無料ブログはココログ
2017年4月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30            

« 秋の東京観光 | トップページ | マイケルと江戸の一日 »

2009/11/08

シモネッタの本能三昧イタリア紀行

イタリアを題材にした本というと、塩野七生、須賀敦子など魅力的な女性作家を
すぐに思い浮かべる。洗練された、ときには軽妙な文章で、イタリアの歴史や
文化、社会の表と裏を、魅力たっぷりに描き出してくれる。

「シモネッタの本能三昧イタリア紀行」の田丸久美子さんも、そんなイタリアに
どっぷり嵌った作家のひとりだ。

それぞれフィールドも個性や資質も異なるので、同じイタリアを書いていても
イメージはだいぶ違うけれど。

「シモネッタの本能三昧イタリア紀行」は、もう何ヶ月も前に図書館に予約して
いた本で、やっと順番が回ってきたのだ。
「イタリア暴露本」とでも言いたくなるようなケッサクな内容で、はなし半分に
しても「これがイタリアか~すごいなあ」と感嘆したり、笑ったり、呆れたりで、
いっときの憂さ晴らしになる。

タイトルが「紀行」となっているように、イタリアの代表的な観光都市ごとに
エピソードがまとめられているので、旅プランを立てるときの参考にもなるが、
田丸さんが訪れる場所や泊まったりするホテルは、高級なところが多いので、
私のようなビンボーひとり旅向きじゃないかな。

この本に取り上げられている11のイタリアの都市のなかで、私がまだ行った
ことがないのはボローニャとマテーラだ。

ボローニャは「中心部の歩道が新潟の雁木のように屋根付きで、雨や強い日差しの
日も快適に散歩できる」「近郊には世界最長3.5キロに及ぶ柱廊がある」おまけに
名だたる食の都でもある。

ウォーキング好きで食い意地がはっている私のためにあるような街じゃない!
「次回のイタリア旅行で必ずボローニャに行かなくちゃ」と固い決意をした私
だった。

« 秋の東京観光 | トップページ | マイケルと江戸の一日 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

面白そうな本ですね。
マテーラはどのように紹介されていたのでしょう?
岩窟都市見学で訪れたのは夕方で長い時間滞在してませんが、なぜかとても気に入った街なんですよ。

ろうまさん、私も図書館に予約しているんですが長い間待ってますけどまだ回ってきません。もうそろそろ諦めてキャンセルしようかと思っていたんですけど面白そうですね。もう少し待ってみます。
ボローニャは昔昼食を食べるためだけに立ち寄りました。
すごくおいしかったです。古い町が素敵でした。
滞在したいと思いました。行きたいところがどんどん増えて困ります。
宝くじでもあたらないでしょうか。

うららさん、マテーラの章では、田丸さんが30年前に訪れたマテーラで、大人と対等に張り合って観光客相手に商売する少年を取り上げています。

そういえば今も世界中に(そのほとんどが発展途上国ですが)そんな少年がいますね。生きるために、日銭を稼ぐために、働いているのだけれど、あまり悲壮感はなく、たくましい子供が多い気がします。

私が会ったなかでは、エジプトの子供がいちばんスゴかったな~。

田丸さんの本は旅行の参考にはならないでしょうね。
シモネッタというのは「シモネタの女王」という意味なんですって。
故米原万里さんが命名したようですよ。
それを聞いただけで、普通の紀行文じゃないってことがお分かりでしょwink

HANAさん、最近の大型書店は「立ち読み」どころか「カフェで座り読み」OKですから、そんなところでササっと読んだらどうかしら。

田丸さんはイタリア語通訳をやってきた人で、ロシア語通訳の故米原万里さんと親友同士だったそうです。お二人ともユーモアたっぷりの分かりやすい文章を書きますね。

話題の豊富さにも感心します。通訳という職業は、言葉ができるだけでなく、まったく異なる二つの文化の表も裏も知らなくちゃならないので、好奇心旺盛で何ごとも楽しめるような人が向いているんでしょうね。

そうは言っても、田丸さんはとりわけ頭が柔らかいようです。息子さんが「いい年して、こんなものを実名で書くな」と言ったのもわかりますわ(^o^;)

