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2012年7月

2012/07/29

「神魂神社」&「小泉八雲記念館」

松江4日目は東京に帰る日だが、米子空港16時5分発のANA便に乗るには
松江駅を14時45分に出るリムジンバスに乗ればよいので、観光する時間は
たっぷりあった。

朝早く荷物をホテルに預けて、とりあえずバスターミナルに行った。
行きたい所はいろいろあったが、時間の制限があるのであまり遠くへは行けない。

じつは昨日「八重垣神社」を訪れた時、そこから徒歩30分くらいのところに
ある「神魂神社」(かもす神社)にも行きたいと思っていた。でもひなびた松江
郊外を30分も歩いて、ちゃんと目的地にたどり着けるかどうか自信がもてず、
まず迷うことのない松江城にしたのだった。

バスターミナルで見ると「かんべの里・神魂神社行き」という路線がある。
これなら迷うことないわ。

「神魂神社」の詳しい歴史は知らないが、本殿は最古の大社造りで国宝に指定
されている。八重垣神社ほど観光名所ではないらしいが、なんと言っても国宝
だもの、それなりに参拝客が多いだろうと思っていた。

ところが、バスがのどかな田園地帯を行くうちに、パラパラといた乗客がみんな
降りてしまい、終点まで乗っていたのは私だけだった。駐車場から数分ほど歩いた
ところに、こんもりと茂った森と神社の鳥居が見えた。

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本殿への上がり口のところに男性が一人いたが、見かけからして観光客ではなさ
そうだった。鳥居をくぐるとき、参拝後の夫婦らしき2人とすれ違った。

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観光パンフに「石段がきつい」と書かれてあったが、実際に見ると階段数は多く
ないし、手すりもあるので、上れないことはなさそうだ。
でも脇に緩やかな「女人坂」があったので、そこを歩いて上がった。

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森林の中からは賑やかな烏の鳴き声が聴こえていたが、境内に人影はなく、お守り
などを売る社務所も閉まっていた。

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国宝の茅葺の本殿は、厳かだけれど威圧感はなく、むしろ穏やかな感じがした。
ここは素晴らしい。こんな貴重な雰囲気を独り占めできるなんて、思ってもみな
かった。

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いつも人混みのなかで生活しているので、もったいなくて立ち去ることができず、
すくっと延びた御神木を見上げたり、森のなかの小道を覗いたり、小さなお社の
前で手を合わせたりした。誰かが来たら帰ろうと思ったいたが、なかなか人が
来ない。

しばらくして、下の駐車場で見かけた男性が上がってきた。きっと管理人だろう。
私がいつまでも下りてこないので、気になったのかしら(^o^)

その人と入れ替わるように、私は神社を後にした。バス停に行くとちょうどバスが
出るところだった。お客は私ひとり。乗る人も降りる人もいないバスは、いくつ
ものバス停を通過して走り、次に停まったのは「八重垣神社」だった。

来るときは「八重垣神社」は通らなかったけれど、こういうルートもあるのね。
ここでドッと観光客が乗ってきて、バスはほぼ満員になった。

観光客で賑わう「八重垣神社」の近くに、「神魂神社」のような静寂に包まれた
神社がある‥‥、「神話のさと」の表紙をほんの1ページめくっただけだけれど、
まだまだいろんな神話とそれにまつわる史跡があるのだろう。
やっぱり、もうちょっと学習と情報収集をしないといけないわ。

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南エリア発のこのバスは松江駅を通って北エリアまで行く。
お昼にはまだ時間があったので、何度か循環バスの窓から見た武家屋敷通りの
「小泉八雲記念館」を見学した。

小泉八雲は松江各地を興味津々で見て廻っている。そのエッセイをガイドにして
各所を訪ねたら、もっともっと知識も身についたし面白かっただろう。

でもまあ「行き当たりバッタリ」ならではの意外性や発見もあった。
年とともに海外ひとり旅が難しくなるけれど、国内旅行も負けず劣らず刺激があって
楽しいものだと認識できた「神々の国しまね」の旅だった。

2012/07/27

「島根県立美術館」「八重垣神社」「松江城」

揖夜神社も黄泉比良坂もお参りして写真を撮るだけだったので、お昼前には松江に
戻ることができた。それでランチは「島根県立美術館」のレストランでとることに
した。もともと私はミュージアムのカフェやレストランが好きなのだ。
何と言っても雰囲気が良い。

S
(島根県立美術館にて。夕陽がウリモノ)

