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2010年11月

2010/11/29

ぐるっとパスで「臨海エリア」

日曜日は、1枚残っている東京メトロの1日券を使って美術館めぐりしようと
家を出た。ところがあまりにも穏やかなお天気なので、駅まで歩く途中に気が
変わって、外歩きの多い「夢の島熱帯植物園」とお台場方面の臨海副都心に行く
ことにした。

「ぐるっとパス」に載っている施設は地域によって分類され、各地域のスタンプ
10ヶを集めると、抽選でミュージアムグッズが当たる。これまで9つ集めたが、
「臨海エリア」だけがまだ空欄だった。

臨海エリアには広大な埋立地につくられた施設が多いので、ウォーキングには
最適だ。でもJRも東京メトロも通っていないので、これまで後回しになって
いた。錦糸町駅前から、夢の島を通って臨海副都心にある「船の科学館」や「日本
科学未来館」に行くバスがあるので、距離的にはそんなに遠くないのだが。

S_6

「夢の島熱帯植物館」はゴミを埋め立ててつくられた「夢の島公園」の中にある。
我家から近いのだけれど、これまで来る機会がなかった。

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公園はとにかく広いし、ゴミ埋立地とは思えないほど木々の緑が豊かだ。

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植物館に行く前に「第五福竜丸展示館」に立ち寄った。

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写真のもつ力を感じさせられた1枚。

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ドーム型の熱帯植物館のカフェレストランではジャワカレーを食べた。
美味しかったわ。私はラーメンの食べ歩きをしたいとは思わないが、カレーの
食べ歩きはしてみたい。

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誰もいない映像ルームで「コスタリカ」のジャングルの映画を見た。
熱帯植物には園芸植物にはない生命力を感じる。ちょっと不気味だけれど。

次の目的地「臨海副都心」へは、「夢の島」の最寄り駅「新木場」から「りん
かい線」に乗った。

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いつもお台場方面へは「ゆりかもめ」で行くので、りんかい線に乗るのはこれが
初めてだ。「東京テレポート駅」で下りると、フジテレビやパレットタウンなど
モダンででっかいビルが視界に飛び込んできた。

S_8

ここから歩いて「日本科学未来館」に行く。マップで見ると近いのだが、何せ
スペースたっぷりの埋立地に建てられているので、広い敷地をエッチラオッチラ
歩かなくちゃならない。だからミュージアムにたどり着くだけで疲れちゃって、
ろくすっぽ展示も見ないでコーヒーブレークとあいなった。

日本科学未来館は「最先端の科学技術」がテーマなので、知識に乏しい私向き
じゃないわ。上野の「国立科学博物館」のほうが断然面白かったな。

S_9

そこから10分ほど歩いて、この日最後のミュージアム「船の科学館」に行った。
「日本科学未来館」も「船の科学館」も来たことがある。入館料を払ってもう一度
見たいとは思わないが、ぐるっとパスで入れるのなら覗いてみてもいいかな。

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初代南極観測船「宗谷」と青函連絡船「羊蹄丸」(左)

「船の科学館」で好きなのが、青函連絡船「羊蹄丸」の青森駅のセットだ。

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閉館時間が迫っていて誰もいないセットに入ると、そこにリアルな人形が並んで
いて、人がいるのかとギョッとしてしまう。

その後小さな子供連れの若い夫婦がやってきて、青函連絡船の映像を見ながら
「列車ごと運んだのかな」などと話している。
そうか、もう青函連絡船を知らない世代が大人になっているのね~。

私は一度だけ青函連絡船に乗って北海道に行ったことがある。その当時の映像を
見ながら、ボ~ッという汽笛の音を聞いていると、旅情で胸がいっぱいになる。
やっぱり乗っておいて良かったわ。

外に出ると、東京湾は夕暮れのなかに沈みかけていた。
日が翳ってもそんなに寒くはないので、またまた歩いて「お台場」まで行った。
お金のかからない健康法とばかり、とにかく歩く、また歩く。

S_12

お台場は若者と観光客の人気スポットなので、夜になってもカメラ片手の人たちで
賑わっていた。

S_13

東京湾のかなたにレインボーブリッジとライトアップされた東京タワーが見えて、
なかなかの夜景だ。私は「ゆりかもめ」から見る東京の夜景がいちばん好きだが、
この日はちょうどやってきた都バスに飛び乗ってJR浜松町駅まで行った。

