無料ブログはココログ
2017年9月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

« 2010年2月 | トップページ | 2010年4月 »

2010年3月

2010/03/30

スカイツリーと隅田川散歩

日曜日はどんより曇った真冬の寒さだった。でもこういう日はウォーキング日和
なので、午後になって久しぶりにスカイツリーに行った。

F1000048

完成はまだだいぶ先だけど、最近は観光客らしき人も増えたみたい。
地元としては嬉しい。

そこからお花見の名所「墨堤」に向かった。

スカイツリーのある東武鉄道の「業平橋駅」から「言問橋」まで行き、橋の手前で
右に折れて見番通りに入る。この道は「隅田川七福神めぐり」のルートでもある。

F1000038

まず最初が三囲神社だ。
三囲神社(みめぐりじんじゃ)には「大国神・恵比寿神」が祀られている。
またこの神社は三井グループと深いつながりがあり、三井の越後屋(三越)に
あったライオン像がおかれている。

F1000039

それと関係するのかどうか、この神社だけは参拝者がたくさんいた。

F1000042_2

私はやさしいお顔の「コンコンさま」が気に入ったわ。

F1000041
F1000040
(↑画像をクリックすると拡大します)

裏門を出ると、すぐ前にお花見客でにぎわう隅田川堤防がある。

F1000037

見番通りをもう少し進むと、弘福寺(布袋尊)長命寺(弁財天)がある。

長命寺といえば桜もちが有名だが、おもちを包む葉っぱは、お店の脇に植えら
れている大島桜の葉を塩漬けして使っているそうだ。

F1000024

でも大きな葉っぱが3枚もあるので、ぜんぶは食べられなかった。
葉っぱの味は悪くないけど、何せ大きすぎる。

桜もちのすぐ近くにあるのが「言問団子」だ。

F1000021

ここで休憩。多くの文人墨客が愛したというお団子は、食べやすいお味だった。

七福神めぐりはまだ途中だけど、つづきは後日ということにして、隅田川にかかる
桜橋に行った。

F1000014

お花見の人もいたけれど、とにかく寒くて桜は3分咲き程度。橋の上では和太鼓
演奏していた。見物人の上をかもめの群れが飛びかっている。吾妻橋や両国橋に
こんなにかもめがいたかしら?隅田川でも、ここだけこんなに多いのかな?

F1000010_2
(↑クリックすると拡大します。
ケータイカメラなのでカモメがよく写っていない。もっとお天気のよい日に、
もう少しマシなカメラでカモメを撮ってくるわ)

これが「ゆりかもめ」で「都鳥」とも言うことを、このあいだ地下鉄駅のパンフで
初めて知った。以下は伊勢物語の一節。

「なほ行き行きて 武蔵の国と下つ総の国との中に いと大きなる河あり それをすみだ河といふ その河のほとりにむれゐて思ひやれば 限りなく遠くも来にけるかなとわびあへるに 渡守 はや舟に乗れ 日も暮れぬ といふに 乗りて渡らむとするに 皆人ものわびしくて 京に思ふ人なきにしもあらず さる折しも 白き鳥の嘴と脚と赤き 鴫の大きさなる 水のうへに遊びつつ魚をくふ 京には見えぬ鳥なれば 皆人見知らず 渡守に問ひければ これなむ都鳥といふをききて

   名にし負はばいざ言問はむ都鳥わが思ふ人はありやなしやと

とよめりければ 舟こぞりて泣きにけり」

ちなみにスカイツリーの高さ634mは武蔵野の国の語呂合わせで決めたらしい。
この歌は隅田川で詠まれたと言われている。それでこの辺りには「業平橋」だの
「言問橋」だの、ゆかりの地名があるのね。今ごろになってやっと納得したわ。

海外旅行もいいけど、もっと身近なところにも関心を持たなくちゃ。

2010/03/28

高齢化社会の医療費

4月1日から診療報酬が改定されるので、調剤の料金や薬価も改定される。
国は、とにかく医療費を削減したいということで、ジェネリック医薬品を使う
ようすすめているが、処方せんを書くお医者さんにその意識がなかったら難しい
だろう。

聞くところによると、薬価が下がり続けているのは日本だけで、欧米では上がって
いるのだとか。莫大な費用をかけて新薬を開発しても、すぐジェネリックに取って
替わられるんでは、研究開発に力を入れなくなるんじゃないかと心配になる。

