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2012/03/10

古代ローマはコンクリート造り

金曜日のBSプレミアム「世界遺産 時を刻む」は、古代の土木技術がテーマ
だった。メインで取り上げられたのは古代ローマ。それまで土木建築は石造りが
中心だったが、古代ローマはコンクリートを使って壮大な建造物をつぎつぎと
誕生させた。

イタリアは日本と同じく火山列島だが、その火山からふる火山灰を利用して、
最初にセメントを作ったのがエトルリア人だ。

ここでちょっと脱線‥‥

 《エトルリア(Etruria)は、紀元前8世紀から紀元前1世紀ごろにイタリア半島
中部にあった都市国家群。各都市国家は宗教・言語などの面で共通点があり、
統一国家を形成することはなかったものの、12都市連盟と呼ばれゆるやかな
連合を形成し、祭司・軍事で協力することもあった。
当時としては高い建築技術を持ち、その技術は都市国家ローマの建設にも
活かされた。王政ローマの7人の王の最後の3人はエトルリア系である》 
  (以上、Wikipedia より)

(ちなみに、今回の旅の第一目的が「エトルリアの遺跡」を見ることだったのだが、
寒波と体調不良で実現できずに終わった。文句を言っても仕方ないので、次回の
お楽しみということにしよう)

S
(ローマ市民の娯楽のために造られたコロッセオ)

そのエトルリアのセメントからコンクリートを作り、壮大な土木工事を行ったのが
古代ローマ人だった。
コンクリートは材料運搬が簡単で、自由に形を作ることができ、熟練工でなくても
使うことができる。コンクリートは固まるのが早いので、工事期間も短くてすむ。

古代ローマの皇帝たちは、人心を掌握するため、また領土を広げ確保するため、
つぎつぎと今に残る巨大モニュメントを建造していった。

S_8

番組ではまずローマ市中心部に残る地下水道を紹介していた。
トレビの泉に水を供給しているヴィルゴ水道は、BC19年から現在まで使われ
続けているローマで唯一の水道で、地下24mのところに約20kmに渡って
澄んだ水が流れている。1km進むごとに34cmの傾斜をつけ、スムーズに水を
流す工夫がされている。

1人当たり1日の水供給量は、現代の東京より古代ローマのほうが3倍以上も
多かったらしい。しょっちゅうお風呂に入っていたんでしょうねぇ。

S_2
(有名な蜂の噴水)

ローマにはたくさんの噴水や泉がある。噴水を探しながらローマ散歩するのも
楽しいんじゃないかしら。

S_3
(松ぼっくり?)

S_4
(ちょっと寒そう)

S_5

ローマの地下鉄駅から徒歩で行ける水道橋にも行ってきた。

S_6

近くには (徒歩30分くらい) ショッピングモールもあるが、水道橋の
周囲の野原では羊が放牧されていてのどかだった。

S_7

古代ローマの建築群のなかでも最高傑作といわれるのが「パンテオン」だ。
全体の8割にコンクリートが使われ、8年で完成した。鉄筋を使わずにこれほどの
建物を造るのは、現代でも至難の技といわれている。

パンテオンは古代ローマの神々を祭った神殿で、ぽっかりと広がるドーム空間には
天井の天窓から自然光が入ってくる。いつも「不思議な建物だな~」と見上げて
いる。パンテオンは、私がいちばん好きなローマの建築物だ。

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旅・ヨーロッパ」カテゴリの記事

コメント

古代ローマの建築術は凄いなぁ、と思いますね。だってアフリカ、ヨーロッパの広い範囲内に凄い数の遺跡がのこっていますもの。でもローマ帝国の繁栄した期間なんてそんなに長くはないのに。本当に世界の端に行っていろんな建造物が今でも残っているのをみると(しかも今でも使われているものもある)今の建築が一体何時までもつのかと考えてしまいます。
長い年月には海中に沈んだものもあるだろうし、災害や戦争などで破壊されても生き残っている凄さを感じます。
パンテオン、私も大好きです。あの辺りは美味しいジェラート屋さんやレストランも多いですし。
スペイン階段のあたりに比べると庶民的で楽しいです。

私もその番組途中からみました。
火山灰を利用して最初にセメントを作ったのがエトルリア人って所はみてなかったので、なんでコンクリートができてるのかなと思ってました。
エトルリア人の遺跡めぐりする予定だったことはすでに書かれてましたが、そんなにスゴイ民族だったのですね。

ところで、その番組の後半、向井理さんのアムステルダムもご覧になられましたか。
私はこれをみようとチャンネル合わせたのでした。
少年のような目で人間の技術に感嘆するガイドぶりが好感もてました。

HANAさん、古代ローマ帝国の領土の広がりには驚きます。
そしてどこに行ってもローマと同じような建造物を造ったんですね。
コロッセオ、水道橋、公共浴場など。

塩野七生の著作を読めば、もっと古代ローマの叡智が分かるんでしょうが、読んでもその内容をすぐ忘れてしまうんです。実際に自分の目で確かめるのが一番でしょうが、古代ローマの領土は広すぎてとてもとても‥‥。

それにしても、2千年間も使いつづけている建造物があるなんて、スゴイことです。築2千年のコンクリート建築「パンテオン」は、いつまでもつんでしょう。祖先の偉大な遺産を食い潰さないよう、保存のほうよろしくお願いします>現代ローマ人

うららさん、向井理さんのアムステルダム編も見ましたよ。
オランダは狭い国土をとても大切にしていると感じましたね。

教育もそうですが、スキポール空港のような世界的な空港をつくって経済を発展させたり、さまざまな先進的政策をとったりと、国が小さいということをむしろメリットにしている感じがします。

でもKLMは、安い航空券だとアムスでストップオーバーさせてくれません。デルフトに行きたいんですけどね。まあお金を出せばいいことですけど、そのお金が簡単に出せないので‥‥(--;)

エトルリア人は古代ローマ帝国に同化していったようです。今でもイタリアにはエトルリア系の人がいると聞いたことあります。古代ローマは、いろんな民族の文化を取り込んでいったようです。

市民の娯楽施設だったコロッセオには、人力ですがエレベーターが作られていて猛獣と戦わせた、という番組を見た事があります。

鉄筋を使わずに造るのは現代でも至難の技だなんて。

今朝、テレビで≪ツタンカーメン展≫を取りあげていましたが、土器を使っていた時代にエジプトでは黄金のマスクが作られていた。

コロッセオが作られていた時代は日本は弥生時代で、なんか日本と比べれうとすごいですね。

マンデーさん、ローマの為政者は「パンとサーカス」で市民を統治したと言われますね。サーカス(娯楽)の代表が「コロッセオ」ですが、あの中に入って底のほうを見下ろすと、2000年前のざわめきを感じます。遺跡は人間の生きた証を伝えているんですね。

これから何千年もたったら、人間社会はどうなっているんだろうと、ふっと思ったりしますわ。

ツタンカーメンの黄金のマスク、若くして死んだ少年王のものであの豪華さですから、強大な力を持っていたファラオのお墓にはどんなスゴイ副葬品が納められていたことでしょう。墓泥棒にごっそり盗まれてしまって、見ることが出来ないのは残念です。

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