S_14

このバスはお台場を出るとすぐ「レインボーブリッジ」を渡る。200円のバス代で
東京湾観光している気分になれたわ。

2010/11/23

「ぐるっとパス」で神代植物公園

日曜日は天気予報が「今年最後のおだやかな日」と言っていたので、ちょっと
遠出して、「ぐるっとパス」で無料入園できる「神代植物公園」に行ってきた。
都心の紅葉はイマイチだけど、武蔵野ならもっと鮮やかに色づいているんじゃ
ないかと期待して‥‥。

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半月ほど前に新宿駅でこんな(↑)展覧会をやっていた。うまくいけば、バラと
紅葉の両方を楽しめるかもしれない。

「神代植物公園」と「深大寺」には、東京暮らしを始めたばかりのころ来たことが
ある。それ以来だから、どんな公園だったかどんなお寺だったか覚えていない。

「ちょっと遠出」と書いたけれど、実はそんなに遠くもないと電車に乗って気が
ついた。いつも通勤しているところから、ほんの10分ほど余分に電車に乗るだけで
「神代植物公園」の最寄り駅に着く。もっとも駅からバスに乗るので、気分は
ミニ旅行だ。

S_9

この日の神代植物公園の入園者は、多過ぎず少な過ぎずといった感じ。
広い公園内を車椅子で散策している人も多い。目立つのはやっぱり中高年の姿だ。

S_3

紅葉の色づきは上野公園なみで、赤や黄色より緑のほうが目立つけど、この穏や
かな日和では仕方ないわね。「さくら園」にはいろんな種類の桜の木が植えられて
いた。そのなかにはチラホラ咲いている木もあった。

S_2

説明板には「十月桜 十月頃花が咲き、冬から春にかけて断続的に咲くことから
四季桜と名づけれれている」とあった。ソメイヨシノが咲く頃に散るのかしら。

S_4

温暖な気候のせいで紅葉はイマイチだったけど、そのぶんバラはまだまだ綺麗
だった。

S_5

たくさんの種類の桜にビックリしたけれど、バラの種類の多さは桜の比ではない。
季節がもう終わりだから萎れているのもあるが、大輪の花をつけているバラも
いくらでもあり、ついついカメラを向けてしまう。

S_6
(私が見たところ、中高年は豪華な本格的カメラ、若い女性はケータイカメラが
多かった)

このバラ園では、お年寄りのグループと母娘の二人連れに「カメラのシャッターを
押して」と頼まれた。どうみたってメカに弱そうな私に、大事な記念撮影を頼む
なんて、勇気のある皆さんだわ。凄いカメラを持って歩き回っているオジサンが
たくさんいるんだから、そういう人に頼めばいいのにね。

S_7

神代植物公園のすぐ隣にあるのが「深大寺」だ。お寺に紅葉はつきものなのか、
公園よりはこちらのほうが色鮮やかだった。

S_8

このあたりはNHKドラマ「ゲゲゲの女房」の舞台になったので、たくさんの
観光客で賑わっていた。深大寺といえば「おそば」が名物だけれど、どこも混んで
いたので食べずに「吉祥寺行き」のバスに乗った。

吉祥寺駅前のショッピングモールの中にある「武蔵野市立吉祥寺美術館」で休憩
かねて美術鑑賞した。ここも「ぐるっとパス」で入館できる。
「浜口陽三記念室」と「萩原英雄記念室」という、まったく雰囲気の異なる版画
作品が常設展示されている。

浜口陽三に関しては、近々「ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクション」に行く予定
なので、ちょっと見ておきたかった。不思議な静けさをたたえた世界で、しばらく
椅子に座って見入っていた。

それにしても吉祥寺の混雑ぶりには参ったわ。吉祥寺といえば「住んでみたい街」
として人気が高いが、あの人混みは疲れるわ。

2010/11/20

ホットワイン

夜、仕事帰りにお惣菜でも買おうと駅前のショッピングモールに行ったら、広場に
面したステージでバンド演奏をやっていた。そのまえにいくつかのテーブルが
おかれていて、ワイングラスを傾けながら音楽を聴いている。

