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2012/02/25

エアチャイナで北京からローマへ

北京に2泊し3日目、エアポートエクスプレスで北京空港ターミナル3に向った。
エア・チャイナのローマ行きは、空いているかと思ったのに、春節土産を手にした
中国人でいっぱいだった。観光客というよりローマ在住の中国人のようだ。

インターネットで予約するとき、エキストラミールを選べるようになっていた
ので、ものは試しとばかり往復とも「低カロリー食」「低コレステロール食」を
リクエストした。あまり当てにしていなかったが、食事の時間が来るとパーサーが
「エキストラミールですね?」と確認にやってきた。

Ss

最初の食事はそこそこ美味しかったけれど(↑)、その後どんどん体調が悪く
なって、ほとんど食べられなくなってしまった。普通のミールでも不味かった
かもしれないが、低カロリー食はまさしく粗食って感じ。
まあどちらにしても食べられなかっただろうけど。

北京からローマまで11時間。東京からの直行便より乗っている時間が少ないが、
体調が悪かったのでジッとしているのは辛かった。ローマ在住の友人は日本に
来るときアエロフロートを利用するという。途中モスクワで降りるので、ひと息
つけるんだとか。でも東京からモスクワまででも、かなりあるんじゃないかしら。
中央アジアあたりでストップオーバーして、ヨーロッパに行けたらいいんだけど。

Ss_2
(レオナルド・だ・ヴィンチ空港という立派な名称のローマの空港。偉大なご先祖
さまの遺産で暮らしている現代のローマ人‥^^;)

それでもとにかくローマに到着。乗客たちは長い通路を足早にイミグレに向う。
三ヶ所のイミグレ窓口はあっという間に中国人たちの長い行列ができた。
そしてこの行列がなかなか進まない。ひとりひとりに時間がかかっているようだ。
1時間くらいたってやっと私の番がきた。係官はチラッとパスポートを見て「こん
にちは!」と日本語で言って、10秒もかからずにOKとなった。

イミグレの外に出ると、「HIS」のボードを手にしたイタリア人が近づいて
きた。待っている日本人がまだ出てこないらしい。エア・チャイナを利用して
ヨーロッパに来る日本人もけっこういるんだろうな。安いからね。

日本人にはフレンドリーなイタリア人だが、中国人にはかなりシビアな態度の
ように感じる。イタリア人は中国人をどう見ているんだろう。

S
(テルミニ)

私は前回も今回もテルミニ東側のホテルに泊まった。この辺りには個人向けの
小さいホテルがたくさんある。それに比べて、テルミニ西側、サンタ・マリア・
マジョーレのある一帯は外国移民が多く住んでいて、とくに最近は中国人の進出が
めざましく、まさに中華街のようになっているのだとか。

中華街が出来ているのなら中華料理でも食べようかとうろついてみたが、表向きは
それほど中国色は強くなかった。中華料理店も目立つほどはなかった。
他のビジネスをやっているのかしら。

商売をやれば当然お金が動く。中国人同士が裏社会で現金取引する。当然税金など
払わない。ここまで書いて「えっ、これってイタリア人そっくりじゃないの」と
思わず呟いてしまう私だった。地縁・血縁でかたく結ばれ、コネや賄賂がものを
いう社会。裏社会でのお互いの駆け引きや争いも多そうだ。

本当にイタリア人と中国人は共通点が多い。
似たもの同士だから、余計にイタリア人は中国人が目障りなのかもしれない。

多額の現金を持っていれば当然ながら強盗に狙われる。それでなくても世界に
名だたる泥棒都市なのだ、ローマは。
中国人が犯罪を起こすというより、中国人を狙った犯罪が多発しているというのが
実情のようだ。

中国人に限らず増え続ける移民たちは、さまざまな仕事に従事している。
ローマ在住の友人によると、今じゃイタリア人が作っているイタリアレストラン
なんて壊滅状態なんだとか。その時代ごとにローマにやってくる移民がコックに
なってイタリア料理をつくる。現在はインド人が多いらしい。

昔からローマには外国料理店が少なかった。中華料理店も日本料理店も数える
ほどしかなかった。今もそんなに多いとは思えない。でも圧倒的多数を占める
イタリア料理店の料理人が外国人なら、間接的に世界各国料理を食べているような
ものか。

Ss_3

私がローマにいた頃からある中国料理店の看板(↑)を見つけた。
当時はたいしたお店じゃなかったけれど、ずっと何十年もお店が続いていたなんて、
見直したわ。

Ss_4

北京からローマ、中国からイタリアへ直接来ると、両国経済の勢いの違いを肌で
感じる。北京空港の第3ターミナル(↑)があまりにも巨大で近代的でハデなので、
ローマのフィミチーノ空港が何だかみすぼらしく見えてしまう。

Ss_5
(みぞれ降るなか、やっと来たレオナルドエクスプレス)

空港とテルミニを結ぶ鉄道「レオナルドエクスプレス」や地下鉄の車輌のなかには
最新のモニターをそなえたものもあった。でもどんな最新の設備もすぐボロに
してしまうイタリア人のことだから、この快適さも風前の灯だろうなあ。

Ss_6
(レオナルドエクスプレスの車内。これなんか真新しくてキレイ)

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旅・ヨーロッパ」カテゴリの記事

コメント

リトルイタリーとチャイナタウン、NYにもありましたがチャイナタウンの方が世界中にあるようです。自国の食文化を大切にするのでしょうけど、現地の言葉を知らないでも生活出来る町を作る点では似てますね。人口が多いから中国の方が目立つけど幸せ度ではイタリア人の方が満足度高いかもしれません。中国人の方が面子とか気にするみたいだし。
出来たばかりだから空港も綺麗でしょうけど次々と新たな空港を作り続けて行くわけにも行かないだろうからこれからの20年ぐらいが中国も真価を問われるでしょう。 いつまで見に行けるかなぁ。

