無料ブログはココログ
2017年6月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  

« 都バス1日券で花めぐり | トップページ | 青春18きっぷの旅(伊勢神宮) »

2013/04/23

青春18きっぷの旅(串本無量寺)

紀勢本線「亀山8:23発~多気9:36着9:43発~新宮13:20着14:00発~串本15:04着」

これを逃すと串本着18:15着しかなくなるので、亀山観光は早朝の散策だけで
済ませるしかなかった。
紀伊半島の先まで半周するだけなのに、ずい分時間がかかると思っていたら、
この路線は止まっている時間がやたらと長いのだ。

紀伊長島では30分も停車していた。
列車の窓から歴史ありそうな建物がチラッと見えたので、降りて駅前を歩いて
みようかと思ったが、雨が降っていたのでやめた。

この列車はローカル線だけど新幹線並みの立派なトイレがあった。かたわらには
「避難用具」と書かれたまだ真新しい黄色の袋もあった。地震、津波に備えて
いるんだろうか。紀勢本線は熊野の海と山に挟まれて走っているので、奥深い
自然や歴史とともに津波や土砂崩れといった災害もついてまわる。

でも津波に襲われてもこの山を駆け上がるのは無理だろうと、潅木が生い茂る
山肌を見上げながら思った。樹木にひっかかって波にさらわれずに済むのを、
祈るしかない。

S

朝から降っていた雨も、串本に着いたときには止んでいた。ラッキー。
目的の「無量寺」は「雨天は収蔵庫の拝観ができない」ようなので、今日雨なら
お寺に行くのは明日に延期しなければならなかった。

開館は16:30までなので、駅前のビジネスホテルに荷物を預け、大急ぎでお寺に
向った。

S_2

無量寺は駅前から徒歩15分ほどの分かりやすい場所にあった。

S_3

受付で一人事務をしていた女性に襖絵を鑑賞したいと伝え、入館料1300円を払って
展示室に上がる。人の姿は無かった。ひと通り見て廻ると、次は収蔵庫に案内
すると言う。

S_4

二重扉の頑丈な収蔵庫の中に入ると、その中には目玉作品の長沢芦雪「虎と龍」
襖絵、丸山応挙の襖絵などが整然と配置されていた。女性が見どころを説明して
くれる。

収蔵庫の原本を見終わると、次は本物の代わりにレプリカを配置した部屋に案内
された。本堂に入ると、虎の襖絵が部屋いっぱいに広がっていた。今にも飛び
かかってきそうな眼光をこちらに向けている。いきなりこの部屋に案内された
人は、さぞかし驚いたことだろう。

レプリカと言っても現代科学の粋を集めた「デジタル複製画」なので、、私の
ような素人には本物と見分けがつかない。
やっぱり襖絵や壁画は、建物とともにあってこそ存在感を発揮すると思った。
この技術のおかげで、部屋の雰囲気をそのまま体感することが出来るし、文化財も
保護できる。

「今日は午前中雨だったし、明日には展覧会出展のため荷造りを始めようかと
思っていたんですよ」と女性が言った。ぎりぎりセーフだったな。良かった、
良かった。

S_5

お寺を出て、ブラブラと海岸沿いの道を歩いてみた。串本は海の観光地だから
夏はダイバーなどで大賑わいなんだろうが、今はシーズンオフだからひっそり
していた。

S_6

« 都バス1日券で花めぐり | トップページ | 青春18きっぷの旅(伊勢神宮) »

旅・国内」カテゴリの記事

コメント

串本はいつも素通りする場所ですね。海中公園とかあったけど、白浜と新宮というのが和歌山の2大観光地と言う印象なので途中下車や車で行っても立ち寄り場所という感覚がありませんでした。
でもこんなすごいお寺があったとは。この田舎で1300円の拝観料はビックリですが、これを見にわざわざ東京から来る人もいるのだから、この値段でも良いのでしょうね。俄然行きたくなってきました。
夏にでもこのあたりに行ってみようかな、と思います。
シーズンオフでなくてもこの辺りの町はいつもひっそりしているような・・・・。

HANAさん、石川雲蝶を訪ねる旅をしてから、地方の隠れた文化芸術作品に関心がわいてきました。日本各地にまだまだあるでしょうね。

今回串本まで行ってみて、関空がとても近いことに気付きました。関西とか紀伊とか部分でしか見なかったので、関空が和歌山に近いと思っていなかったんです。鈍行列車の旅をして、各地点は線や面でつながっていると分かりました。

兵庫の大乗寺にも行きたかったんですが、地図を見たら鳥取のほうが近そうですね。我が故郷をはさんで、日本海側の旅もしてみたいです。

最初の画像に「トルコ友好の町」
これってエルトゥールル号遭難事件が縁なんですね。
あの遭難事故が和歌山というだけで、串本とは知らなかったわ。
トルコでは有名らしいけど、日本ではあまり知られてませんよね。

さて、こちら無量寺でもデジタル複製画であっても写真撮影禁止でしたか?

ulalaさん、エルトゥールル号遭難事件についてもっと知りたくて、「トルコ記念館」にも行きたかったんですが、ブログに書いたようにこの次にということにしました(^^;)(蛇足ですが、我が故郷の柏崎には、かつてトルコ村というテーマパークがあったんですよ。今はもう無いですけど)

トルコ料理は世界三大料理のひとつと言われていますが、それも日本人にはあまり知られていませんね。

無量寺の「デジタル複製画」は原本のあった場所、つまり本堂の襖になっているんです。仏様の前で写真をバシャバシャ撮るのは悪いような気がして、写しませんでした。ネット上には立派な写真がアップされていますしね。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 都バス1日券で花めぐり | トップページ | 青春18きっぷの旅(伊勢神宮) »