Photo

どうやらボージョレヌーボーの販促活動のようだ。ホットワインとおつまみで
500円とリーズナブル。寒空だけどホットワインが珍しいのかけっこう繁盛して
いた。

Photo_2

ホットワインといえば思い出すのがチェコのプラハだ。
冬に訪れたプラハで、この街いちばんの観光名所・プラハ城に行く途中、レスト
ランの店頭などで売られているホットワインを見た。
蛇口のついたミニタンクのようなものに入っていて、1杯ずつ蛇口をひねって
グラスに注ぐようだ。

寒空のなかホットワインを飲みながら歩くと、身も心も暖かくなるんでしょうね。

でも私は立ち飲みでなく、お洒落なレストランで食事をするとき飲んでみた。
味は「う~ん?」って感じ。もしかしたらホットワインに何か入れるのかも知れ
ないが、温めるのならやっぱり日本酒にかぎるわ。

S
(プラハのレストランで。右端のコーヒーカップの中に入っているのがホットワイン)

そのすぐあとで貴重品を盗まれてしまい、帰国するまで爪に火をともして過ごした
ので、プラハというと泥棒にあったことをまず思い出してしまう。
ホットワインはそれ以来飲んでいない。きっと美味しい飲み方があるんでしょう。

2010/11/18

ぐるっとパス 上野公園つづき

今日はお休み。でも洗濯したりお昼ごはんを食べたりしていたら、午後1時に
なってしまった。あまり遠くへはいけないので、今日もまた上野公園の「国立西洋
美術館」に行くことにした。

Photo

「国立西洋美術館」本館はル・コルビュジエの設計。世界中にあるコルビュジエ
設計の建物を「世界遺産」に登録しようという運動があるようだ。

Photo_2
前庭にあるロダンの「考える人」を、考えない人(←私)が写す(^o^;)

「ぐるっとパス」で無料で入れるのは常設展だけだが、美術館の見どころは常設展
だと思うので、私はこれでじゅうぶんだ。絵画ではここと国立近代美術館が気に
入っている。

Photo_3
(ここ2~3日寒いからか、日曜日より紅葉が鮮やかな気がする)

国立西洋美術館の次に「上野動物園」に行った。こちらも「ぐるっとパス」で
入園できる。こんな機会でもなければ動物園に入ろうなんて思わないけど、動物を
見ているとこれが結構面白い。その動作に思わず見入ってしまう。

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窓の網に顔を押し付けたまま動かない「アメリカバイソン」。あまりにもジッと
しているので剥製かと思ったが、子供のアメリカバイソンが近づいたら顔を動か
してペロペロ体を舐めてやったので、生きているんだとわかった。子供が離れると
また網に顔をくっつけて動かなくなった。

Photo_4

不忍池を自由に舞っている鳥。やたらと人に慣れていて、近寄っても逃げない。
カモかな?

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弁天堂の近くで動物園を出て、これも不忍池沿いにある「下町風俗資料館」に
立ち寄った。小さい資料館だが、外国人観光客の姿が目立った。ガイドブックに
でも載っているのかしら。

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(100年前の3D)

上野広小路のコーヒーショップで1時間ほど休んでから、秋葉原まで歩いた。
12月に発売されるという「おさいふケータイつきスマートフォン」のパンフを
貰おうとアキバのヨドバシカメラに行ったが、すぐ無くなってしまったとかで
手に入らなかった。

(画像をクリックすると、少し大きくなります)

2010/11/14

ミュージアムめぐり 上野

今日は、曇り空だが暑くも寒くもないという、散策には絶好のお天気だった。
こんな日は「ぐるっとパス」で上野公園界隈のミュージアムめぐりしよう。

でも洗濯したりパソコンやテレビを見ながらグズグズしていて、家を出たのは
お昼頃になってしまった。上野公園は都内ナンバー1の芸術エリアだから、どこ
に行こうか迷ってしまうが、「ぐるっとパス」のリストに載っていてまだ行った
ことがない「書道博物館」からスタートすることにした。

場所は、最近散歩コースとして人気がある「谷・根・千」の根岸なので、上野の
つぎの鶯谷駅で下りる。

S
(鶯谷駅前)