ジェネリック薬品って、数が多いし似たような名前が多いので、レセコンを入力
するほうも神経を使う。小さい薬局には、使うかどうか分からないジェネリックを
在庫でおいておく余裕もないし‥‥。

これだけシステムが複雑になると、お薬代の計算はコンピュータソフトに頼ら
ざるを得ない。でも年配の人がやっている薬局とか開業医には、コンピュータに
慣れていない人も多いから、「とても営業を続けられない」ってことになるんで
しょうね。

大手の調剤薬局チェーンと大手ドラッグストアが提携して、調剤や一般医薬品の
販売から薬の調達まで一手にやるという計画をすすめているようだ。
まもなく本格的な超高齢化社会に突入するから、医薬の分野も変革が求められて
いるのは確かだけれど、今後どうなっていくのか見通しはいまだ雲の中って感じ。

F1000057
(我家近くのミニ公園の桜。日当りのよい樹は満開に近い)

このあいだ救急車で病院に運ばれたお年寄りが処方せんを持ってきた。
いきなり救急車に乗せられたから、健康保険証もお金もあまりないという。
保険証がないと自費で払ってもらうしかない。お薬代は何とか間に合ったが、
こんどは家に帰る方法が分からないという。救急車で連れてこられたので、今
自分がいる場所の見当がつかないようだ。

最寄の駅を教えたが、おばあさんは不安そうだった。一人暮らしなのかな。誰も
迎えにきてくれないのかしら。後期高齢者なのだから、こんなときは介護保険で
ヘルパーさんを頼めるんじゃないかしら。
病院も、救急車で来た患者のアフターケアをちゃんとして欲しい。注射を打って
処方せんを渡してハイ終わりじゃ困るわ。

F1000001

(↑浅草寺近く)お花見がてら散歩に出かけたが、今日は真冬の寒さで隅田川
沿いの桜はまだ蕾だった。スカイツリーが傾いているね(^^;)桜の木にポイントを
おいたからかしら。

2010/03/25

カラヴァッジョ散歩(ローマ)

最近の検索フレーズランキングに「カラヴァッジョ」の名をよくみる。
現在ローマで「カラヴァッジョ展」をやっているので、GWにこの展覧会を目的に
ローマに行く人もいるんでしょう。

それで、多少なりとも参考になればと、「カラヴァッジョ訪ねてローマ散歩」を
アップすることにした。

まずはクィリナーレ広場で開催中の「カラヴァッジョ展2010」

Img_3120s
(ローマ市内のあちこちに展覧会を知らせるボードがあった)

私が行ったのは、展覧会が始まったばかりの2月23日夕方6時ごろだったので、
スンナリ入場できた。でも館内はかなり混雑していた。東京の展覧会の混雑ぶりに
比べれば、人が途切れるのを待ってジックリ鑑賞できたので、だいぶマシでは
あったけど。


(you-tubeの画像を貼り付けてみました)

聞くところによると、この「カラヴァッジョ没後400年展」は、現在イタリアの
展示会入館者数記録を大幅に更新中で、連日長い行列ができているとか。
展覧会ってものは、没後400年等伯展もそうだったけど、終わりに近づくに
つれて混雑がひどくなる。ねらい目は週末の夜かな。夜遅くまでやっているからね。

Img_3129s
(クィリナーレの丘からクィリナーレ通りを行くと四つの噴水がある。
クィリナーレの丘は広いので、展覧会場に行くにはクィリナーレ通りを行くのが
一番分かりやすい)

この展覧会は美術館から作品を集めたようで、教会にある大作は出展されていな
かった。でも教会のドラマチックな大作こそカラヴァッジョの魅力と思うので、
やっぱり見ておかないとね。教会巡りしながらローマ散歩したら、中身の濃い
時間を過ごせるんじゃないかしら。

私のオススメのコース。
まず朝一番でポポロ広場にある「サンタ・マリア・デル・ポポロ教会」に行く。
広場の上にあるのが、広大なボルゲーゼ公園のピンチョの丘。ここも絶好の撮影
ポイントだ。ピンチョの丘からスペイン広場方面に歩くと、スペイン階段の上に
出る。