「島根県立美術館」は宍道湖のほとりに建っていて、「日本の夕陽百選」にも
選ばれた環境の素晴らしさを誇ってる。宍道湖が、レストランの全面ガラスの窓
近くに広がっていて、さざ波の音が聞こえてきそうだ。最初はここでディナーを
食べようと思っていたが、あいにくの雨で夕焼けは期待できそうになかったので、
ランチに変更した。

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正午少し前に行ったら、レストランはすでにお客さんがたくさん入っていた。
宍道湖の広々とした湖面を眺めながら、イタリア料理のランチをいただく。
メインメニューのすずきのソテーのほか、具沢山のミネストローネとコーヒーが
ついて1,600円だから、これは本当にお得だった。

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お昼を食べてから、美術館の所蔵作品を見たりソファで休んだりして、午前中の
疲れをいやす。それから観光パンフを取り出し、次の目的地をどこにするか検討
した。午後はあまり遠くにはいけないし‥‥。

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いくつかの候補のなかから選んだのは「八重垣神社」だった。この神社は人気が
高く、バスターミナルにも案内が出ていた。ガイドブックだったかネットだったか
忘れたが、たまたまこの神社の稲田姫(櫛名田比売=クシナダヒメ)の壁画を見て、
私は一目ぼれしてしまった。おっとりしていて気品漂う美しい姫。この壁画だけは
見に行こうとチェックしていたのだ。

1

「八重垣神社」は松江駅バスターミナルから25分ほど、神社はバス停のすぐ近く
なので行きやすい。ここは、古事記のスーパースター「スサノオノミコト」が
「稲田姫」と結婚した地で、そのときスサノオノミコトが詠んだ「八雲立つ 
出雲八重垣 妻籠みに 八重垣作る その八重垣を」は、日本最初の和歌と言わ
れている。

「縁結び」「恋占いの鏡の池」「子宝」や「夫婦椿」と、見どころ盛り沢山の
八重垣神社だが、私のお目当ては「稲田姫」の壁画だけだった。他の要素には
縁がないもので‥‥(-_-;)

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(八重垣神社で見かけた新郎新婦)

ところが残念なことに、壁画は京都に貸出中だった。壁画だから神社から移される
ことは無いと思っていたのに‥‥。
そういえばローマの教会でも、カラヴァッジョの壁画が剥がされて貸し出されて
いたなあ。

たぶん京都国立博物館の「大出雲展」に展示されるんだろうけど、と言うことは、
そのあとの東京国立博物館でも展示される可能性が高い。その時まで待つことに
しよう。

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夕方になりかけていたけどホテルに戻るにはまだ早い。でも雨が降ったりやんだり
していて、街歩きも楽しめない。こんなときは「松江城」見学がピッタリだと思いつき、
バスで県庁の隣りにあるお城に向った。市の中心地だから迷うことはない。
今回の旅は神話と遺跡がテーマだったので、お城はターゲットから外れていたが、
松江に来たからにはご挨拶くらいはしておかないとね。

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でもやっぱり私はお城に向いていないと思った。天守閣までふうふう言いながら
階段を登ったおかげで、雨にぬれた身体が今度は汗グッショリになってしまい、
早くホテルに戻ってひと風呂あびたいと、頭に浮かぶのはそればかり。

せっかく登ったのだからと、天守閣から松江の街並みをカメラに収めたけれど、
お城は富士山と同じで見上げているほうがいいと、あらためて思う私だった。

2012/07/22

「揖夜神社」と「黄泉比良坂」

しまね3日目、この日は遠方の神社に行く予定だった。でも目的地をどこにする
かは、朝になってもまだ決まっていなかった。

いちおう候補は「揖夜神社」「黄泉比良坂」か「美保神社」に絞っていた。
松江駅で「揖屋駅」へ行くJR電車と「美保関」に行くバス時刻を見ると、JRの
ほうは待ち時間30分くらい、美保関行きのバスはもっとあと。

揖夜神社はJRの揖屋駅から歩かなくちゃならないので、雨足次第では大変かな~
などとあれこれ迷っているうちに、雨が小降りになって、けっきょく揖屋駅方面の
米子行きJR電車に飛び乗った。
前日に「古代出雲歴史博物館」のシアターで「イザナギ、イザナミ」の神話を
見たことも決め手になった。印象強いうちに、ゆかりの場所を訪れてみたい。

揖屋駅は普通列車で松江から二つ目190円。無料チケットは使えないが、バスも
無料チケットの適用外らしいので、たぶんJRのほうが安くて速いと思う。
コトコト各駅停車の旅‥乗っている時間は短いが「青春18きっぷの旅」気分。