鶯谷は、ラブホテルが密集する北口と上野公園がある南口とではまるで雰囲気が
違う。めざす「書道博物館」はラブホテル街の一画にあって、すぐ前には「正岡
子規の旧居」がある。

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(子規庵)

書道博物館は、洋画家であり書家でもあった中村不折のコレクションをもとに
創設された。日曜日だったが、来館者は少なくパラパラと中高年が訪れるだけ
だったので、じっくり書を鑑賞することが出来た。

絵画はパッと見るだけでもいいが、書は説明を読み作品をじっくり見ないと、
どんな意味を持っているのか分からない。文字の美しさは分かるけど。
だから空いていたのは有難かった。漢字が中国文明を支えてきたのだと再認識
したわ。

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ところで中村不折の書は、この(↑)日本酒のラベルなどに使われている。
記念にと、スーパーで小瓶を1本買ってきた。左は書道博物館グッズの「一筆箋」
(300円)。帰宅してさっそくぬる燗で晩酌した。飲みやすくて美味しかったわ。

Ys

鶯谷駅近くの喫茶店でランチかたがたひと休みしてから、北口から歩道橋を渡って
上野公園側に行った。東京国立博物館は上野駅より鶯谷駅からのほうが近い。

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途中「寛永寺」の開山堂(両大師)に立ち寄る。「ぼけ封じ祈願」か‥‥、世相を
反映しているわね。

S_5

紅葉は、冷え込みが足りないのか、色づきがイマイチだったが、黄色い葉っぱが
ハラハラと落ちてくる上野の森を歩くと「自然のなかにいる」って感じになった。
その上野の森にはたくさんのミュージアムがある。
その中から選んだのは「国立科学博物館」だ。「ぐるっとパス」で常設展示場に
入れる。

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(国立科学博物館)

私は美術館も好きだが自然史博物館や科学博物館が好きだ。
最近の博物館はどこも子供を意識していて、ビジュアルな展示方法をとっている。
そのおかげで、脳の働きが鈍り気味の年配者も、楽しみながら見て歩くことが
できる。常設展示は「日本館」と「地球館」があるが、日本館の方が興味深かった。

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(旧石器時代の世界最古の落とし穴)

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(縄文時代にも介護の精神があった)

S_9
(大阪の遺跡。まるで田んぼの博物館)

ステンドグラスが印象的な日本館の建物も一見の価値がある。

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日本館とシアターでエネルギーを使い果たし、地球館はざっと歩いただけだった。
他のミュージアムへは、また別の日に行くことにするわ。

2010/11/11

ふゆざくら

今日は午前中に宅配便が来ることになっていて、お昼頃になってやっと届いた。
おかげで部屋の掃除が出来たけど、美術館めぐりはあきらめた。

このあいだ「江戸東京博物館」のイタリアンレストランで、お得なハンバーグ
ランチを見かけたので、今日はそこでお昼を食べようと行ってみた。でも今日の
お得メニューは別だったので、居酒屋風のところでお刺身定食を食べた。
広い店内は超満員で、両国周辺のどこにこんなにビジネスマンがいるんだろうと
ちょっとビックリ。国技館で「ビジネスフェア」をやっているからかな。

食事をしてから、読み終わった「ピアニストという蛮族がいる 」(中村紘子著)を
返しに図書館に行ったら、「幸田露伴の兄、郡司成忠」の資料展をやっていた。

たいていの人は幸田露伴を知っていても、郡司成忠は知らないだろう。私も知らな
かったのだが、たまたまこの日返却した中村紘子の本の中に、日本人ピアニストの
草分け的存在、幸田延(幸田露伴の妹)のことが載っていて、兄である探検家、
郡司成忠の名前もあったのだ。

それにしても幸田一家は優秀な人物ばかりだ。何だか息が詰まりそうな家族だわ。
ひとりくらいボンクラがいたほうが、視野も世界も広がるのにねぇ。
(凡人の負け惜しみです‥‥^^;)

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江戸東京博物館の周囲のソメイヨシノの並木は、赤っぽい黄色に色づいていた。
ソメイヨシノって桜の花だけでなく紅葉も楽しめるのね。

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その紅葉のなかに、白い小さな花をつけた木が混じっている。

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可憐な白い花の木は「ふゆざくら」だということを、掛けられた名札で知った。

