無料ブログはココログ
2017年4月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30            

« 上海の忙しい1日~超高層タワー | トップページ | 上海の忙しい1日~栄養クリームを買う »

2011/01/20

上海の忙しい1日~上海博物館

今回の上海行きの最大の目的が「上海博物館」だ。

最初の上海旅行は時間の余裕がなく、めぼしい観光地めぐりをして上海蟹を食べた
だけで終わってしまった。
その後でHANAさんから「上海博物館が良かった」と聞いたので、今回はとりあえず
博物館だけは行こうと思っていた。

S

高層タワーの展望台見学のあと、地下鉄で2駅目の「人民広場駅」まで行った。
上海の中心でもあるこの広場の一角に「上海博物館」がある。

S_2

この博物館はなんと入館無料だった。
上海最大、中国国内でもトップクラスの博物館だから、無料は意外だったわ。
北京の博物館で無料のところは無かったな~。

何の下調べもなしに来たので「日本語音声ガイド」を借りた。こちらは40元。
音声ガイドの類はあまり好きじゃないのだが、絵画や彫刻ならともかく遺跡からの
発掘物は、見ただけではその価値が分からないから、解説が必要だ。

ここの音声ガイドは展示品の番号を入れるだけなのでシンプルだ。以前に行った
ソウルの国立博物館の音声ガイドは、操作が難しくて、何度も受付に聞きに行った。
それ以降音声ガイドには不信感を持っていたのだが、ここでは借りて正解だったわ。

S_3

私がいちばん気に入ったのは1階の「青銅器」の部屋だ。
青銅器時代は紀元前21世紀に始まり、中国最古の「夏」「商」「周」の三大王朝に
わたり2千年も続いた。中国文明のあけぼのを目の前で見ることが出来るなんて
素晴らしいわ。

S_9

S_4

そこに並んでいる青銅器の数々は、4千年前のものとは思えないほど完成度が
高く力強い。何より嬉しかったのは、展示されている青銅器の多くが「酒器」
だったこと。お酒はやはり文明の源だったのね。

S_5

もちろん、これらの酒器はふつうの人達がお酒を飲むために使われたのではなく、
神様にささげる儀式の道具として造られたものだけど、「注ぐ器」「飲む器」
「保存用器」「ブレンドする器」など種類も多様で、つい「こんな器で飲んで
みたい」と思ってしまう。

S_6

もちろんチャイナって言うくらいだから、陶磁器も素晴らしい。
日本は繊細で物静かなデザインが多いが、中国は派手好みの国民性を反映して
いるのか大ぶりでガッシリしたものが多い。

S_7

書も楽しみにしていた展示品だ。
芸術的審美眼は無くても、きれいな字かどうかは分かる。漢字を知らない外国人
には、白と黒のコントラストの美しさは分かっても、文字としての美しさは分から
ないんじゃないかしら。

S_8

整った良い字だな~。こんな文字を書いた中国のご先祖さまが、今の簡体字を
見たら何て言うかしら。きっと嘆くでしょうねえ。コンピューターでどんな漢字を表示
できるようになったんだから、早いとこ簡体字を廃止してほしいわ。

« 上海の忙しい1日~超高層タワー | トップページ | 上海の忙しい1日~栄養クリームを買う »

旅・中国」カテゴリの記事

コメント

私は、滞在時間2時間ほどあって、上の階から順番に降りながら見て行きました。
たしか3階建てでしたよね?
で最後は時間がなくなりはしょってみたので、この青銅器の部屋記憶ないんです、残念。
普通は1階から見ていくように構成されてるものなんのでしょうか。

ろうまさん、上海博物館はいつから無料になったのか、前は結構な料金だったと思います。

青銅器の部門はここは素晴らしいですね。私はどちらかと言うと中国青銅器に関してはあまり好きじゃないと思っていたのですが、この博物館に来てすっかり考えを改めました。このユーモラスなフィギア、楽しいですよね。思わず引き込まれそうになってしまう。

それに比べると陶磁器は台北の故宮博物館に軍配が上がると思います。でも、広い中国ですから今後充実してくるかもしれないと思いますが。

中国の博物館はこれからもっともっと充実してくるのじゃないかと思います。だってまだまだこれから発掘される遺跡がたくさんあるだろうし半端じゃない埋蔵品ですからね。中国の富でこれから世界中に散らばっている美術品も買い戻されるだろうし。

観光地にある博物館、美術館の一部は今まで怪しげな偽骨董品の売店と化しているところもありましたが今後はこのような立派な博物館が増えてくると思います。
また、モダンアートも充実してきているので新たなアーティストの活躍が増えるとそちらの分野も日本を追い越す可能性が大です。

南京の博物館も行ってみたいところの一つです。あまり詳しくはしらないのですが。

上海旅行、おつかれさまでした。
いろいろ おもしろいものが いっぱい あるみたいですね。
機会を みつけて 一度 いってみたいです。

うららさん、上海博物館は4階まで展示室がありました。
最上階には少数民族の文化や清や明の家具などが展示されていました。印象としては、下層階ほど時代が古い感じでしたが、文物の種類ごとに部屋割りされていたので、どこから見てもいいんじゃないかしら。
私は入館してすぐ2階の茶館でお茶とケーキを食べ、ついでに2階を見学して1階に戻りました。これは正解でしたね。「腹が減っては戦はできぬ」、英気を養ってから展示品を見たので、音声ガイドも熱心に聞くことが出来ましたわ。

HANAさん、最新のガイドブックを見たら「上海博物館」の入館料を無料となっていました。写真撮影もOKだし、中国もだいぶ柔軟になってきたってことでしょうか。そういえば「杭州博物館」も入場無料でしたわ。

中国は経済発展の波に乗って、世界中に散らばった文化財を高値で買い戻しているようですね。少し前に曹操の墓が発見されたというニュースがありましたが、何せ歴史は長いし国土は広いので、これからも世紀の発見があることでしょう。そういえばまだ秦の始皇帝の陵墓は発掘されていませんからね。(発掘される前に、ドカドカ観光客が踏みつけていますが‥‥^^;)

モダンアートに関しては、中国はすでに一大先進国じゃないですか?
人民広場の一角に「上海美術館」があったので、寄りたかったんですが、時間がなくて断念しました。上海はその気になれば時間的にも費用的にも気軽に行けるので、次回のテーマにとっておきます。そうそう台北の故宮博物館も、新装なってから行っていないので、ぜひ行きたいと思っています。

わたなべのもとさん、日本からシルクロード奥地に行くには、どこかの空港で乗り換える必要がありますよね?次回は上海経由で行ったらどうでしょう?

私の印象では、上海は北京より狭い気がします。東京を歩いているような感覚でした。北京は建物と敷地がやたら大きいし、広大な公園がいくつもあるので1~2日じゃ廻りきれませんが、上海はそれよりずっと行動しやすいんじゃないかしら。

一番の目的の上海博物館が良かったようで何よりです。

韓国の国立博物館も大英博物館も無料ですし、日本はNGが多いのに、写真がほぼOKなのにはびっくりしました。

紀元前21世紀の青銅器が見られるのですか?すごいですね。

マンデーさん、中国人や中国国家にはいろいろ文句も言いたいですが、中国文明の偉大さには何の文句もありませんわ。この文明から日本がいかに多くの影響を受けたか、中国の史跡や博物館めぐりをしているとそれを痛感しますね。

上海博物館が無料なのは中国にとってもメリットありますね。
古代文明の素晴らしさを、世界中の人に見せつけることが出来ますもん。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 上海の忙しい1日~超高層タワー | トップページ | 上海の忙しい1日~栄養クリームを買う »