シモネッタの名に恥じぬ内容ですが、そんな中にもイタリア社会の姿が垣間見え、面白い本です。

ろうまさん、私のところにも図書館から用意できました、と連絡があったので借りてきました。面白かったです。
イタリアに住んだことはないけど旅すること70回近く、すごいなぁ、と思います。もちろんイタリア語の通訳で翻訳業だから仕事が多いのでしょうけど、イタリアに恋して40年の筆者の人生、大いに楽しんでいると言えるのじゃないでしょうか。
好きなことを仕事にすると苦しいことが多いのだけど、好きなことが仕事になってしまったのは幸せですねぇ。

この本の中で行ったことのないのは、ナポリ、ヴェローナ以外のヴェネト地方、マテーラ、ペルージャです。まぁ、ちょっと足を踏み入れただけのところも行ったとカウントしてしまいましたが。今一番行きたいのはナポリ、カプリ島をはじめとする南イタリアです。もちろんペルージャもこの本を見て魅力的だなぁ、と思いました。あぁ、どんどん行きたいところが増えてしまいますhappy01

HANAさん、田丸さんはイタリア人に負けず劣らず人生を楽しんでいるって感じですね。どんなことにも興味津々面白がるという、ポジティブ思考の人なんでしょう。

私も田丸さんと同じ頃同じようにアエロフロートでイタリアに行ったんですが、金庫と同居する暗~い日々を過ごしました。まったく別の意味で、カルチャーショックの連続でしたわ。

ナポリ、カプリ島、イスキア島は、イタリアで働いていたとき行ったきりです。
その頃も今もナポリは治安の悪さで有名なので、ナポリの下町を歩きたいという気になれないんですよ。でもカプリやイスキアはお金持ちの別荘があって、美しい島でした。今もそんなに変わらないんじゃないかしら。

ペルージャは、中田がまだサッカーチームに在籍していたころ行きました。
甥にサッカーグッズでも買ってやろうと思ったのに、そんなショップがどこにもなくて、落ち着いた雰囲気の学生の町でした。

イタリアの地方都市はどこでもそうですが、ペルージャも小高い丘の上に広場と教会がある坂と階段の町でした。昔はローマから行くのは不便だったけど、中田のおかげというわけでもないでしょうが、私が行った時はローマからの直通列車があって、日帰りすることが出来ました。

 マテーラはともかく、ボローニャに行かれたことがないとは意外でした。ボローニャを訪ねる時はいつも曇天で、おまけにその「屋根」ポルティコが、そういう日には一層町を重くしている印象で、あまり好きな町ではありません。でも、サン・ペトロニオ教会の中にある日時計は、イタリアに3つしかないものだと聞いた様な…。1つはベルガモで、もうひとつは忘れました(^_^;)。あと、流石に食の州、エミリア・ロマーニャの州都ですから、食べる物は外れがなかったと思います。

 マテーラはキリストの映画の舞台になっていましたね。私は大好きです。アルベロベッロより面白かったと思います。夕暮れから夜にかけて、街灯がとても奇麗なんです。是非、お訪ね下さい。泊まるのは新市街ではなくて、サッシの中に泊まられると、一層、面白いと思います。

 私も先日三宮に行った時に、本屋でイタリア関係の本を何冊か物色し、帰宅後、インターネットでまとめ買いしました(^^ゞ。「シモネッタの本能三昧イタリア紀行」も見かけたけど、買わなかったなあ。そうか、買わずに図書館で借りれば邪魔にならないんですね。でも、ウチの近く、図書館がないんですよ。行くのに、1000円くらいかかります。2往復すると、本、買えたりして…(^_^;)。

アトムズさん、まだまだ行ったことのない心ひかれる町が沢山あって、寿命がいくらあっても足りませんわ。でもボローニャは、やっぱり行っておかないとね。
列車で駅を通過したことは何回かあるんですが、途中下車となるとフィレンツェになってしまうんですよ。

アルベロベッロは何十年も前に行っただけですが、私が行ったときもずい分観光地化されていました。マテーラは行ったことがないんです。南イタリアにも北イタリアにも、海岸線にへばりつくように小さな村や町がありますね。時間をとってゆっくり旅できたら幸せだけど、まあ贅沢は言わず年に一度どこか一ヶ所だけでも行けたらいいなと思います。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 秋の東京観光 | トップページ | マイケルと江戸の一日 »