2010/11/07

文化の日・耐久ミュージアムめぐり(後半)

ホテルオークラの大倉集古館を出たらもう午後1時を過ぎていて、遅い朝ご飯を
食べてきたもののお腹はペコペコだった。六本木一丁目駅から歩いてくる途中、
「城山ガーデン」という緑豊かな公園のようなところがあって、その中にカフェや
レストランもあるようなので行ってみた。

広い敷地の中に何棟かの高層ビルがある。東京都心でよく見かける六本木ヒルズの
ような再開発地帯のようだ。でも日曜日なのでオフィスビルは閉まっていて、
開いているのはコーヒーショップやコンビニだけ。とぼとぼと食事できるところを
探していたら、日比谷線の「神谷町駅」に出てしまった。

S
(港区からは東京タワーが見える)

けっきょく日比谷線で恵比寿まで行き、駅ビルでタイ料理を食べた。
恵比寿ガーデンプレイスの「東京都写真美術館」にもパスで入れるので、ちょっと
心が動いたが、やっぱり最初のプラン通り白金台の「松岡美術館」とそこから
徒歩圏内にある「東京都庭園美術館」に行くことにした。

食事を終わったのが3時過ぎ、松岡美術館に入館できるのは4時半迄なので、
ちょっと焦る。でも焦りは失敗のもと、地下鉄を出たところで方向を間違え、
だいぶ時間と体力を浪費してしまった。駅前の地図を見てから歩けばこういう
ことはないのにね。それにしても、高級住宅街って坂が多いわ。

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(松岡美術館)

「松岡美術館」は閉館時間近くということもあって、入館者はパラパラとしか
いなかった。お金持ちが財産つぎ込んで蒐集した美術品は見ごたえあった。
集めた美術品を私蔵するんじゃなく、こうやって貧乏人にも見せてくれるんだ
から、不動産を買いあさるよりは立派だと思うわ。

企画展の陶俑は作った人のぬくもりが感じられた。愛嬌があってマスコットに
したくなったわ。「猫の給仕頭」(前半の真ん中の絵葉書)も、部屋のお洒落な
インテリアにピッタリ。そのほか、円山応挙の屏風、能面(増女)、渋谷佳代の
「紅葉狩」が印象に残った。時々行ってみたい美術館だ。

S_3
(東京都庭園美術館)

そこから徒歩10分くらいのところに「東京都庭園美術館」がある。
今日訪れた美術館のなかでは、ここがいちばんメジャーじゃないかしら。私も
何回か来たことがある。

入館は5時半までと遅めなので、ここを今日の美術館めぐりの最後にした。
美術館はうっそうと茂る木々に囲まれているので、日が落ちると敷地内は暗闇に
つつまれる。

もう5時頃だったが、「香水瓶の世界」という展覧会の華やかな雰囲気に誘われ
たのか、若いカップルや熟年女性で会場は混み合っていた。
今日はどこも静かにゆっくりと鑑賞できたのになあ‥‥。

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(隣接するカフェもお客さんでいっぱい)

この美術館は旧朝香宮邸で、朝香宮夫妻のセンスが光るアールデコの建物だ。
派手さはないけど上品な雰囲気で、高貴な方々の優雅な暮らしぶりがしのばれる。
ロマンチックな「香水瓶の世界」にピッタリだわ。

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(玄関のガラス)

こうして目いっぱい美術鑑賞をした「文化の日」の1日が終わった。

2010/11/04

東京の伝統的工芸品

昨日につづいて今日もお休み。図書館から「親鸞 下」が用意できたとメールが
きたので、お昼ご飯を食べてから借りに行った。
順番くるのが意外と早かったな。

図書館に寄ってから、徒歩5分ほどの「江戸東京博物館」に向かった。
「ぐるっとパス」で無料となる常設展を見てこようと思ったのだ。

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博物館の1階ロビーに入ると、「東京の伝統的工芸品チャレンジ大賞」という
催しをやっていた。新しい伝統的工芸品を広く募集し、優秀製品を表彰する
コンテストで、会場に並べられた124作品のなかから良かったものを二つ選ん
だら、粗品をくれるという。もちろん参加しましたよ。