Photo_2
(ボルゲーゼ公園)

Photo_3
(ピンチョの丘からスペイン階段に行く途中のレストラン。むかしはイモリが
チョロチョロしているカフェだった)

でもカラヴァッジョ巡りには、ピンチョの丘には上がらないで、ポポロ広場から
のびるメインストリート「コルソ通り」を歩く。途中には映画「アマルフィ」の
舞台になった「プラザホテル」がある。

ブランド店が軒を連ねる「コンドッテイ通り」を左に見ながら通り過ぎ、ナボーナ
広場に向かって右の道に入ると、サンタゴスティーノ教会がある。
ここで「ロレートの聖母」を見ることができる。

Caravajjyo1s

そのすぐ近くにあるのが、カラヴァッジョ3部作のあるサン・ルイジ・デ・フラン
チェーゼ教会だ。ここはまるでカラヴァッジョ美術館のようだ。

3himg0040s

そしてナボーナ広場でひと休み。

他にも、徒歩圏内にカラヴァッジョ作品のある美術館がいくつもあるが、主な
作品は今回の展覧会に出展されているのでパス。
ヴァチカン博物館の「キリストの埋葬」も展覧会場にあった。

この辺りはローマ観光の中心地なので、訪ねる場所はいくらでもあるが、石畳の
道は疲れるので歩きすぎないようにしないとね。

2010/03/22

東京も桜咲く

HANAさんが紹介してくれた本が墨田区の図書館にはなかった。
でも、現在貸出中ではあるけれど千代田区の図書館にはあるようなので、今日
午後になってから千代田図書館に申し込みに行った。

F1000030s

東京駅から皇居お堀端に出て、千代田図書館に向かって歩いていると、辺りは
すっかり春の気配だ。ニュースによると、東京都心でも今日桜の開花が宣言された
とか。

F1000027s

F1000025s

ほころび始めた草花に足を止め、ケータイカメラをむける。おだやかな天気に
誘われて、皇居外周の道は沢山の人が走ったり歩いたりしている。
「ランナー2:カメラマン1」ってとこかな。これだけ沢山のランナーがいると
ちょっと怖い。

F1000024s

カメラマンは女性やお年寄りが目立つ。
その中で、首から巨大なカメラをさげた(←カメラに詳しくないので、どういう
機種か分からない)80代とおぼしきご夫婦を見かけた。二人とも小柄なので、
体の半分もあるカメラは相当重そうだ。でもさっそうとしていて、カッコいい。

お花よりこの奥さんの写真を撮りたかったけど、遠慮した。私なんかケータイ
カメラだもんね。

F1000012_1s

つぎつぎと目に付いたお花を撮っていたら、図書館を通り過ぎてしまった。
東京の開花を判断する靖国神社や千鳥ヶ淵も近いのだが、祝日は図書館が
午後5時までなのでそうノンビリしてもいられない。乾門のところでお堀端を
離れ、北の丸公園を通って図書館に向かった。

F1000001_1s
(図書館から写した清水門)

北の丸公園の清水門を出ると、すぐ前に図書館のある千代田区役所のビルがそびえ
たっている。千代田図書館は土日祝日も開いているし、図書館が入っている千代田
区役所の1階ロビーはソファやテーブル、キレイなトイレもある。
皇居散策で疲れた時ひと休みするのに最適のスポットじゃないかしら。
(九段会館の近く。最寄り駅は地下鉄九段駅)

先週は上野公園の美術展に行ってきた。

F1000036s

桜がちょっとだけ咲いていたけど、これ緋寒桜(?)(皇居のお堀端のプレートには
寒緋桜と書いてあった)

F1000035s

2010/03/21

街角の風景(ミラノのカーニバル)

Img_2911s

Img_2912s

ミラノ滞在中にドゥオーモのフェスティバルについてアップしたが、何のお祭り
だったのか今もって分からない。スナップ写真を調べたら、こんなお祭りの
お知らせプレートがあった。

S

「Carnevale ambrosiano trasforma Milano」「ミラノ仮装祭り」みたいな意味
かしら?

