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2013/04/25

青春18きっぷの旅(伊勢神宮)

翌朝は6:27の串本始発電車に乗った。前日に目的の無量寺に行くことが出来た
ので、翌日は伊勢神宮に行ってからホテル予約してある津に向うことにした。

「串本」には、120年前に遭難した「軍艦エルトゥールル号」の歴史があり、
今でもトルコとの縁が深い。私は歴史秘話の類が好きなので、できたら「トルコ
記念館」に行きたかったが、いずれまた熊野詣でに来るだろうから、その時でも
いいと思いなおした。

串本のビジネスホテルは古い建物で、泊り客の姿もなかったけれど、駅前だから
便利だった。チェックアウトしようとしたら「鍵をカウンターに置いていって下さい」と
貼り紙がしてあった。ちょっと無用心だわね。

このホテルは入口脇に男女共用の温泉があって、「男性の場合は鍵をかけないで
下さい」と書いてあったから、女性が入るときは貸切風呂のように鍵をかけて
入るようだ。もっとも私が行った時はまだ誰もお風呂に入った形跡がなく、だいぶ
古ぼけた印象でスパのようにわけにいかなかったけれど、硫黄(?)のような
匂いが漂っていて湯治場気分で暖まることができた。(お部屋にもバスあり)

S
(伊勢市駅前は工事中)

多気で乗換え伊勢市に着いたのはお昼少し前。駅のコインロッカーに荷物を入れ、
さっそく「外宮」>(豊受大御神、とようけおおみかみ)に向う。

S_3

駅前からすでに参道だ。「伊勢神宮の謎」という文庫本によると、昔、外宮で
参拝した人が内宮に行く途中にある遊郭でお金を使ってしまい、内宮にはお金が
あまり落ちなかったので、両神宮にはトラブルが絶えなかったのだとか。

S_2

今は内宮のお土産街のほうが観光客で賑わっていて、外宮の参道は午前中のせいか
人通りが少なかった。

S_4

まずは参拝。神宮の深い森が脳をしゃきっとさせてくれる。フィトンチット効果も
あるのかな。時々気持があらたまる場所に来るのも、精神衛生上良いことだと
思う。

案内図にあった外宮の別宮「月夜見宮」(つきよみのみや)に行ってみることに
した。何となく心ひかれる名称だったから。(内宮の別宮に月讀宮がある。同じ
ご祭神で、天照大神の弟神でスサノオノミコトの兄神のツクヨミ(ツキヨミ)
ノミコト)

S_5

<外宮の北御門から真っすぐ月夜見宮に至る宮後町の道は、昔並木があり、その
道の真中は歩かない、また穢れに触れてしまった者はその道を避けて通らなかった
という習慣がありました。町の古老の伝える歌に
 宮柱建て初めしより月讀の神の生きかふ中のふる道
 月讀の宮仕へとて夙(つと)に起き通ふ神路を清めざらめや
とあり、この道は神様の通う道であると信じられ大切にされていたようです。
現在もこの道は地元の人々に「神路通り」と呼ばれ、親しまれています。>

S_6

あわわ、こんなこと知らなかったので、道の真ん中を闊歩してしまった。
神様、お許しください。もう一度行って道を歩きなおしてこなくちゃならないわ。

実際に体験しないと知識が脳に定着しないので、いつも情報収集や事前学習が
不足している私。面倒臭がりやという面もあるけれど‥(-_-;)
そして戻ってから「あ~何てことをしたんだろう」と反省したり口惜しい思いを
するのだった。

S_7

私が行ったとき「月夜見宮」は参拝する人も無く、宮司や巫女の姿も無かった。
こちらも式年遷宮で新しいお宮を築っている最中のようだった。

S_8

この「月夜見宮」のすぐ近くに由緒ありそうな糀屋の看板と建物を見つけた。
新潟県長岡市の「摂田屋地区」と同じ醸造の匂いがする。

S_9

神路通に面した駐車場に大きな看板が出ていた。どうやらレストランを営業して
いるようだ。ここまで歩いてきて、だいぶお腹が空いている。ここは是非味噌ラー
メンを食べてみようと、古い蔵を改築したレストランに入った。

美味しい味噌ラーメンでお腹いっぱいになって、明るい日の光がサンサンと降り
そそぐ神路通をまたぶらりぶらりと歩いた。神様、返す返すのご無礼をお許し
ください。

S_10

外宮前からバスに乗り「内宮」(皇大神宮、こうたいじんぐう)に行った。

S_11

こちらは観光客や参拝客でごった返していた。人が多すぎると、どうも厳粛な
雰囲気が薄れてしまう。でも昔は「お伊勢参り」を名目に観光旅行にでかけた
ようだから、これもまた正しい伊勢神宮参拝の姿なのかもしれない。