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揖屋駅前にはこんな案内図があった。出雲街道か~。

S_2

でもここも人の姿はない。揖夜神社は駅北口から徒歩10分ほどと本に書いて
あったので、雨がそぼ降る出雲街道をとぼとぼ歩く。

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出雲街道沿いに「揖夜神社」はひっそりと佇んでいた。イザナミノミコトを祀る
神社で、女性の守り神として崇められている。

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雨をたっぷり浴びた御神木がうっそうとした森を背景にして立っている。
境内には、お参りする地元の女性とカメラをかかえた若い人3人の姿があった。
若者3人は車でいっしょに来たようで、黄泉比良坂でも会った。

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あの世とこの世の境にある「イザナギ、イザナミ最後の通い路」黄泉比良坂は
揖夜神社から直線距離で700m位らしい。
線路をはさんで南側だから、もうちょっと距離はあるかも知れないが、まあこれ
くらいならラクラク歩けるだろうと、神社の脇を流れる小川に沿って南に向って
行った。揖夜神社の周囲には、裏山らしきものが少しある程度で、すぐ近くまで
住宅がせまっている。

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今回は方向がバッチリ合っていたようで、こんなガード下をくぐって無事南側の
幹線道路(たぶん国道9号線)に出ることができた。

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黄泉比良坂へはわりと簡単に行き着くことができた。
なぜなら、ビュンビュン走る車から見えるようにと、こんなデッカイ看板があち
こちに立っていたからだ。

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何だか「黄泉の国」に行くのに入場料を取られそうだわ(-_-;)(テーマパークじゃ
ないって)

黄泉比良坂は国道から坂道を10分ほど上ったところにあった。
揖夜神社で会った3人連れの車が、エッチラオッチラ歩く私を追い越して行った。

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周囲はさすがに森が深く、ひとしきり写真撮影を終えた3人がいなくなると、
私ひとりになった。

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(この注連縄を渡した石柱が、あの世とこの世の結界を表すとか。私がいるのは
どちら側?)

霊感がある人なら何か感じるかも知れないが、ぼんくらの私は黄泉の国の入口
らしい怖ろしさは感じなかった。あの看板がいけなかったかな。

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(追いかけてきたイザナミから逃げ延びたイザナギは、坂の入口を岩でふさいだ)

黄泉比良坂の近くに「附谷」というバス停があった。1時間に1本、松江から
米子に行くバスが停まるが、時刻表を見たらバスは出たばかりだったので、JRの
駅まで歩いた。

ところでこの「附谷」(つけ谷)という地名は、「イザナミが黄泉の国に隠れた
後をつけて通った谷」からきているという。それを知っていたら、バス停の写真を
撮ってきたのに‥‥。

それにしても、この地には神話がきっちりとした形になって残っているのだと、
あらためて感心する私だった。

2012/07/21

「神迎の道」を歩いて「稲佐の浜」へ

カフェでカレーライスを食べ、シアターでたっぷり休んで英気を養ったので、
動き回る元気が出てきた。さあこれからどこに行こうかと、観光案内所でもらった
パンフを広げてみる。

出雲大社付近の地図を眺めていて、目にとまったのが「神迎の道」だった。
こんな道があるなんて知らなかったな~。地図はとってもアバウトだが、詳細な
地図でもどうせ読めないんだから、ここは当てずっぽうで行くしかない。

S

誰か地元の人に聞けばすぐ分かると思うのだが、歩いている人をまったく見かけ
ない。目星をつけた道をしばらく歩く。狭い路地にしては、所々に立派な蕎麦屋
などあったりするから、この道に間違いなさそうだ。

S_2

家々の玄関口には、さり気なくお花を入れた竹のひしゃくが掛けられている。
やさしい気遣いだな~と感心したのだが、あとで調べたらこれは単なる花生け
ではなかった。

この竹のひしゃくは「潮汲」といって、これに「稲佐の浜」の海水を汲み、禊を
行うのだという。「稲佐の浜」は、出雲に集まった神々の神迎神事が行われる
ところで、「神迎の道」を歩いていくと「稲佐の浜」に出るらしい。

S_3

ふたたび地図を見ると、「神迎の道」の1本隣に「出雲の阿国の道」があるよう
なので、途中で横道にそれてみる。こうやって私はいつも道に迷ってしまうのだ。
案の定、このときもやっぱり違う道に入ってしまった。懲りない私。