Img_2915s

仮装行列があって、近隣のメインストリートは紙吹雪で埋もれていた。

S_2

2010/03/20

街角の風景(ボローニャ)

ボローニャに着いて早速レストランさがしに出かけた。
でも日曜日の午後だったので、開いているお店がなかなか見つからない。

Img_2973s

食料品店のディスプレイ。美味しそう~。

Img_3013s_2

人でにぎわっていると思ったら、マクドナルドだった。

Img_2975s

市の中心「マジョーレ広場」まで歩いた。

Img_2981s

ボローニャ市庁舎の壁には、ファシズムに抵抗して戦った犠牲者の写真が埋め
込まれている。

S_2

世界最古の旧ボローニャ大学(↓)ここで学んだ学者などの紋章が壁を埋めて
いる。

Img_3033s

Img_3034s
(旧ボローニャ大学の中庭)

学生の街らしく、市内のあちらこちらにアート作品があった。
「アートフェスタ」をやっていたみたい。

S_5

S_4

旅行の前に読んだ井上ひさし「ボローニャ紀行」は、ボローニャの魅力を再認識
させてくれた。

井上ひさしは、仙台のドメニコ会神父から洗礼を受けたクリスチャンなので、
ボローニャのドメニコ教会にはとくべつの感慨があったようだ。

Img_3040s
(ドメニコ教会の中庭)

教会の祭壇のうしろに聖歌隊席(たぶん)がある。ここで若きモーツァルトが
オルガンを弾いたらしい。井上ひさしは、そのオルガンに触ったと書いてあるが、
私が行った時はオルガンは見当たらなかった。訪れる人もほとんどなくて、教会は
ひっそりしていた。

Img_3038s

「ポルティコ」(柱廊)がボローニャの隅々にまで行き渡っている。
散策好きには楽しい街だ。

Img_3005s_2


街角の風景(ミラノ)

Img_2907s
(教会とモダンアート)

Img_2918s
(ミラノを象徴するアーケード「ガレリア」のモザイク)

Img_2929s
(フェスタで賑わうドゥオーモの近くでこんなデモ行進に出会った)

S
(ドゥオーモから延びる大通り。この繁華街のショーウィンドに「レッドクリフ」の
パネルが大々的に飾られていた。イタリア人にどれくらい三国志の知識があるの
かしら?)

2010/03/17

今日の立ち読み

ぶらっと本屋を歩いていたら、ある女性精神科医が書いた文庫本が目に入った。
本の内容は最近多い「心をリラックスさせる法」のようなもので、(タイトルは別)
とくに特徴があるわけではない。私が思わず目を留めたのは、著者の名前に
見覚えがあったからだ。

もう何年もうつ病で苦しんでいる友人から、「最近はだいぶ良くなって仕事も
出来るようになった」と電話があった。その友人がずっとお世話になっている
医師の名前がこの著書と同じだったのだ。珍しい名前なので覚えていた。

「H先生のおかげよ。とても感謝している」と、友人は繰り返し言っていた。
「そんなに心酔しちゃっていいのかな?」と私なんかちょっと心配になったの
だけれど。でもとにかく働けるまでに回復したのは良かった。

もう一冊は「ニューズウィーク日本語版」のうしろのほうに載っていた半ページの
芸術記事。ジェニー・ヤブロフという人が「失神するほど美しくて」というタイ
トルで「スタンダール症候群」について書いている。

「ミケランジェロやカラバッジオの偉大な作品が目まいを引き起こすというスタン
ダール症候群の解けない謎」というキャプション。

文豪スタンダールがフィレンツェの名所を訪れたあとで体に異変を感じたように、
多くの観光客が動悸や目まいに襲われているのだとか。

でもこれ本当に偉大な芸術作品が原因なのかしら?

美術館、博物館めぐりはとてもエネルギーを消費する。大作に神経を傾けていて
つい体力の消耗を忘れてしまうのだけど、芸術鑑賞は相当なハードワークなのだ。
だから動悸や目まいがするのは自然な生理現象のように思うのだけれど‥‥。

Img_3196s
(バチカン博物館のラファエロ)

たしかに、ミケランジェロやカラヴァッジョの迫力は並みじゃないから、圧倒
されて気分が悪くなることもありそうな気がする。そんな時は美術館めぐりを
やめて、エスプレッソでコーヒーブレークというのが一番賢い解決法じゃない
かしら。