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旅・国内」カテゴリの記事

コメント

私が小学生だった頃(かなり昔ですね)、大阪の小学校は修学旅行が伊勢志摩、と決まってました。そして先生は赤福餅のお土産の注文を取っていた。キックバックあったのかしら。

お伊勢参りというとその時のことを思い出すのですが、はて、伊勢神宮のことはちっとも覚えていないんですよ。昨年成人してからはじめて自分から行ってみたのですが、こんなに広いところだとは思いもよりませんでした。また、いろいろ点在しているようで、伊勢参り用の切符が近鉄から売り出されているぐらいなんですよね。
写真を拝見してもあわただしく回ったので全然覚えていない、回っていないところがたくさんありそうです。

志摩のほうはミキモトパールの島に行ったこととか、真珠の凄いベルがあったのを覚えているんですが、子供心に欲しかったのかしら。もし、志摩も行かれるようでしたら、水族館割合良いです。

国内もいろいろと奥が深いですよね。

HANAさん同様、小学校の修学旅行で参拝してますがほとんど記憶ないです。
30歳になる娘もやはり修学旅行で行きましたが、長い参道の玉じゃりで靴がまっ白になったのが思い出らしい。
参道の中央は神様が歩かれる云々は、何度も聞いているのに、
実際どこぞの神社お参りしたら全く忘却のかなた。
ぷらぷらとたぶん真ん中歩いてます。
失礼な参拝の仕方だし、まして参拝したことすら忘れてたりで、これではご利益ないのももっとも。

HANAさん、小学校の修学旅行が伊勢神宮というのはスゴイですね。私の小学生時代なんて、修学旅行に行かなかったと思います。中学と高校の修学旅行で京都・奈良に行きましたけど。
新潟県人は東京に就職するケースが多いので、修学旅行といえば決まって京都・奈良でした。

私が東京に来たのは、高校卒業時に就職試験を受けに来たときが初めてなんです。一人だったので不安で不安で、大通りをちゃんと渡れるだろうかと心配していたのを覚えています。あっという間ですね~時の経つのは‥‥(-_-)

先生が赤福の注文を取るというのも可笑しいですね。そういえば少ないお小遣いで家族にお土産買うのが楽しみでした。赤福は有名だから買う人が多かったんでしょうね。今回は志摩には行きませんでした。ミキモトパールの島には行ってみたいわ。もちろん目の保養だけですけど。

ulalaさん、大阪から京都や奈良は、修学旅行地としては近すぎるんでしょうね。伊勢志摩が小学生にはちょうど良い距離なんでしょう。

そもそも関西には歴史ある立派な神社仏閣がごまんとあるので、伊勢神宮を見てもそんなに強い印象がなかったんでしょう。伊勢神宮については大人だって理解できないことが沢山ありますから、子供が何も覚えていなくて当然ですわ。

でもこうやって各地の神社など訪ねてみると、古事記の神々とのつながりが分かって、やっぱりもう少し学習したいと思います。放送大学で「日本古代中世史」という講座があったので受講しようか迷っているうちに締め切られてしまいました。今度こそ申し込まなくちゃ。

神路通り!工事したものです。工事中も、”神様の通り道だから必要以上に踏まない!”と言われながらしたのを思い出しました。伊勢は今あちこちで工事が進んでいます。式年遷宮までは大忙しです。伊勢市駅前の工事も実は・・写真にちょこっと写ってました。地元に住んでるとなかなか伊勢神宮にはいかないものなのですが、こうやって写真で紹介されたりするんだから、綺麗に仕事しなきゃな~と改めて考えさせられました。伊勢市駅前にも新しく鳥居が立ちました。伊勢神宮からの払い下げで綺麗に仕上げて再利用!みたいなものだそうです。外宮前もあちこちで工事が進んでいます。観光地化しそうですがまた新しくなったら尋ねてみてください。

doriktさん、神路通の工事に携われたなんて、すごく名誉なことですね。二十年に一度の式年遷宮で伊勢はどこも工事中でしたが、日本の歴史と深い関わりのある行事ですから、年度末にあちこちで始める下水道工事なんかとは次元が違います。

工事された方も、ずっと神様を意識してはいられないでしょうが、時々ふっと気持が引き締まるんじゃないでしょうか。

伊勢市駅前に伊勢神宮払い下げの鳥居が立ったのですか?
駅前から外宮の参道が続いていましたから、鳥居はふさわしい場所に立ったと言えますね。駅に降り立った観光客は鳥居を見て「あ~伊勢神宮に来たんだ」と感動することでしょう。私もまた行きたいと思います。

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