だいたい地図がアバウト過ぎる。(←すぐ他人のせいにする)
でも紛れ込んだ狭い裏道を進んで行くと、だんだん潮の香りがしてきて、浜辺に
出ることができた。

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車は通るが人は誰もいない。少し離れたところに、写真で見た「稲佐の浜」の
鳥居のある岩が見えたので、そちらに向って砂の上を歩いていった。

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波は少し荒い。浜には流れ着いたプラスチックゴミなどがだいぶ散乱している。
でも全国の神様が参集する神在月(世間一般の神無月は出雲では神在月)には、
浜辺をお掃除するんでしょうね。

ここまで歩いてきて、足が少し痛くなった。バスに乗ってこの先にある「日御碕
神社」まで行きたかったが、「無理は禁物」と自分に言い聞かせ、出雲大社方面に
戻るバスに乗った。このバスは出雲大社駅を通って出雲市駅まで行く。

途中下車して「旧大社駅舎」(重要文化財)を見たかったが、バスに揺られていたら
ウトウトしてしまって、けっきょくそのまま出雲市駅まで行った。

「ばたでん」は、ほとんどがこの電鉄出雲市駅と松江しんじ湖温泉駅を結んでいる
ので、出雲大社駅に行くには途中で乗り換えなければならない。
出雲市駅からなら始発で乗換えなしなのでラクチンだ。

でも出雲大社と出雲市駅との間はだいぶ距離があった。無料パスが無かったら、
相当バス代がかかっただろう。

2012/07/19

出雲大社と古代出雲歴史博物館

翌日は、スマホの電池残量を気にしながら、ともあれ「出雲大社」に行くことに
した。「しまね」に来て出雲大社にお参りしなかったら、神様に叱られるわ。

駅前で「縁結びパーフェクトチケット」を買う。これは、3,000円で主なバスや
一畑電車、空港~松江のリムジンバスなどに3日間乗り放題のチケットだ。

JRは利用できないが、このチケットは本当に使い勝手が良かった。
松江は観光に利用できるバス路線が充実していて、松江駅の北と南を内廻り外廻り
それぞれ循環する路線がある上に、宍道湖に沿って主な観光名所をひとまわりする
「レイクライン」というバスもある。疲れたらとりあえず循環バスに乗れば、駅に戻る
ことができるのだ。

さっそくパスを使い「一畑電鉄」の「松江しんじ湖温泉駅」に行った。

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(駅には足湯の温泉があった)

S_2

そこから出雲大社まで、映画「RAILWAYS」の舞台となった電車「ばたでん」に
1時間ほど揺られる。あまり映画を見ない私だが、この「RAILWAYS」は元職場の
同僚と見に行ったので、「あ~あの電車か」と親しみがわいてきた。

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この日はあいにくの雨だったせいか、出雲大社は参拝客の姿が少なかった。
でもそのお陰で、深い森林に囲まれた大社がいっそう厳かに感じられた。
出雲大社は現在「平成の大遷宮」の真っ最中なので「仮殿」で参拝し、となりの
神楽殿を巡ってから、近くにある「古代出雲歴史博物館」に向った。

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じつは一番楽しみにしていたのがこの博物館だ。
昭和58年に「荒神谷遺跡」で発見された358本もの銅剣、平成8年に「加茂岩倉
遺跡」から出土した39個の銅鐸、平成12年~13年に発見された巨大な「宇豆柱」
などが展示されている。出雲が古代日本の重要な土地だったことを示すこれらの
発掘品を、ぜひこの目で見たかった。

とにかくその数の多さに圧倒される。出来たら発掘現場である遺跡にも行きた
かったが、今回はちょっと無理だった。でも現物をたっぷり目の当たりに出来た
から、これで十分だわ。

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お昼は博物館のおしゃれなカフェで「古代米のチキンカレー」を食べた。
メニューのなかで食事らしいものはベーグルとカレーだけだったが、カフェの
雰囲気や環境には大満足。

博物館には「神話シアター」があって、「スサノヲ神話」「オオクニヌシ神話」
「風土記神話」を各20分ずつ上映している。それを全部見た。10分ずつ休憩を
はさむから、1時間半もシアターの椅子に座っていたことになる。
神話の勉強にもなったし、身体を休めることもできたので、良かったけど。

