山に入れるのは10時から」と
なっているではないか。時刻を見たら10時までだいぶ時間がある。駅からバスで
25分ほどかかるらしいが、それでも1時間以上待たなければならない。
どうせ待つのなら高崎のほうが良さそうだ。駅前に美術館があるから、そこに
立ち寄ってからにしようと、熊谷を通過して高崎まで行くことにした。

S_3

そうやって高崎に行ったのだが、駅に着いたら「上信電鉄」で「富岡製糸場」に
行けることが分かり、断然関心がこちらのほうに向いてしまった。
せっかくここまで来たんだから、ぜひ「富岡製糸場」を見てこよう。

S_2

JR高崎駅のすぐ隣にホーム1本だけの素朴な上信電鉄があった。
「往復乗車券と製糸場への入館券」がセットになったお得なチケット(1600円)を
買いコトコト電車に揺られて「上州富岡駅」で下りた。

S_4

駅前の市役所には、「富岡製糸場を世界遺産に」の垂れ幕がかけてあった。
世界遺産への門はどんどん狭くなっているから、富岡製糸場が承認されるかどうか
楽観はできないわね。

S_5

のんびりした町を15分ほど歩いたところに「富岡製糸場」があった。

S_6

年配女性中心の団体が見学していた。ここで働いていた人もいるようだった。

S_7

S_8

富岡はさしずめ富岡製糸場の城下町のようだった。これだけの設備を今日まで
保存してくれた関係者に感謝して、また高崎に戻った。

高崎で遅い昼食を食べ、駅近くの「高崎市美術館」で「ジパング展」を見た。
「沸騰する日本の現代アート」という副題がついている。これが面白かった。
モダンアートはムリヤリ理解しようと思わず、面白いかどうかで判断したほうが
いいような気がする。山口晃の屏風図のような作品には見とれてしまった。

東京スカイツリーに「隅田川デジタル絵巻」という巨大壁画がある。
これが山口晃の作品に似ているのだ。チームラボ制作となっているけれど‥‥。
この間この壁画の写真を撮ってきたので、近いうちにアップします。

S_9

高崎から熊谷に戻りバスで30分くらい揺られて「妻沼聖天山」に着いたら、もう
夕方になっていた。団体客がいたが帰るところだったので、ウルトラバロックの
ような彫刻をひとりでジックリ見ることができた。
西日が強くて写真がうまく撮れなかったのが残念だけど。

S_10

S_11

この本堂は「歓喜院聖天堂」という名称らしい。名前も絢爛豪華でピッタリだ。
東西二つの鳳凰の彫刻は江戸の2大名人の作と書いてあったから、複数の職人が
制作に携わっていたようだ。

S_12
(高崎駅にて。都心のターミナルをいくつも通って小田原まで行く)

帰りは「湘南新宿ライン」で行けるところまで行くつもりだったが、予定外の
ところに足を延ばしたものだからスッカリ疲れてしまい、新宿で降りて帰宅した。

これで青春18きっぷを無事使い切った。またこういう気まま旅をしたいわ。

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コメント

目に付いたもの気になったもの、思いつくまま気まま旅、面白そう。
この年齢になってやっと興味のわいてきたものたくさん出現してます。
身近にこんなに知らんこといっぱいあったんやなぁ~と、つくづく思い知らされてます。

生駒山の聖天さんは昔よくお参りしました。
ここまで賑々しくはなかったですけど、ともに日本三大聖天なんですね。

 いいですね、こういう旅。自分の故郷広島に帰国してからしばらく鉄道を使った旅をしてないので、ちょっと憧れます(゚ー゚)。

石川雲蝶の彫刻が思い浮かぶという彫刻がされている国宝見てみたいですね。

日本全国いろんな「三大なんとか」っていうのがありますね。
今回の日本三大聖天については全然知りませんでした。
いい加減な気持ちでお参りしてはいけないのかしら。

富岡製糸場、昨夏に富岡まで行ったのに遅くについたので見ることができませんでした。ご紹介ありがとうございました。

青春18きっぷは関東地方のように広い範囲にいろいろな路線があって見どころもたくさんあるような地域こそ使い甲斐があると言えますね。地方の私鉄も絡めると今回のように楽しめますし。

夏には私もまた使いたいと思ってます。

ulalaさん、私は最近まで‥と言うか今も、聖天さまについては知識がないんですよ。弘法大師とご縁があるようですね。

熊谷からバスで30分以上かかったので、昔の妻沼はきっと田舎の小さな村だったんでしょう。地元の人に愛され親しまれてきた聖天さまだと思いました。

日本全国の小さな村や町に、思いがけないお宝があります。何かきっかけを見つけて、ふらっと訪ねるのも楽しいですね。ここが国宝に指定されなかったら、一生来ることが無かったでしょう。そういう意味で国宝や世界遺産など文化財指定は良いことですわ。

おりんぴあさん、広島周辺は普通列車の旅にぴったりの土地じゃないですか。関西にも九州にも四国にも山陰にも近いので、青春18きっぷを使ったら多彩な旅が出来そうです。行きたい場所が多すぎてキリがない気もしますけどね。夏にぜひ試してみてください。

HANAさん、妻沼聖天山の彫刻は見ごたえありましたよ。石川雲蝶もそうですが、目立たない地方のお寺にあっと驚く職人技の文化財があったんですね。職人ってスゴイですね。まだまだ日本全国にありそうな気がします。HANAさんはヨーロッパの教会建築や芸術をたくさんご覧になっているから、日本の神社仏閣建築や芸術にも関心があるんじゃないですか?

富岡製糸場は日本産業のあけぼのという印象で、その時代の匂いがしました。世界遺産にならなくても、大事に保存してもらいたいです。富岡市は小さかったけれど、観光に力を入れているのでしょう、きれいな休憩所がありました。

青春18きっぷはこれからも続けてもらいたいです。夏は大丈夫でしょうねぇ‥‥。今度こそ身延山に行きたいと思っているんですが。

熊谷とかつての下野国が地理的に近いのでしょうか。
奈良時代の道鏡が、下野薬師寺別当を命ぜられて下向し赴任地の下野国で没した、という史実があります。
昔の関東平野はかなり内陸まで海だったとか。
利根川を遡れば、栃木県とか行きやすかったそうで。
上総、下総もなぜ位置的にそう呼ばれるかというと、船を使うと今とは違うらしいです。
となると、この妻沼聖天山も当時は賑やかな交通の要所だったとか?

ulalaさん、お話を聞いてWikipediaを見たら、この辺りは下野国、上野国のもとになった毛野という文化圏が栄えていたと書いてありました。地図を見るとすぐ近くを利根川が流れていますね。また熊谷駅近くには荒川も流れています。川や海を通って人々や文化、物産が行き来したんでしょうね。

富岡製糸場に行く時乗った上信電鉄の沿線に、上野国一の宮、貫前神社(ぬきさきじんじゃ)という神社があり(ブログの写真の隅に上州一ノ宮の駅名が見えます)、パンフを見ただけなんですが心に残りました。この地域には他にも古くからの神社やお寺がありそうです。また青春18きっぷで行ってこなくちゃ。

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