休日は映画と推理小説
今日はお休みだったので、映画「レッドクリフ・パートⅡ」を見に行ってきた。
戦闘スペクタクルは圧巻でしたね。
じつは私、「パートⅠ」を見ていない。でも「三国志」のストーリーが変わる
わけじゃないので、順番に見なくてもいいわ。三国志では敵役だけど、私はわりと
曹操が好き。
映画といえば、映画「ノルウェイの森」のキャストが決まったらしい。
主役のワタナベくんを松山ケンイチがやる。
松山ケンイチといえば「デスノート」のイメージが強いんだけど、Lのメイク
していないときは、とってもフツ~の青年っぽくて、ワタナベくんのイメージに
合いそうな気がする。
「ノルウェイの森」を読んだのはだいぶ昔なので、あまり内容を覚えていない。
現実感のない小説という印象だった。でもそこに世代や国籍を超えて受け入れ
られた理由があるんでしょうね。
書店をぶらついていたら村上春樹訳の「レイモンド・チャンドラー」ものが目に
とまった。「ロング・グッドバイ」と「さよなら、愛しい人」の2冊。
両方とも2000円近くするから買うのをやめ、最寄図書館に「ロング・グッドバイ」
があったので借りてきて、いま読んでいるところ。「さよなら、愛しい人」は
貸出中とのことなので、予約してきた。
村上春樹の翻訳だからか、それともレイモンド・チャンドラーの原作がそうなのか、
洒落たというか手の込んだというか、そんな表現が多くて、それにいろいろ
小道具がちりばめられていて、スラスラ読めるというわけにいかない。
レイモンド・チャンドラーの翻訳は、田中小実昌や小泉喜美子など何人もの作家が
手がけている。翻訳者によって印象が違うだろうから、そのうちに読んでみたいわ。
ハンフリー・ボガードが主役の探偵フィリップ・マーロウをやっている「三つ数えろ」
(原作は長い眠り)DVDで見たけど、ボガードはやっぱり「カサブランカ」のリックが
いちばん合っていると思う。
映画の予告編をいくつか上映していた。
その中で見たいと思ったのは「ハゲタカ」と「天使と悪魔」だ。
「天使と悪魔」は、大きなスクリーンいっぱいに映し出されるローマの街を眺める
だけで満足できそうだ。
(ローマのコンドッティ通り。正面はスペイン階段)
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おはようございます。
村上春樹は子供が小さかった頃はまってました。
ということはすでに20年ほど前ということ、老眼でてからほとんど本読まない日々でした。
村上氏は少し前にイスラエルで何らかの賞を受けられたんですよね。
強くなければ生きていけない、やさしくなければ生きてる資格がない、でしたっけ?
チャンドラーと村上氏の合体、読んでみたくなりました。
最近は近くに映画館もできたし、夜の部も昔と違って安心してみれるので映画館にもよく行くようになりました。
老後の楽しみ増えました。
投稿: うらら | 2009/05/15 09:02
うららさん、こんにちは。
私が「ノルウェイの森」を読んだのもずい分昔ですが、考えてみたら村上春樹も主人公のワタナベくんも、どっぷり団塊の世代なんですよね。
ワタナベくんも今は定年を迎え、もっと現実的な悩みを抱えているのかしら?ふとそんなことを思っちゃいます。
チャンドラーと村上春樹のコラボに惹かれて読み始めましたが、まだその世界にひたるまでにいっていません。
「男はタフなければ生きていけない、やさしくなければ生きてる資格がない」なんてセリフは、フィリップ・マーロウでなくちゃ口にできませんわ。
最近の日本の男性は「草食系」なんですって。タフなのはむしろ女性のほうだと、週刊誌に書いてありました
投稿: TM | 2009/05/15 22:03