2010/03/14

旅のイタめし

ガイドブックなどで良さそうなレストランをチェックしていても、旅先でその
レストランに行くことは滅多にない。ランチタイムにたまたま近くにいれば別
だけど、たいては行き当たりバッタリ目についたトラットリアに入る。

(ミラノ)
ドゥーモ広場のカフェ&ピッゼリアで。
冬なので通りに並べられたテーブルはビニールテントでおおわれている。

S

フェスタで浮かれる人たちを眺めながら、ピザ・カプリチョーサを食べた。
とっても美味しかったけどデカ過ぎて食べきれず、お行儀悪いけどミミの部分を
残してしまった。

S_2

(ボローニャ)
ボローニャはイタリアでも美食の街として知られている。
初日ホテルにチェックインしてから、中心部のマジョーレ広場まで歩いて行った。
もうランチタイムも終わりの時刻だったが、広場の近くのトラットリアに入って、
「Cotoletta alla Bolognese」(ボローニャ風カツレツ)とグリーンサラダを
食べた。サラダには自分の好みでバルサミコ酢とオリーブオイルをかける。
イタリアのサラダはたいていこのスタイルだ。

S_3

翌日はサン・ルカ教会への長いポルティコを探して、サラゴッツァ門まで行った。
この辺りは下町といった雰囲気で、食材のお店が多い。

S_4

サン・ルカ教会に行く前にエネルギーを補給しなくちゃと、このランチメニューの
エノテカに入った。

S_5

今日のスパゲッティはカルボナーラだったけど、「ボロネーゼが食べたい」と
言ったら作ってくれた。ここはエノテカだからグラスワインも数種類ある。その
なかからボローニャ産ワインを選んだ。サラダにはバルサミコ酢とオリーブ
オイル。スパゲッティを食べ終わってからサラダが出てきた。セコンドを注文
すると思ったのかしら。日本人はプリモだけでお腹がいっぱいになるのにな。

S_6

どちらの料理も満足のいくお味だった。たぶん何処で食べてもそれなりの
お料理が出るんじゃないかしら。

(ローマ)
ローマではいつもテルミニ駅から近いホテルに泊まる。
テルミニにはバールやファストフード店、レストランなどが充実しているし、
近所には気軽なトラットリアが軒を連ねているので、ひとり旅には便利なのだ。

S_7

S_8
(ホテル近くのトラットリアで夕食を食べた。ワインのハーフボトルを頼んだら
「モンテプルチャーノ」のワインが出てきた。数年前にこのワインの村まで行き
ながら、バスの便数が少なくてワインを飲まずに帰ってきた思い出がある)

なかでも私が気に入っているのは駅内のセルフサービスレストラン。
今回も2回利用した。ランチタイムには勤め人で混雑するが、広いから座れ
ないということはない。のんびり読書している人もいて、ひと休みするにもピッタリ。

S_9

ここが気に入っている最大の理由は、ミニワインが揃っていることなのだ。
このミニワイン日本のコンビニでは簡単に手に入るけど、ヨーロッパでは滅多に
見かけない。

S_10

「好きなものをピックアップして食べられるし、飲み残したワインはホテルに
持ち帰って夜飲めるし、昔より味も良くなった。このセルフサービスレストランは
便利だわ」とイタリア在住の友人に言ったら、「こんな店ばかり出来るから、
まともなレストランが無くなってしまうのよ」と怒られてしまったけど。

その友人に、テルミニ近くにあるトラットリアに連れていってもらった。
30年来通っているお気に入りの店というだけあって、お昼時は常連らしきお客で
いっぱいになった。ここで久しぶりに「カルチョフィ」(アーティチョーク)を食べた。
最高だったわ。(遠慮して写真は撮らなかった)

2010/03/11

三都市おもしろミュージアム(ローマ)

ミラノとボローニャの「おもしろミュージアム」は、現地に着いてから思いついて
行ったのだが、ローマのおもしろミュージアム「モンテマルティーニ博物館」は、
以前から行きたいとチェックしておいたところだ。

この博物館はローマのど真ん中にある世界最古の美術館「カピトリーニ美術館」
分館で、古代ローマやギリシャなどの彫刻が展示されている。

場所はローマ旧市街地のはずれ。メトロBの新都市エウルの手前「GARBATELIA」で
下り、ローマ旧市街とは雰囲気が違う道を歩いて大通り「VIA OSTIENSE」に出ると

