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2011/10/23

江戸庶民文化「浮世絵」

今年前半に大阪で開催された「歌川国芳展」が、12月から六本木ヒルズ「森
アーツセンターギャラリー」で開催されるのに先立ち、「アダチ版画研究所」で
復刻作品の展示会をやっているというのでに行ってきた。(入場無料)

「アダチ版画研究所」は目白駅から徒歩10分ほど。転職や散策で東京各地に
出没している私だが、じつは目白というのは縁がなかった。いちどくらい来た
ことがあるかな~。

学習院がある街なので当然高級住宅街だろう。高級住宅街といえば、最近の江戸
散策で学習したことから推測すると、きっと坂が多いに違いない。

その予想は当たっていた。駅前からこの急坂だもの‥‥。

S

駅周辺はそれほど高級感はない。その住宅街の一角に展示会場のショールームが
あった。

S_2

国芳といえば「スカイツリーが描かれている」(東都三ツ股の図)と話題になった
が、その作品も入口に展示されていた。

S_3

会場では関連イベント開催中で、参加者でいっぱいだった。このイベントに参加
するには予約が必要のようだが、スタッフが椅子を用意してくれたので、講師
「岩切友里子氏」のお話を聞き、摺師の実演を見せてもらった。

S_4

摺り実演の「金魚づくし」はユーモアたっぷりで可愛くてスッカリ気に入った。
この「金魚づくし」は全9図だが、いちどに2図ずつ描いていたので、どこかに
もう1図未発見の作品があるに違いないという。発見されてほしいなあ。

S_6

復刻版なので、展覧会で見る作品より色が鮮やかだ。もともとの色彩はこのような
鮮やかさだったんでしょうね。

S_5

復刻版を買うお金がないので、無料のパンフを見て楽しむことにした。
パンフも良い紙を使っているし、色がとっても綺麗なのだ。
タダでいろいろ貰っちゃって悪いな。もっとお手ごろなグッズや絵葉書でもあれば
買ったんだけど‥‥。

今ドイツで開催中の「ドイツ北斎展 出張実演レポート」の報告もあった。
これは北斎のふるさと墨田区も共催している大々的な展覧会で、ドイツでは評判を
よんで、連日多くの入場者が訪れているようだ。

S_7

その会場でアダチ版画研究所の摺師が実演をしている様子が、「ブログ」に載って
いる。

ドイツの人々の「摺りの仕事をするときの道具立てが無駄なく合理的でかつ整然としているところが大変美しい」というコメントが印象に残った。
この感覚は日本人とドイツ人に共通するものじゃないかしら。

S_8
(今回訪れた会場での摺師の道具)

北斎といえば、墨田区の「北斎館」の建設計画が延期されたようだ。
平成23年完成予定が25年になったようだが、これもどうなることか。
東日本大震災のあと耐震や防災のほうに予算が回されることになったらしい。

これはこれで正しい決定だと思うけど、そもそも江戸東京博物館の目と鼻の先に
「北斎館」を建てる必要などないと私は思うのだ。
博物館の一画に「地元の浮世絵師 北斎」のコーナーを設ければすむんじゃない
かしら。

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コメント

歌川国芳は没後150周年と言うことであちこちで展覧会やイベントが行われてますね。
関西では今佐川美術館でやってます。

あの面白いユニークな浮世絵楽しいですからファンも多いでしょう。
佐川美術館、遠いのでどうしようかと迷ってます。

しかし、摺師の実演なんて面白いです。ドイツ人じゃなくても見て感激する人は多いのではないでしょうか。

芸術の秋を楽しんでくださいね。

浮世絵といえば、かつては北斎、広重、写楽。
大阪では春に歌川国芳展をやってたので、これではじめて歌川国芳の浮世をを見ました。
その後Wikiで挿絵として国芳の浮世絵が結構掲載されているのが目に留まるようになりました。

独創的な発想と、ユニークなアングル、すっかりファンになりました。
興味おありの方もおられるでしょうから、その見学記録のリンク貼っておきます。
http://blog.goo.ne.jp/goo3820/d/20110508

今回TMさんが行かれた企画展も面白そうですね。
その後、NHKで 番組「タイムスクープハンターで摺り師を取り上げた時があり興味深く見ました。

HANAさんは東京にいらっしゃる機会が多いので、六本木ヒルズの展覧会のほうが行きやすいんじゃないですか?会期も12/17~2/12と年末年始をはさんで長めです。

アダチ版画研究所のイベントで解説して下さった岩切友里子氏は、この展覧会を監修されている方で、前期と後期とではほとんどの作品が変わるのでぜひ両方見てくださいと仰っていました。

国芳はいろんなタイプの絵があって楽しいですね。
私はイベント会場で実演していた「金魚づくし」が気に入りました。

うららさん、国芳展のブログは以前にも拝見しました。
浮世絵師はたいていそうですが、絵を描くことが好きで好きでたまらないって感じですね。

国芳の奇想天外な作品や社会批判的作品に目を奪われがちですが、私はイベント会場で見た「金魚づくし」の楽しくてほのぼのした作品がすっかり気に入っちゃって、復刻版1枚8,400円で買おうかなと思案中です。9図セットだと68,250円と割安になるんですが、飾るスペースがないので(お金もないので)ちょっとムリですわ。新発見の「金魚づくし ぼんぼん」なんか良いな~。

実演してくれた摺師は若い女性でした。この方がドイツにも行ったようです。日本の伝統を受け継ぐ若者、頼もしいですね。

追伸です。

上の私の記事で摺師の実演が載っている「ブログ」にリンクしましたが、このブログにさっそくイベントの模様がアップされています。

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