2012/07/16

米子空港から足立美術館

貯まったANAのマイルを使って「松江&出雲」に行ってきた。

「古事記」編纂1300年ということで、本屋さんには関連本がたくさん並んで
いる。立ち読みが趣味の私は、当然それらを手にする。その結果、小学生並み
だった知識もだんだんと増え、とくに古事記の三分の一を占める「出雲神話」に
ついては、それが単なる物語でなく日本の歴史と文化に大きな係わりをもって
いると信じるようになった。

こうなったら「思い立ったが吉日」、意欲があるうちに「神話のふるさと」を
訪ねてこないと‥‥。

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ANAは「出雲縁結び空港」に乗り入れていないので、「米子鬼太郎空港」から
松江に行く。でも距離的には出雲空港からとそれほど違わない。飛行機はお昼前に
着くので、米子と松江の中間辺りにある「足立美術館」に立ち寄ってからホテルに
チェックインすることにした。

米子空港から米子までバスで行き「美術館行きの無料リムジンバス」に乗る予定
だったが、フライトが少し遅れたので米子行きのバスも遅れ、出発時刻がギリ
ギリの美術館行きに間に合わなかった。遅れたといってもたった数分なんだけど、
利用客が少ないのかリムジンバスは空港からのバスを待っていてくれなかった。

米子から美術館に行く無料リムジンバスは1時間後にもう1本あるので、駅の
レストランでランチを食べて待った。美術館のレストランでお昼を食べたかった
んだけど、仕方ないわ。

足立美術館は観光バスの団体がいたけれど、平日のせいか空いていて、ゆっくりと
見て廻ることができた。この日は猛暑だったから、整然と手入れされた涼しい
館内を見て歩くだけで優雅な気分になれた。

S_3

お庭に出ることが出来なかったのは残念だけど、この暑さじゃ室内から鑑賞する
のがベターだろう。それに、旅行前から靴擦れしていた足がいよいよ痛くなって
きて、もう歩きまわる元気も失せかけていた。

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(安来節といえばどじょうすくい。どじょうと言えば‥‥)

足立美術館からの無料リムジンバスはJR安来駅に行く。安来駅で松江行きの
普通列車に乗り四つ目の駅が松江だ。

S
(7月21日~11月11日「神話博しまね」が開催される。街中にポスターやのぼりが
たなびいていた)

足が痛かったけど松江駅前のショッピングセンターを少しぶらつき、島根ワインの
ミニボトルと駅弁を買った。レストランやカフェなどもチェックする。駅前に
ローソンがあったので、そこでも商品をチェックする。このときは、スマホの
充電器を忘れたことなど気付いていなかった。知っていたら、この時買ったんだ
けど‥‥。

ともあれホテルにチェックインし、お風呂に入ってサッパリした。
日没にはまだ時間があり、宍道湖の夕陽は小泉八雲も絶賛の美しさだと聞いて
いたのでぜひ一度は見たかったが、お風呂あがりに駅弁を食べワインでいっぱい
やったら、もう出かける気力がわいてこなかった。

ま、明日か明後日でもいいわと思っていたら、それからはずっと雨か曇りで、
滞在中夕陽にはついにお目にかかれずじまいだった。

2012/07/13

出雲散歩

昨日は米子空港から直接「足立美術館」に行きました。
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暑くてヘトヘトになって松江のホテルに着いてスマホの充電器を忘れたことに気がつきました。でも買いに行く元気はなく、今日は写真の枚数を抑えながら一畑電車に乗って「出雲大社」へ。
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雨で参拝客は少なかったです。
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それから古代出雲歴史博物館でたっぷり過ごし、雨が上がったので「
神迎の道」を歩いて「稲佐の浜」まで行ってきました。周囲の町並みに魅せられました。
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2012/07/07

都市「東京」の見どころ

昨日の新聞に「首都圏電車混雑度」ランキングが載っていて、「錦糸町→両国」が
栄えある一位だった。やれやれ‥‥(-_-;)

東京のラッシュアワーを知らない人は怖くなるだろうが、毎日この電車に乗って
いたんだから、習慣というのは恐ろしいものだ。

去年だったか、電車に乗ろうとしたら乗客の圧力で押し出されてしまい、電車と
ホームの隙間に片足を落としたことがある。その時の足のしびれがまだ残って
いるが、骨には異常がなく、歩くことができたのは不幸中の幸いだった。

港区竹芝に通っていたときは、錦糸町→秋葉原→浜松町と、乗り降りする駅は
どこも超のつく混雑駅だった。浜松町なんて、狭いホームに通勤客だけでなく
羽田空港に行く人、竹芝桟橋や日の出桟橋に行く人が、大きい荷物を引きずって
歩くものだから、跳ね飛ばされるんじゃないかといつもビクビクしていた。

