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2010/07/09

円仁、曹操、漢方薬

今日の夕刊に「中国で、遣唐使円仁の名前が刻まれた石板が見つかった」という
記事が載っていた。

「円仁(慈覚大師)は45歳で中国に渡り、帰国後は天台宗の座主となった。
ゆかりの寺は東京の浅草寺、長野の善光寺、平泉の中尊寺など数多い。
(日本を代表するスター寺院ばかりじゃない!)
円仁が著した「入唐求法巡礼行記」は、古代のもっとも優れた旅行記のひとつと
される」

時の皇帝の仏教弾圧で長安を追われた円仁が、帰国の途中に仏舎利が失われる
のを恐れて地中に隠した。そのことを記した石板が、洛陽と鄭州の中間にある
登封の法王寺の塀にはめ込まれていたという。

こんな話を聞くと、また中国に行きたくなってしまう。
たまったマイルでたまには他の国、たとえばベトナムあたりに行ってこようかと
思うのだが、けっきょくは中国になってしまうのだ。

今週の「サンデー毎日」に「三国志大陸をゆく」という連載もののグラビアが
載っている。今回は曹操の生まれ故郷「安徽省亳州市(はくしゅうし)」だった。
グラビア写真を見ただけでいっぺんに惹きつけられて、行けるあてはないものの
とりあえず地図を広げてみた。

飛行機で鄭州まで行き、そこから列車やバスを乗り継ぐのがいちばん良さそうだ。
この地域は中国の歴史がつまった玉手箱みたいなところなので、鄭州をベースに
いろいろ巡りたいな~と思っていた矢先のこのニュース、ますます旅を実現させ
たくなったわ。

ところで亳州市は「京丹後市」と友好都市提携を結んでいる。
旅行ガイドブックには載っていないが、ネットで調べたところ、薬草栽培が盛んで
「薬の都」として名高いのだとか。
亳州市の中国最大の「中国薬材交易センター」にぜひ行ってみたいわ。

Img_3354s
(北京と香港の九龍を結ぶ京九線で行けるようだ。どれくらい時間がかかるの
かしら)

薬といえば、今朝のNHKニュースで、漢方薬の材料となる生薬が不足していると
報じていた。世界的な需要の高まりや、産地の災害などが要因らしい。
中国が輸出を抑えているので、生薬の価格が高騰している。保険漢方薬は薬価が
決められているから、このままでは逆ザヤになりかねない。
これでは経営が成り立たないと、日本の漢方薬メーカーが嘆いていた。

でもいちばん困るのは薬局かもしれない。薬の値段が上がったからといって、長年
その薬を飲んでいる人に出さないわけにはいかないから、損をしても仕入れなく
ちゃならないだろう。

何とか日本で栽培できるよう研究してほしいものだ。

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旅・中国」カテゴリの記事

コメント

ろうまさんは歴史にも詳しいですね。

私は歴史は昔から苦手で特に漢字が絡むと(;一_一)

でも中国は広くていろんな都市があってそれぞれに歴史があるから行く場所には困らないですね。

広いから行くのも大変ですが最近は航空路線が充実してきました。
いろいろ行ってみたいですね。

それにしても漢方薬の生薬が不足しているとは。
なかなか工場で増産するようにはいかないみたいですね。
儲かるのならたくさん生産するでしょうけど(麻薬みたいに)。

HANAさん、私も歴史に詳しくないんですよ。
ここに書いたことは、新聞記事&京丹後市のHPから抜粋したんです。

私は昔から年号や固有名詞が覚えられないんです。
とくに難解な漢字オンパレードの中国の年代や登場人物は、覚えたと思ってもすぐに忘れてしまいます。

生薬が不足しているというニュースのなかで、「さまざまな漢方薬につかわれる甘草の価格がとくに急騰している」と言っていました。カンゾウは広い使いみちがあるので、日本でも本腰を入れて栽培してほしいわ。日本お得意の「野菜工場」のようなところで栽培できないものかしら。

登封ってどこかで聞いたことがあると思ったら、嵩山少林寺のある所でした。
河南省へは北京からどのようにして行ったのかもう記憶も定かではありません。
地理的にどうなっているのかもよくわかりません。

少林寺拳法を稽古する女性道志を募ったツアーで連れて行ってもらいました。
あの2002年頃当時もブログを書いてたら、旅の終わりにちゃんと復習して今よりは覚えていたと思います。
現地の公安、警察の人が一席設けてくださり歓迎パーティ、そこでサソリのから揚げを初めて食べたこと。
とても強いお酒、杜こう酒というのをストレートで乾杯するたびに飲み干した杯を見せ合い10杯以上飲まされたこと。
帰路のバスでトイレがなくて、ガソリンスタンドのドアのないトイレを借りたこと。
以上が懐かしい思い出です。

うららさん、登封は嵩山少林寺のある所だったんですか。
役に立つ情報、有難うございます。

「登封の法王寺」なんてガイドブックに載っていないので、探すのが大変だと思っていましたが、少林寺なら確実に分かりますからね。

洛陽に行った時、時間があったら少林寺にも足を延ばしたかったんでが、疲れて行けませんでした。円仁の足跡を訪ねる旅と、少林寺観光を同時にできるんですから、いよいよもってこの次の中国旅行は亳州と鄭州と登封になりそうです。

ブログに旅の記録を残しておくと、自分にとっても読んでくれる人にとっても貴重な資料になりますね。ときどき面倒臭くなって、旅行記も中途半端になったりしますが、それでも記憶を呼び起こすヒントにはなります。うららさんの「少林寺拳法の旅日記」、ぜひ読ませていただきたかったわ。

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