粗品目当てで会場の出品作を見始めたが、どれも素晴らしい作品ばかりで、
真剣に見入ってしまった。二つに絞るのが難しい。定価も付いていたが、高額な
ものばかりで手が出ない。

結局私が選んだのは、「江戸小紋日傘」と「「月の箸置き」の2点。
どちらもムリすれば買えないことはないけれど、こういう品物を使うには、生活
全体がそれに相応しくないとね。それにしても、いいなあ。

1階のミュージアムグッズ売り場では、過去のコンテスト作品が販売されていた。
その中で買おうかどうしようか迷ったのがこの(↓)ふたつのブラシ。
左の「毛玉とり」はクリーニングのプロも愛用していると書いてある。

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結局今日は買わなかったけれど、うたい文句通りだったらこの値段は高くない。
使った人の感想を聞きたいものだわ。

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もらった粗品は、前から欲しかった「ほこりトリ」だった。うれしい。

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江戸東京博物館の常設展示は何回も見ているので新たな感想はないが、常設展示
会場のなかの企画展「徳川御三卿展」が面白かった。御三家はよく聞くけれど、
御三卿というのは聞いたことがなかったのだ。

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御三家は徳川将軍家から独立した藩のような存在だが、御三卿は将軍家の家族の
ような存在だったらしい。

(写真をクリックすると大きくなります)

文化の日・耐久ミュージアムめぐり(前半)

今日はウォーキングに絶好の秋晴れとなった。
スカイツリーもくっきり見える。

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こんな日は東京メトロ1日券を使ってミュージアムめぐりをしようと、「ぐるっと
パス」のリストと地下鉄路線図を見比べ、港区の美術館に行くことにした。

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まず最初はホテルニューオータニの中にある「ニューオータニ美術館」へ。
地下鉄半蔵門線に乗って永田町駅でおり、お堀で釣りをする人たちを眺めながら
弁慶橋を渡ると、眼前には巨大なホテルがそびえ立っている。

S_3

ホテルニューオータニと向かい合うプリンスホテルの敷地に、こんな碑が立って
いた。ここ紀尾井町の町名は、この地に藩邸を構えていた「紀伊徳川、尾張徳川、
彦根井伊」の各藩から一文字ずつとって付けられたという。江戸時代から特等地
だったのね。

そういえば、我が住まいの辺りは「津軽弘前藩」だったな。
ビルが林立する東京で、江戸の名残を探しながら散策するのも楽しそうだ。

企画展は「日本画に見る四季の美」というもので、東京富士美術館所蔵の日本画が
展示されている。日本画とひとくちに言っても、丹念に描かれた美人画から抽象画
のようなものまで様々だ。河合玉堂の作品も数点あった。玉堂の描く風景には、
いつも懐かしさを感じる。

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次は永田町から南北線で六本木一丁目駅まで行く。この駅は「泉ガーデン」という
複合ビルと直結していて、エスカレータを乗り継いで丘の上まで行くと「泉屋
博古館 分館」がある。(本館は京都にあるようだ)

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隣は「スペイン大使館」前は「スウェーデン大使館」で、辺り一帯は木々の緑に
囲まれ、高級住宅街の雰囲気いっぱいだった。

ここでは「幕末・明治の超絶技巧」という特別展が開催されていた。「世界を驚嘆
させた金属工芸」というパンフのキャプションは誇張じゃない。日本の伝統工芸の
繊細さ、技術の確かさ、品のよさに魅せられた。この日訪れた美術館のなかでは、
ここがいちばん印象強かったわ。主要作品は京都の「清水三年坂美術館」所蔵との
こと。

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そこから歩いて5分くらいで「大倉集古館」に着く。
ホテルオークラの玄関前にあるこの美術館では「開窯300年マイセン西洋磁器の
誕生」をやっていた。16~18世紀、ヨーロッパの宮廷を魅了したイタリアの
劇団「コンメディア・デッラルテ」の磁器人形が、いきいきとして華やかで素敵
だった。

大倉集古館は、ホテルオークラと同じ敷地内にあるので、ミュージアムグッズには
外国人が好みそうな北斎の小物もあった。

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今回の美術館はどこも、常設展と企画展にパスだけで入ることが出来る。
こういうところでは気に入った作品の絵葉書などを買って、わずかだけれどお金を
落とすことにしている。

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