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2011年10月

2011/10/30

庭園散歩(新宿御苑と浜離宮)

江戸散策をしていると、かならず行きあたるのが大名屋敷や大名庭園だ。これまで
何気なく通り過ぎていた公園も、幾多の歴史を経てきているのだと知ると、少し
見る目が違ってくる。

玉川上水の史跡めぐりでは「新宿御苑」に行ってきた。
ここは玉川上水の終点(四谷大木戸水番所)にあり、かつては信州高遠藩内藤家の
下屋敷だったところ。

御苑大木戸門を入ってすぐのところにある玉藻池辺りは、玉川上水の余水を利用
した内藤家の庭園『玉川園』の一部だ。

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(玉藻池)

広大な緑地帯は樹木の清々しさに満ちていて、都内最大の繁華街にあるとは
とても思えない。

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(広い芝生に寝ころんで)

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(レバノン杉)

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(秋バラが咲いていた)


昨日の土曜日には「浜離宮恩賜庭園」に行ってきた。

新宿御苑は大名屋敷跡だがこちらは将軍家御用達の鴨場だったところ。
今の勤め先がすぐ近くにあるのだが、近すぎるとかえって行く機会がない。
でも先週のブラタモリがアンコール放送で浜離宮の鴨場を取り上げていたので、
やっぱり一度は行こうという気になった。都内では唯一の鴨場とのこと。

この庭園の特徴は海に面していることだろう。先日妹夫婦が来たときに浅草から
水上バスに乗ったが、日の出桟橋の手前「浜離宮」で降りる人がたくさんいた。
(入園料300円必要)

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(ゲートを通って隅田川から入ってきた水上バス)

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(右が隅田川。左が浜離宮。ビルの窓から)

浜離宮には都内では唯一の海水の池があり、水門を開閉して池の水の出入りを調節
している。ブラタモリでは水門を開けて海水を取り入れる様子を映していた。

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潮入りの池は浜離宮庭園の中心部分で、復元された御茶屋がある。この日は好天の
土曜日ということもあって、お抹茶をいただく観光客で満員だった。

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上から見ていると、平日の浜離宮は園内整備のスタッフの姿があるだけなんて
こともある。やっぱり来るのなら平日だな。

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現在の勤務先が遅くとも来年初めには移転する予定なので、そうなると汐留や
桟橋のほうに来る機会も少なくなる。近いうちにもう一度来て、お抹茶をいただき
ながらゆっくり過ごしたいわ。

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浜離宮を眼下に望むところにJRが経営している「弥生会館」がある。
ここのレストラン「パステル亭」で、すぐ近くに住んでいる友人とディナーを
食べたことがある。

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(いちばん右のビル、最上階の張り出したところがレストラン)

夜なので浜離宮は見えなかったけれど、隅田川と東京湾が合流する地点なので
両岸のビルやレインボーブリッジなどの夜景が宝石みたいに輝いていた。

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オススメのレストランです。

2011/10/23

江戸庶民文化「浮世絵」

今年前半に大阪で開催された「歌川国芳展」が、12月から六本木ヒルズ「森
アーツセンターギャラリー」で開催されるのに先立ち、「アダチ版画研究所」で
復刻作品の展示会をやっているというのでに行ってきた。(入場無料)

「アダチ版画研究所」は目白駅から徒歩10分ほど。転職や散策で東京各地に
出没している私だが、じつは目白というのは縁がなかった。いちどくらい来た
ことがあるかな~。

学習院がある街なので当然高級住宅街だろう。高級住宅街といえば、最近の江戸
散策で学習したことから推測すると、きっと坂が多いに違いない。

その予想は当たっていた。駅前からこの急坂だもの‥‥。

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駅周辺はそれほど高級感はない。その住宅街の一角に展示会場のショールームが
あった。

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国芳といえば「スカイツリーが描かれている」(東都三ツ股の図)と話題になった
が、その作品も入口に展示されていた。

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会場では関連イベント開催中で、参加者でいっぱいだった。このイベントに参加
するには予約が必要のようだが、スタッフが椅子を用意してくれたので、講師
「岩切友里子氏」のお話を聞き、摺師の実演を見せてもらった。

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摺り実演の「金魚づくし」はユーモアたっぷりで可愛くてスッカリ気に入った。
この「金魚づくし」は全9図だが、いちどに2図ずつ描いていたので、どこかに
もう1図未発見の作品があるに違いないという。発見されてほしいなあ。

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復刻版なので、展覧会で見る作品より色が鮮やかだ。もともとの色彩はこのような
鮮やかさだったんでしょうね。

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復刻版を買うお金がないので、無料のパンフを見て楽しむことにした。
パンフも良い紙を使っているし、色がとっても綺麗なのだ。
タダでいろいろ貰っちゃって悪いな。もっとお手ごろなグッズや絵葉書でもあれば
買ったんだけど‥‥。

今ドイツで開催中の「ドイツ北斎展 出張実演レポート」の報告もあった。
これは北斎のふるさと墨田区も共催している大々的な展覧会で、ドイツでは評判を
よんで、連日多くの入場者が訪れているようだ。