Img_3159s

向かい側に博物館の入口が見える。(↓)

Img_3137s

この博物館の特色は何と言ってもハードウェアつまり博物館の建物自体にある。
ここはもともとローマ初の火力発電所だったが、それを1997年に博物館に
改装したのだ。たまたま新聞でこの博物館の記事を読んで、いつか行こうと
ずっと思っていた。

S

博物館に改装したと言っても、発電所時代の機器や設備がそのまま残されていて、
古代の肉感的な彫像と同じ空間におかれると、発電所の黒光りしたゴツイ機械が
何だか巨大な現代美術のように見えてくる。

S_2

あまりにも異質な陳列物のコントラストが、その特徴や魅力を引き立たせあって
いるって感じ。それが博物館全体の迫力になっている。

Img_3140s

最近はコンビナートに魅せられる人が増えているようだが、この博物館は発電所の
エンジンなども見ることができるので、そういう人にもオススメだ。

S_3
Img_3150s

入館者が少ないからかカフェなど無かったが、こんな自動販売機があった。
お砂糖の量を調整できるスグレモノ。エスプレッソの味はさすがイタリア本格的
だったが、量が少なくてひと舐めで無くなってしまった。

Img_3158s

2010/03/09

ヨンさまの新レストラン

先日妹とNHKホールで開催された「こころコンサート」に行ってきた。
申込ハガキを私と妹が1枚ずつ出して、妹だけが当たったのだ。
何でも競争率10倍だったというから、みごと当たりをゲットした妹に感謝!
いま話題の辻井さんが出るので、倍率がグンとアップしたんでしょう。

コンサートが終わってから渋谷でスペイン料理を食べた。
妹はちょっと体調不良のようで、先日私がチケットあげた「等伯展」には行け
そうもないと言う。それで私がもう一回行くことにした。
終わりに近づくと混雑するから、早めに行かないとね。

韓流スターが好きで、韓流映画を100本以上見ているという妹が、「こんど
錦糸町にヨンさまのレストランができるから、食べに行こう」と言う。
そういえば駅前の「ロッテ会館」を高層ビルに改築しているから、あの中にできる
のかしら。もうほとんど完成していて、このあいだ見たらフロアの明かりもついて
いた。「TSUTAYA」が入ることは知っていたが、ヨンさまのレストランなんて
知らなかったわ。

それでネットで検索してみたら、今までのロッテ会館は「ロッテホテル」になる
ようだ。

2010/03/08

三都市おもしろミュージアム(ボローニャ)

ボローニャ最終日はお昼過ぎのユーロスターでローマに行くので、それまでの時間
近くのミュージアムで過ごすことにした。

人口38万人のボローニャにはミュージアムが37もあるという。(井上ひさしの
本より。ちなみに入場料はほとんどが無料)
その中でどのミュージアムに行こうか‥‥、まず頭に浮かんだのは井上ひさしが
「ボローニャ紀行」で「オススメ」と書いている「産業博物館」だ。
でも「歩き方」にも観光局から貰った資料にも、そういう名称の博物館は載って
いない。仕方ない、時間もないことだし、ここは諦めよう。

つぎの候補は、ボローニャ大学の校舎に併設されている各分野の博物館だ。
イタリア観光局から貰ったボローニャ案内のプリントを見ると、ボローニャ大学の
周辺に「物理学博物館」「地質学古生物学博物館」などいろいろあるが、どれも
学術的な感じで面白くなさそう。そもそも説明文が読めなかったら理解できない
だろうし。

Img_3087s
(校舎のひとつ)

そのなかで私の目にとまったのが「人体解剖博物館」だった。これなら説明なし
でも理解できそうだと、地図と住所を見比べながら歩いて行った。

Img_3091s

ボローニャ大学の大学村のような地域にその博物館はあった。
同じフロアでは学生達が講義を受けていた。

Img_3090s

入館者はほとんどいない。ときどきポツンポツンと人が入ってくる程度。

Img_3099s
(これは脳の断面図)

