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2012/07/22

「揖夜神社」と「黄泉比良坂」

しまね3日目、この日は遠方の神社に行く予定だった。でも目的地をどこにする
かは、朝になってもまだ決まっていなかった。

いちおう候補は「揖夜神社」「黄泉比良坂」か「美保神社」に絞っていた。
松江駅で「揖屋駅」へ行くJR電車と「美保関」に行くバス時刻を見ると、JRの
ほうは待ち時間30分くらい、美保関行きのバスはもっとあと。

揖夜神社はJRの揖屋駅から歩かなくちゃならないので、雨足次第では大変かな~
などとあれこれ迷っているうちに、雨が小降りになって、けっきょく揖屋駅方面の
米子行きJR電車に飛び乗った。
前日に「古代出雲歴史博物館」のシアターで「イザナギ、イザナミ」の神話を
見たことも決め手になった。印象強いうちに、ゆかりの場所を訪れてみたい。

揖屋駅は普通列車で松江から二つ目190円。無料チケットは使えないが、バスも
無料チケットの適用外らしいので、たぶんJRのほうが安くて速いと思う。
コトコト各駅停車の旅‥乗っている時間は短いが「青春18きっぷの旅」気分。

S

揖屋駅前にはこんな案内図があった。出雲街道か~。

S_2

でもここも人の姿はない。揖夜神社は駅北口から徒歩10分ほどと本に書いて
あったので、雨がそぼ降る出雲街道をとぼとぼ歩く。

S_3

出雲街道沿いに「揖夜神社」はひっそりと佇んでいた。イザナミノミコトを祀る
神社で、女性の守り神として崇められている。

S_4

雨をたっぷり浴びた御神木がうっそうとした森を背景にして立っている。
境内には、お参りする地元の女性とカメラをかかえた若い人3人の姿があった。
若者3人は車でいっしょに来たようで、黄泉比良坂でも会った。

S_5

あの世とこの世の境にある「イザナギ、イザナミ最後の通い路」黄泉比良坂は
揖夜神社から直線距離で700m位らしい。
線路をはさんで南側だから、もうちょっと距離はあるかも知れないが、まあこれ
くらいならラクラク歩けるだろうと、神社の脇を流れる小川に沿って南に向って
行った。揖夜神社の周囲には、裏山らしきものが少しある程度で、すぐ近くまで
住宅がせまっている。

S_6

今回は方向がバッチリ合っていたようで、こんなガード下をくぐって無事南側の
幹線道路(たぶん国道9号線)に出ることができた。

S_7

黄泉比良坂へはわりと簡単に行き着くことができた。
なぜなら、ビュンビュン走る車から見えるようにと、こんなデッカイ看板があち
こちに立っていたからだ。

S_8

何だか「黄泉の国」に行くのに入場料を取られそうだわ(-_-;)(テーマパークじゃ
ないって)

黄泉比良坂は国道から坂道を10分ほど上ったところにあった。
揖夜神社で会った3人連れの車が、エッチラオッチラ歩く私を追い越して行った。

S_9

周囲はさすがに森が深く、ひとしきり写真撮影を終えた3人がいなくなると、
私ひとりになった。

S_10
(この注連縄を渡した石柱が、あの世とこの世の結界を表すとか。私がいるのは
どちら側?)

霊感がある人なら何か感じるかも知れないが、ぼんくらの私は黄泉の国の入口
らしい怖ろしさは感じなかった。あの看板がいけなかったかな。

Nec_0164s
(追いかけてきたイザナミから逃げ延びたイザナギは、坂の入口を岩でふさいだ)

黄泉比良坂の近くに「附谷」というバス停があった。1時間に1本、松江から
米子に行くバスが停まるが、時刻表を見たらバスは出たばかりだったので、JRの
駅まで歩いた。

ところでこの「附谷」(つけ谷)という地名は、「イザナミが黄泉の国に隠れた
後をつけて通った谷」からきているという。それを知っていたら、バス停の写真を
撮ってきたのに‥‥。

それにしても、この地には神話がきっちりとした形になって残っているのだと、
あらためて感心する私だった。

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コメント

どちらかといえばマニアックなところを参拝されましたね。
神門はじめ、揖夜神社って想像以上に立派ですね。
出雲神話でよくでてきますけど、それがどこにあるのか具体的に知りませんでした。
場所確認で他のサイトで地図とか見てたら、黄泉比良坂へ行くのはかなり難しそうで迷うと書かれてました。
それでテーマパーク並みの看板立てられたのでしょうか。
あの世とこの世の結界のしめ縄、一人ぽっちになるとちょっと不気味。
イザナミのように閉じ込められず帰れてよかった!

うららさん、超メジャーの出雲大社で参拝したので、あとは行き当たりバッタリで行こうと思っていました。出来たら、古事記に出てくる神話に関連のあるところに行きいたかったので、揖夜神社と黄泉比良坂はピッタリの場所でした。

黄泉比良坂は国道から近いんですが、坂道に入るところが分かりにくい。歩きなら行ったり来たりして探せますが、車だと簡単に方向転換できませんから、それであんな看板が立ったんでしょうね。

私は松江に着いてから黄泉比良坂のことを知ったので、怖いと感じるほどの知識もなかったんですが、しめ縄の向こう側に沼と森の奥に続く小道があって、さすがの私も不気味な雰囲気を感じました。今なら一人で行くのをためらったかも。

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