殺人的なラッシュだが、毎日この状況のなかを通勤していると、敏捷性だけは
身につくかも知れない。ボサッとしていたら、命の危険があるもの。

今は同じ総武線でも逆コースになったので、朝も帰りも座ってウトウト居眠り
しながら通うことができる。幕張移転の唯一のメリットかもしれない。
でも通勤時間は以前より長くなったし、駅から30分も歩かなくちゃならないし、
どっちにしても楽ではない。猛暑の夏に、この通勤を続けることができるかしら。

ところで、今日久しぶりに汐留に行ってきた。
イタリア在住の友人が今日本に来ていて、夏休みには娘さんがボーイフレンドと
日本観光に来るというので、どんな場所に連れて行ったらいいか下見に行って
きた。ついでに竹芝でランチを食べた。

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JR経営の「弥生会館」の中にある「パステル亭」のハーフバイキングは、好きな
ものを食べられるので、炭水化物制限中の私に向いている。それより何より、
ここは窓からの景色が素晴らしい。今日はあいにくの雨模様でスカイツリーは
霞んでいたが、眼下に広がる浜離宮は緑が鮮やかだった。

S

私のオススメは「汐留のビル街」とそこからお台場に行く「ゆりかもめ」だ。
とくに夜お台場から新橋に戻るときの、「ゆりかもめ」から見る東京の夜景は
宝石箱のように美しい。

古代遺産の重厚さではローマにとても敵わない。ここは真逆の「超モダン」で
いったほうが、印象強いんじゃないかと思ったのだが、友人もこの未来都市の
ような光景が気に入ったようで、「やっぱり日本は凄いわ」を連発していた。

イタリアの若者も最先端のショッピングモールが好きなようで、休日にはローマ
郊外にある巨大なアウトレットに車で出かけ、そこで一日中過ごすことが多いんだ
そうだ。私がこの冬に行った「チネチッタ2」なんぞは、モールとしては小さく、
あまり人気ないらしい。

でもアウトレットのせいで、ローマ中心部の目ぼしいストリートは閉まっている
お店が多く、お店が開いているのは、観光客が多い「コンドッティ」くらいなもの
だとか。

イタリアも経済危機だものな~。だからと言って、イタリア人には、必死に働こう
という気持はサラサラないらしい。ドイツがいくら声高に叱咤したところで、
そもそも文化や価値観が違うんだから同じようには出来ないよね。

ともあれ、これほど違う東京とローマ、この二つの都市を知ることができたのは
ラッキーだった。その上で、現代社会が抱える問題が驚くほど似ていることも
分かった。その両方に真正面から取り組んでいるEUは大変だわ。

2012/07/01

神々の国「しまね」

古事記が編纂されてから1300年ということで、書店にはさまざまな古事記本が
並んでいる。私も、イラストだらけで読みやすそうな雑誌を買って、ペラペラと
ページをめくったりしていたが、休みがとれそうな状況になったので、ANA
マイルを利用して「神々の国、しまね」に行くことにした。

ANAの場合は「米子鬼太郎空港」になるが、「出雲縁結び空港」と距離的に
そんなに違いはない。(両空港とも楽しいネーミング)

松江出身の友人がいるので親しみはあったが、古代史をのぞいてみて、この地が
ただならぬ所だと感じるようになった。日本海側は地味な印象があって、出雲も
大和の陰に隠れていたような気がする。(私が知識不足なだけかも知れないけど)

知識不足は今もあまり変わらないが、今回ばかりは予習が必要だと、今日「にほん
ばし島根館」に行ってパンフなど貰ってきた。
私は知らなかったが「神話博」というイベントが7月21日から開催される
らしい。ちょっと時期が合わなかったな。でも秋に東京国立博物館で「出雲展」が
あるので、そちらに行こうと思う。

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ところで日本橋の地下鉄三越前駅コンコースには、「熈代勝覧」という絵巻の
レプリカがある。「熈代勝覧(きだいしょうらん)」は、江戸時代の日本橋の
賑わいを描いた絵巻物で、とにかくいろんな人々が登場していて見ていて飽き
ない。

S_2

江戸時代に比べると、最近の日本橋は賑わっているとは言えない。地元住民は
日本橋の上の首都高速を取り除いて欲しいと主張しているが、いちど出来たものを
取り壊すのは難しいでしょうねえ。

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その日本橋のたもとでは、スカイツリー巡りの遊覧船が営業していた。

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