Img_3100s_2

Img_3103s

これが実物だったら怖いけど、どれも工夫をこらした模型なので(たぶん)、
アートの一種みたいな感じがした。

2010/03/04

没後400年の等伯とカラヴァッジョ

東京国立博物館で開催中の「長谷川等伯」没後400年特別展に行ってきた。

数年前のお正月たまたま等伯の「松林図屏風」を見て、しんとした世界に魅せられ
長谷川等伯に興味を持った。去年などは、この屏風に描かれた松林があるかも
知れないと、等伯の生まれ故郷「能登の七尾」まで行ったりした。

だから今回の特別展は楽しみで、限定販売されたペアチケットも買っておいた。

Img_2704s

このチケットの図柄を見ても、等伯の作品が多様であることが分かる。
豪華絢爛たる「金碧障壁画」がある智積院は、亡父が戦友会があるたびに泊まり
がけで行っていたお寺なので、何度かお参りしたことはある。
でもそのころは障壁画のことを知らなかった。最近になってぜひ見に行こうと
思っていたところ、今回の展覧会でいちどに鑑賞することが出来たのだ。
よかった、よかった。

たまたま見た展覧会がきっかけで興味を持ったという点では「カラヴァッジョ」も
同じだ。そしてカラヴァッジョも没後400年の特別展が私の旅行中にローマで
開催されたばかりだった。
Img_3168s
(バスのうしろにカラヴァッジョ展の案内広告が!)

ここでもロンドンやミラノで見られなかったカラヴァッジョ作品をいちどに見る
ことが出来た。

この1週間のうちにローマと東京でこの二つの記念展を見ることができた。
これだけで充実した1週間といえるわね。時差ぼけで体調はあまり良くないけど。

展覧会をみて、等伯とカラヴァッジョにいくつかの共通点があることに気付いた。

二人とも地方の生まれで、自分の画家としての能力に自信があって、その才能を
生かそうと都(京都&ローマ)に出てきた。多くの有力な絵師や画家が活躍する
都では、二人とも強力なバックグラウンドを持っていなかった。

でもやがて寺院や教会から絵の注文がくるようになる。
強力な後援者にも恵まれ、才能をおおいに発揮するようになった。
ふたりが活躍した京都とローマは、文化的にも宗教的にもまったく異なるが、
依頼主からの注文で絵を描くという制作環境は類似している。

名を成してからの二人の人生行路はだいぶ異なるが、等伯は跡継ぎと認めた長男の
死という哀しみを味わい、カラヴァッジョは逃避行ののちに早死にした。

どちらにしても、天才が自信満々で描いた作品を鑑賞するのはいい気分だわ。
当時は一般庶民が見ることなど出来なかったんだから。


三都市おもしろミュージアム(ミラノ)

レオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」を見に、サンタ・マリア・デッレ・
グラツィエ教会に行ってみた。予約なしでもスンナリ入れたという話をきいた
からだ。でもやっぱりダメだった。

Photo
(むかし見た修復中の最後の晩餐。係りの人がいなくて、入場料払わずに
入った記憶がある。この画像をもっと鮮明にすること出来ないかしら)


それで近くにある「レオナルド・ダ・ヴィンチ記念国立科学技術博物館」のほうに
行くことにした。

この博物館、入口は小さいが展示品やスペースの規模は大きい。

Img_2857s

レオナルド・ダ・ヴィンチが書き残した資料のコピーや、そのアイディアをもとに
作った模型などが、長い廊下の両側に並んでいる。そのほかさまざまな分野の科学
技術の品々が展示されている。

Img_2865s

本館から外に出ると、巨大は展示物が並んだ体育館のような建物がいくつかある。

Img_2884s
これは屋外。潜水艦かな?
向こうに見える建物の屋根は「最後の晩餐」がある教会。(たぶん)

船舶と飛行機の展示室はもっとも大きい。

Img_2889s
おじいさんと孫らしき男の子が、並んでビデオを見ていた。
子供たちには最高に楽しい博物館でしょうね。

この博物館で私がいちばん気に入ったのは鉄道の部屋だ。

Img_2877s

黒光りしてドッシリ力強いSLが、ずらっと何両も並んでいる様は壮観だ。
私は鉄道マニアじゃないけれど、駅や列車は旅情や郷愁をかきたててくれるので
好きだ。

Sls

鉄道ファンがこんな光景見たら、たまらない気持になるだろうな~。

« 2010年2月 | トップページ | 2010年4月 »