ローマではテルミニ西側に泊まりましたが、ぐっと下ったテルミニの南側の出口あたりは、中国人の店がたくさんありました。
このあたりは、韓国人やインド人もいますね。

北京からローマ間ですでに体調悪化が始まってたのですか。
飛行機の中は横になれないし辛かったでしょう。
ローマでの居住体験おありだからまだ心強かったかもしれませんね。
見ず知らずの国で体調悪くなって言葉が通じなかったら、想像するだけで不安になります。
もう元気になられましたか。
これからは一雨ごとに春が近づいてきますね。
今晩NHKで漢方の番組見ましたが、あれみると東洋医学で一度診てもらいたくなりました。

HANAさん、そういえばNYのリトルイタリーはチャイナタウンに制圧されているって印象でした。でもそれはイタリア人の勢力がなくなったというより、わざわざコミュニティをつくる必要がなくなったからかも知れません。

中国の都会は日本の高度成長時代も期顔負けの変貌ぶりですね。
でもあまりにも急激な近代化には、危うさを感じます。ニョキニョキ建ち並ぶ高層ビルは、数年後に手抜き工事のひずみが現れてきそう‥‥。杭州の中国人ガイドさんが、建築工事はぜ~んぶ手抜きだって言っていましたからね(^^;)

私が見たところ、中国人は根っからの商売好きという印象です。
そのへんはイタリア人との違いかもしれません。沸騰状態の中国経済がこれからどうなるのか、どちらにしても日本は大きな影響を受けますね。

ヒョウちゃん、もともとテルミニ周辺は外国人や移民が多かったんですが、ここ数年は中国人の進出がすごくてイタリア人の神経にさわるようです。文化の異なる民族が大きな勢力を持つようになると、さまざまなところで摩擦が起きますからね。

韓国人、インド人も増えているようです。ローマ滞在最終日は、帰りのフライトが夜だったので、ローマ在住の友人とお昼を食べたんですが、連れて行ってくれたのが韓国料理店でした。テルミニ辺りを歩いていると、ここがイタリアだってことを忘れそうになります。

うららさん、私は昔から旅先で寝込むことがあったんです。あまり丈夫じゃなかったんですよ。
だからツアーでは行けないなと思っていました。個人旅行の場合、体調悪くなったらホテルでずっと寝ていられますからね。高山病のときなんか、本当に大変でした。でも慣れているせいか、体調悪いときはむしろひとりのほうが気楽なんです。必ず回復すると思っているから、呑気に構えていられるんでしょうけど。

私もNHKの漢方の番組を楽しみにしていました。薬局で働いていたとき、薬剤師が医者の処方を信用せず漢方薬で治していたのを見て、もっと知りたいと思ったんです。

ひとりひとり体質の違い状態の違いがあるので、問診が大切なんですわ。最初の女性医師がいる「東洋医学研究所」はもうずっと昔からあるんですよ。どうしても咳が収まらなかったら、そこで診てもらうつもりでした。処方せんを書いてもらったほうが、漢方薬代も安くすみますからね。ま、何とか良くなったので、医者に行かずにすみましたが。
気管支炎やぜんそくは体質との関係が深そうなので、ピッタリはまった漢方薬に出会えると良いんですけど。

 こんにちは。ご無沙汰しています(^-^;

>中央アジアあたりでストップオーバーして、ヨーロッパに行けたらいいんだけど。

 ウズベキスタン航空はタシケントをターミナルにしているので可能でしょう。欧州行きの格安航空券を出しているみたいですね。

 ただし、ネックになるのはウズベキスタン入国にビザがいることからストップオーバーが簡単でないことと、タシケント行きのフライトが成田から週1-2便くらいしかない点でしょうかね(^_^)。

 そんな私も4月にUKの大学の同窓会がスイスのニヨン(ジュネーブから30分くらい)であるので、今度はフランクフルトからレンタカーでアプローチしようと考えています。

ウズベキスタン航空の 件は 
おりんぴあさんに 先を こされてしまいました。

首都の タシケントだけでも
アジアなのか ヨーロッパなのか 
よく わけの わからない 雰囲気で いっぱいで、
話の 種には おもしろい ところだと 思いますが
ウズベキスタン航空さんの マイレージが 
まだ 独自路線なのが 難点です。

それにしても 長時間の フライトと
大陸の 冬は かなり 体力 消耗しますね。
あまり ご無理なさらないでください。

おりんぴあさん、なるほどウズベキスタン航空という手がありましたね。ウズベキスタンはずっと行きたいと思いつつ、年に何回も旅行できないので、つい優先順位が後になっていました。

一度の旅でウズベクにもヨーロッパにも行けるんなら、一石二鳥ですね。ストップオーバーは、ビザさえ取れば問題ないでしょう?問題はフライトの正確さかしら。よく遅れたりキャンセルになるようでは困ります。

スイスでの同窓会、楽しみですね。同じ苦労を分かちあった仲間達ですから、お互いにその後どうしているか気になるでしょう。4月という季節もいいですね。

わたなべのもとさん、ご心配ありがとうございます。
今回の旅でムリできないと痛感しました。でも行きたいところは沢山あるし、お金や時間には制限があるので、どうしてもムリしちゃうんですよね。

ところで、ウズベキスタン航空でヨーロッパに行くというプラン、本気で検討しちゃいますわ。ウズベクにはぜひ行きたいと思っていますし‥。どうせストップオーバーするのなら、ブハラとかにも行きたくなりますが、欲張りはケガのもと、タシケントだけでもじゅうぶん楽しめそうですね。

マイレージは、それを目当てにしないことにします。本末転倒になってしまいますから。


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