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その会場でアダチ版画研究所の摺師が実演をしている様子が、「ブログ」に載って
いる。

ドイツの人々の「摺りの仕事をするときの道具立てが無駄なく合理的でかつ整然としているところが大変美しい」というコメントが印象に残った。
この感覚は日本人とドイツ人に共通するものじゃないかしら。

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(今回訪れた会場での摺師の道具)

北斎といえば、墨田区の「北斎館」の建設計画が延期されたようだ。
平成23年完成予定が25年になったようだが、これもどうなることか。
東日本大震災のあと耐震や防災のほうに予算が回されることになったらしい。

これはこれで正しい決定だと思うけど、そもそも江戸東京博物館の目と鼻の先に
「北斎館」を建てる必要などないと私は思うのだ。
博物館の一画に「地元の浮世絵師 北斎」のコーナーを設ければすむんじゃない
かしら。

2011/10/21

江戸上水と東京水道

昨日のNHK「ブラタモリ」は、先週私が行ったばかりの玉川上水跡を取り上げて
いた。グッドタイミング過ぎるな~。

1年前に放映された番組だけど、私はこれを見落としていた。
たまたまチャンネルをあわせたら再放送をやっていて、少しばかりだけど学んだ
知識を再確認できたし、新しい知識も仕入れることができて、よかったわ。

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でももうちょっと早く番組見ていたら、新宿御苑沿いの玉川上水散歩道を歩いて
きたんだけどね。まあ又いつでも行けるからいいけど。

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(チラッと覗いただけの新宿御苑、玉川上水記念散歩道)

番組では東京の水道の歴史にもふれていた。

玉川上水の終点「四谷大木戸」の石碑や説明プレートは東京都水道局の敷地内に
あるが、始点である羽村堰も東京都水道局が管理している。

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(水神宮や陣屋跡がある東京都水道局羽村取水所)

都庁など超高層ビルが建ち並ぶ新宿副都心は、かつて淀橋浄水場だった。
玉川上水の水は、新しく建設された水路を通って淀橋浄水場まで運ばれた。

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今は石碑などがあるだけだが、その当時新宿十二社に住んでいた知人がいて、
「浄水場が廃止され京王プラザなどの高層ビルの建築が始まったころは、雨が
降ると道は泥だらけになり長靴を履いて都心まで通勤した。いったいどこから
来たのかと笑われた」とか。

ブラタモリでは取り上げていなかったけれど、新宿駅東口には「馬水槽」がある。
東京都水道歴史館でこのレプリカを見て、ぜひ実物を見たいと思った。

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駅前広場は何かのイベント開催中で、馬水槽のまわりは物置き場になっていたが、
「この写真を撮りたい」と言ったらスタッフが回りを片付けてくれた。

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新宿に何十年も通勤したが、こんな史跡があることは知らなかった。
新宿西口を歩いていて、どうしてこんな高いところに通りがあるのだろうと不思議
だったが、その疑問もブラタモリで解けた。

今ある街がどんな歴史のもとにつくられたのか、少し関心を持つだけで風景が
まるで違って見えるわ。

2011/10/19

いろんな秋

今日の東京は涼しいを通り越して肌寒かった。やっぱり秋はちゃんとやって来る
のね。

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帰宅途中イルミネーション輝く東京タワーを撮っても、空がまだまだ明るくて
ぼんやりとしか写らなかった。でも最近は早く日が落ちるので、東京タワーが
くっきり見える。(高架を走るのは「ゆりかもめ」)

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汐留のビルのロビーでミニコンサートをやっていた。
じっくり聴きたいところだけれど、帰宅途中というのは疲れているしお腹も空いて
いるので、芸術鑑賞にはちょっと向いていない。

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今日は夕飯を作る気になれなくて、錦糸町駅ビルの中にあるアジアンレストラン
「SAPANA」でお弁当を買って帰った。買ったのは「ガパオ弁当」(700円)

スパイスのいい香りがして美味しかった。
「芸術の秋」も「食欲の秋」にはかなわないってことね。

秋といえば「読書の秋」もある。
最近読みごたえあったのが「ラブレス」(桜木紫乃著)。
社会の底辺で生きる人々の生涯を描いていていて、大河小説的でもあるし推理
小説的なところもあるけれど、松本清張のような暗さはあまり感じられない。

「生まれて、生きて、死ぬ、これが人間なのよね」と納得させられてしまった。

2011/10/16

玉川上水

このあいだの連休に妹達と玉川上水の源流までドライブした。

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玉川上水の始まり「羽村取水口」には、約8ヶ月の短期間でこの難工事を成し
遂げた庄右衛門、清右衛門兄弟の銅像が建っている。

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羽村堰から四谷大木戸まで全長約43km、標高差わずか92mの自然流下方式で、
当時の水利技術の高さがうかがえる。

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(羽村堰の近くには「水神宮」や「番所跡」などの史跡がある)

