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2010/08/15

房総の小江戸 大多喜

いすみ鉄道に30分ほど乗ると沿線最大の町「大多喜町」に着く。
この町は、徳川四天王の1人本多忠勝の城下町として栄えた。
今もその雰囲気があり、由緒ある建物がいくつも残っていて、房総の小江戸と
呼ばれている。いすみ鉄道随一の観光地だ。

(クリックすると画像が拡大されます)

S
(駅のホームには、こんな記念撮影用のハリボテが)

でも私の目的は小江戸でなく、この町にある「薬草園」のほうだ。
駅前にある立派な観光案内所に立ち寄って市内マップをもらう。

S_2

この観光案内所はなかなか便利だ。トイレはもちろんだが、テーブルと椅子や
ゆったり出来る大きなソファもあり、物産品なども置いてある。100円でタン
ザニアの無農薬コーヒーも飲める。(何でタンザニアなのかは?)

S_3

マップを見ると「薬草園」は大多喜城の近くにある。ネットで調べたら駅から
徒歩15~20分らしいので、そちらに向かって歩き始めた。

ところが目指す地域は中心部とは反対側の山のほうにあり、「城と渓谷ライン」
という上り坂道路を歩かなければならないので楽じゃない。
道の片側が渓谷になっていて景色は悪くないんだけど、その日は台風の影響で
強い風が吹いたり、急に雨が降ってきたり、またカンカン照りになったりで、
歩くのも大変だった。

S_4

そんな道を黙々と歩いていると、場違いな「メキシコ通り」とやらに出会った。
慶長4年房総沖で難破したメキシコ船を救助したことから、メキシコとの友好の印
としてつけられた通りとのこと。もっと賑やかなところにすればよかったのにね。
でも城下町とメキシコは合わないかな。

いつも持ち歩いている晴雨兼用の傘の骨が強風で折れてしまって、タクシーに
乗ればよかったとトホホの気持になったころ、お城や薬草園などへの道案内が
見えた。ヤレヤレ‥‥。

お城と薬草園は方向が違うが、案内板によると薬草園のほうが近そうでホッと
した。薬草園のすぐ近くに図書館があったので、まずそこで一息つく。熱中症に
なったら大変だから、ムリしないようにしないと。この図書館は有難かったな。

S_5

「薬草園」は大多喜町から指定された城西国際大学が管理運営を行っている。

面積は、たぶん、このあいだ行った小石川植物園より小さいのだろうが、何せ
周囲が山や渓谷だから、ずっと広く感じる。周辺一帯がホンマもんの植物園だ
もんね。

S_6

木陰に行くとヒンヤリした風が吹いてきて涼しい。植物は天然のクーラーだと
実感することができたわ。入園者は誰もいない。後にも先にも私だけ。資料館に
行ったら管理人がいたけど。

S_7

ワイルドだな~。やっぱりホンマもんだわ。でも注意って、どうすればいいの?

S_8

資料館の入口には「神農さま」の小さな像が置かれていた。

資料館には漢方に使われる生薬の標本が並んでいた。最近漢方の勉強をしている
ので興味津々で見て廻ったが、まだどれが何やら見分けがつかない。
朝鮮人参くらいかな、見分けがつくのは。

植物園から見えるお城は昭和50年に再建されたもので、現在は博物館になって
いる。ここから徒歩5分くらいなのだが、薬草園だけで疲労困憊してしまった
ので、お城はやめて城下町散策にエネルギーを使うことにした。

S_9

帰り道は下り坂なので、来る時よりずっと楽だった。
いすみ鉄道の踏み切りを渡ると、城下町への道しるべが立っている。

S_10

まず目に飛び込んできたのが「酒蔵小路」。ここを通り過ぎることは出来ないわ。
道は御影石が敷き詰められている。

S_11

その先にあるのが「豊乃鶴酒造」。

S_12

ちょっと裏側も覗いてみる。

S_13

ここからは城下町通りをぶらぶら散策し、観光案内所にパンフ(上の写真)が
おいてあった和食のお店でランチを食べた。すべて野菜のお料理は胃にやさしく
ペロッと平らげた。中高年向きのお店だわね。

S_14
(今日のランチは冷汁)

小江戸の雰囲気がただよう静かな町だった。

S_15

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コメント

関西では房総半島のことはあまり新聞記事にも載らないし、いすみ鉄道のことも知りませんでした。
時代劇で上総介っていうのはこのあたりのことだったのですね。
本多忠勝は聞き知ってましたが、大多喜城下、房総の小江戸なんですね。
西日本ではなんでも小京都ですわ。
なるほどと興味深く読ませていただきました。

かなり大きな神農様の木像は、大阪は北浜の少彦名神社でお目にかかりましたよ。

うららさん、私も今回の小旅行ではじめて、この辺りが上総の国だと知ったんです。「上総一ノ宮行き」の電車が毎日錦糸町駅を通っているんですが、気にも留めていなかったもので。

小京都というのは全国にたくさんありますが、小江戸(こえど)は関東地域だけでしょうね。川越が小江戸として有名なんですが、私はここしか知りませんでした。小京都ときくと雅なイメージがありますが、小江戸はお侍さんと商人の町という雰囲気ですね。

北浜の少彦名神社は、よく覚えていますよ。
関西に行ったら必ず訪れようと思っているんです。

大多喜城へは一度行ったことがあるような気がします。中には入らなかったけど。

薬草園、こういうところは元々お役所がつくったのに最近は事業仕分けで民間に移管されるところが多くなりましたね。

「まむしに注意」看板は千葉では良く見かけます。
「立入禁止」という意味。
本当にまむしが出る場合より、泥棒よけの意味も多いようです。
勝手に他人の山に入って山菜やタケノコを採って行く人が多いのだとか。
知り合いはタケノコは採ってもらっても良いのだけどゴミを捨てたり踏み荒らしたり、煙草の火で火事になるのが一番困る、と言ってました。
マナーの悪い人がいるからどこもかしこも立入禁止になってしまいますね。

HANAさん、「まむしに注意」の看板は、「立入禁止」って意味なんですか。知らなかったわ。
確かに「入るな」と言われるより「まむしが出る」と言われたほうが、足がすくみますよねhappy01

広大な山や谷を管理するのは困難ですから、ひとりひとりのマナーが自然を守る最低条件ですわ。この薬草園はゴミもなく、緑豊かで気持良かったです。入園者が少ないのかも知れませんが。

植物園は東京近郊にいくつかありますが、薬草にターゲットをしぼったところは少ないんです。この薬草園は資料館も生薬見本が豊富だったので、頑張って行って良かったです。

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