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2010/03/17

今日の立ち読み

ぶらっと本屋を歩いていたら、ある女性精神科医が書いた文庫本が目に入った。
本の内容は最近多い「心をリラックスさせる法」のようなもので、(タイトルは別)
とくに特徴があるわけではない。私が思わず目を留めたのは、著者の名前に
見覚えがあったからだ。

もう何年もうつ病で苦しんでいる友人から、「最近はだいぶ良くなって仕事も
出来るようになった」と電話があった。その友人がずっとお世話になっている
医師の名前がこの著書と同じだったのだ。珍しい名前なので覚えていた。

「H先生のおかげよ。とても感謝している」と、友人は繰り返し言っていた。
「そんなに心酔しちゃっていいのかな?」と私なんかちょっと心配になったの
だけれど。でもとにかく働けるまでに回復したのは良かった。

もう一冊は「ニューズウィーク日本語版」のうしろのほうに載っていた半ページの
芸術記事。ジェニー・ヤブロフという人が「失神するほど美しくて」というタイ
トルで「スタンダール症候群」について書いている。

「ミケランジェロやカラバッジオの偉大な作品が目まいを引き起こすというスタン
ダール症候群の解けない謎」というキャプション。

文豪スタンダールがフィレンツェの名所を訪れたあとで体に異変を感じたように、
多くの観光客が動悸や目まいに襲われているのだとか。

でもこれ本当に偉大な芸術作品が原因なのかしら?

美術館、博物館めぐりはとてもエネルギーを消費する。大作に神経を傾けていて
つい体力の消耗を忘れてしまうのだけど、芸術鑑賞は相当なハードワークなのだ。
だから動悸や目まいがするのは自然な生理現象のように思うのだけれど‥‥。

Img_3196s
(バチカン博物館のラファエロ)

たしかに、ミケランジェロやカラヴァッジョの迫力は並みじゃないから、圧倒
されて気分が悪くなることもありそうな気がする。そんな時は美術館めぐりを
やめて、エスプレッソでコーヒーブレークというのが一番賢い解決法じゃない
かしら。

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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

ろうまさん、今は心を病む人が多いからいろんな本が出ていますね。

でも「なぜ精神科医は心を病むのか」という本を読んだことがありますが呆れる精神科医が一杯書いてあって、医者選びは大切だと思いました。
http://www.php.co.jp/bookstore/detail.php?isbn=978-4-569-65575-8

お友達は良い先生に出会えて良かったですね。

スタンダール症候群って、名画におこるものなんでしょうか?
絵ののろいとか。
なんでも症候群ってつければ病気になるんですね。


HANAさん、ご紹介いただいた本、ぜひ読んでみたいです。
図書館にあるかどうか、検索してみますわ。

友人が診てもらっている女性医師の本は、文庫本で安いので買ってきました。ざ~っと斜め読みしただけなんですが、プレッシャーのある人を安心させる内容で、追い詰められた時に読んだらいいんじゃないかと思いました。

今は経済状況が悪いので、苦しい思いをしている人が多いんじゃないかしら。「気楽に‥」と言われても、そう出来ないから悩んでいるわけですもの。

スタンダール症候群ですが、ニューズウィークの記事では「芸術の素晴らしさに感動してクラクラ目まいがする」というような内容でした。でも多くの観光客が同じように目まいがするとなると、やっぱり疲れじゃないかしら(^o^)
私なんか感受性の底が浅いから、そんなに深く感動できませんわ。

話は変わりますが、先日「等伯展後期」に行ってきました。
後期では「烏鷺図屏風」が展示されていました。去年のGWにこの屏風を所蔵している千葉の「川村記念美術館」に行ったのに、なぜか展示されていなかったんです。これが見られて良かったです。「松林図屏風」の次に気に入りました(^-^)v

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