玉川上水は分水され、飲料水、かんがい用水などに利用された。
1653年に着工し、翌年には地下に石樋、木樋による配水管が敷設され、江戸城、
四谷、麹町、赤坂の台地や芝、京橋方面に至る市内の南西部一帯への給水が行わ
れた。

今日土曜日は玉川上水の終点である「四谷大木戸番屋跡」に行って来た。
もっともここは羽村と違って新宿四谷という大繁華街の区民センターにある。
このセンターの中にある四谷図書館には以前に何度も来たことがある。

すぐ隣が「新宿御苑」大木戸門の入口だ。やっぱり史跡を訪ねると武家屋敷に
行き着くなあ。何か玉川上水にちなんだ施設があるかもしれないと、このあと
御苑内を散策してきた。

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区民センターのエントランスに「玉川上水を記念する施設をつくる」という
区広報ポスターが貼られていた。

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建物のわきに玉川上水説明のプレートが付けられたフェンスがあって、隙間から
覗いてみたら、ポンプのようなものがあった。

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(工事期間8ヶ月とパンフには書いてあったけどね。それから説明プレートは黒に
しないでほしい。写真を撮ろうとすると、自分が写ってしまもの>新宿区)

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これ、前からあったのかしら?気が付かなかったわ。玉川上水と関係するのかな?

ビルの裏手には番屋跡の記念碑があった。

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2011/10/11

連休

連休に新潟から妹夫婦が来たので、東京の妹と4人で東京見物&都下ドライブ
して過ごした。

土曜日は我家から東京スカイツリー→浅草→隅田川水上バスで日の出桟橋→東京
タワー→東京駅から都下の妹宅へ。皆で夜遅くまで飲み食いした。

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(ビルに映るスカイツリー)

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(いつもは職場の窓から見るだけだった水上バス)

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(東京タワーのイルミネーションがきれいだった。近くには江の墓もある)

我家は狭いので、二人が泊まるとなると、どうしても妹のマンションになるのだ。
私ももっと広いマンションに移りたいな。でも便利なこの場所は移りたくはない
けど。

1日目、新潟の妹の万歩計はなんと25000歩を記録していた。
いつも車に乗っている妹は、こんなに歩くことは二度とないと、ケータイカメラで
万歩計を記念撮影していたわ。

2日目は東京の妹の夫のお墓参りに行った。お墓は玉川上水のすぐ近くにある。
これまではあまり気に留めなかったが、今は江戸上水に関心があるので、「いい
場所にお墓があるわね~」とスッカリ気に入ってしまう私だった。

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(玉川上水は多摩川に並行して流れている)

そこから上流に少しいくと玉川上水のスタート地点「羽村堰」があるので、そこまで
車で行ってもらう。近いうちに行こうと思っていたが、こんなに早く実現できて
ラッキーだったわ。

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(道にこんなプレートが埋められていた)

2011/10/02

神田上水(2)

土曜日は後楽園で終わったので、翌日曜日は地下鉄後楽園駅から続きを歩く
ことにした。後楽園に立ち寄るつもりはなかったが、ぐずぐずしていたら12時に
なってしまったので、後楽園入口にある「お食事処」でお昼を食べることに。

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お昼の定食はこの(↑お弁当)とお刺身定食、煮魚定食で、どれも630円と
お得!もしこの付近に勤めていたら、ときどきランチを食べにここに来るわ。

エネルギーを補充したらウォーキング開始だ。
このあと後楽園近くの「巻石通り」を歩いて江戸川橋まで行く。

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(左側、坂の下側が神田川)

「巻石通り」は神田上水が通っていたところで、道が傾斜していて歩きにくい。
途中にある「水道端図書館」で新聞を読んだりして、1時間ほど休憩した。

巻石通りの端に神田上水の説明があった。

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このすぐ向い側に神田川沿いに細長く延びた「江戸川公園」がある。

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この公園にある「大滝橋」の近くに神田上水取水口「大洗堰」があったが、今は
少しの遺構と由来の説明プレートがあるだけだ。

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この公園で意外なことを知った。芭蕉がこの地に4年間居住して、神田上水の
改修工事に監督として携わっていたというのだ。
芭蕉って単なる俳人ではなかったのね。「隠密」だったなんて説もあるようだし。

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江戸川公園を抜けると「椿山荘」の塀がつづき、その先に「関口芭蕉庵」がある。

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入場無料だったので、ちょっと入ってみた。うっそうとした緑に囲まれていて、
都心のど真ん中とは思えない。この芭蕉庵も江戸川公園も神田川と急勾配の崖の
ような斜面にはさまれている。

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急斜面の下と上をつなぐのが「胸突坂」だ。

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この坂の途中に芭蕉庵の裏口(?)や神田上水の守護神といわれている「水神社」が
ある。江戸時代は大切に扱われただろう水神社も、今は人影もなくひっそりとしていた。

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胸突坂を上がりきったところに「永青文庫」があったが閉館中だった。
このあたり一帯は肥後熊本藩細川家の下屋敷で、永青文庫には細川家が蒐集した
数々のお宝が保存されているらしい。せっかく急坂を上がってきたんだから、
ちょっと見せてもらいたかったな。

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