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2009/03/20

ロンドンのホテル

ヒースロー空港から直行列車で着いた「パディントン駅」は、私が観光地以上に
楽しみにしていたところだ。

来たことはないけれど、この駅名には馴染みがあった。
シャーロック・ホームズがよく利用した駅だし(有名なベイカーストリートにも
近い)、アガサ・クリスティの「パディントン発4時50分」という小説も、内容は
忘れてしまったが、タイトルは記憶に残っている。

だから、ロンドンに行ったらパディントン駅に行こうと、ずっと思っていた。

オンライン予約サイト「BOOKING.COM」に、そのパディントン駅から徒歩3分と
いうホテル「Shaftesbury Premier London Hyde Park」が載っていた。
ノーマルレートだと4泊506ポンドの部屋が220ポンド(\29,746)にディスカウント
されている。

1泊7,500円は、パディントン駅から徒歩3分の四つ星にしては安いし、インター
ネットのホテルの説明を読むと、そう悪くもなさそうだったので、ここに決めた。

大きな鉄道駅は、個人旅行者にとって便利なところだ。必要なものがたいてい
揃っている。パディントン駅も、まさにそんな駅だった。

でも初めて降り立ったときは、まず出口探しで迷ってしまう。駅から徒歩3分と
言っても、出口を間違えたら、ホテルにたどり着くまで1時間ってことになり
かねない。しばらくは地図をひっくり返して方向を確かめるのだが、けっきょく
分からなくて、見切り発車で通りに出ることになるのだ。

スーツケースをひきずり、細かい文字の地図を見ながら、何とかそれらしい住所の
ところまで来た。でも周囲は人通りの少ない静かな住宅街といった雰囲気で、
ホテルらしき建物は見あたらない。

Img_2055s

通りがかりの人に聞いたら「たぶんここだろう」と教えてくれたのが、この大きな
集合住宅で、その中央辺りが目指すホテルだった。
入口に控えめにホテル名が書いてある。

Img_2054s

「ホテル」と看板でもあれば分かるけれど、これじゃ初めての人は探すのに苦労
するわ。

小さなフロントでチェックイン。スタッフが鍵を持って部屋まで案内してくれた。
大きなホテルだと部屋のキーを渡されるだけだが、ここは狭い廊下をくねくねと
歩かなくちゃならないので、案内してもらわなければ部屋が見つからなかったかも
しれない。

部屋は日本のビジネスホテル並みの狭さだった。
このスペースだったら、日本ならもう少し安く泊まれるかも。
すぐにNYの「蟹歩きホテル」が思い浮かんだけれど、ベッド脇に机と椅子が
あるから、あれよりだいぶマシかな。
(NYのマンハッタンで1泊1万円のホテルは、ベッドだけで満杯で、蟹のように
横歩きしなければ移動できなかった)

それに部屋は狭いけれど備品はちゃんとしていて、ベッドも清潔だし、カーテンの
布地もしっかりしている。
ミニ冷蔵庫は空っぽで、食品を保存できるようになっている。
湯沸し器のわきにはインスタントコーヒーやティーバッグがあり、部屋には毎日
ドサッと新聞が置かれていた。
机の上のモニターでテレビもインターネットも見られるようになっていて、日本語
対応じゃなかったので利用しなかったけど、インターネットは24時間無料で可能
だった。

つまりこのホテルは、あまりリッチじゃないビジネスマン向けなんでしょうね。

もともと狭い部屋には慣れているので、私にとってはだだっ広い部屋より過ごし
やすい。でも火事になったら怖いわ。こんなに廊下が狭く入り組んでいたら、
とても逃げられないだろう。

Img_2106s

それにこのシャワールーム、大柄の男性はそもそも中に入ることも出来ないんじゃ
ないかしら。

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旅・ヨーロッパ」カテゴリの記事

コメント

客室稼働率はどんな感じでしたか?
看板がないなど控えめなたたずまいは、常連さん向けなのでしょうか。
何よりも清潔なのがうれしいですね。

今回ウズベキスタンのホテルは、ソ連の影響でか天井高く無駄に広い部屋に変に使い勝手の悪いレイアウトに失笑ものでした。
コンパクトで清潔が一番いいです。

ろうまさん、ロンドンのホテルは看板に規制があるのかしら。

でもホテルなんだからわからなかったら困ると思うのですが。
以前泊まったB&Bでもホテルの名前が一切書いていないのもありました。ベル鳴らさないとだめだし。
きっとここも住宅街だから規制があるかもしれませんね。

しかし、こんなに狭いシャワールームだったら身長とか体重規制を書いたほうが良いですね。
まぁ、ロンドンは土地が高い上に古い建物を壊さないからホテル代が高いのは仕方ないでしょう。
便利さと部屋の広さは反比例するのです。

うららさん、こんにちは。

ホテルの稼働率はそんなに良くないと思うんですが、本当のところはどうなのかしら?シティホテルと違って、大きな個人の住宅のようなつくりですから、部屋がどこにいくつあるのかもよく分からないんです。

部屋は日本の狭いビジネスホテルよりもっと狭い感じでした。でも自分が選んだホテルですから、誰にも文句言えませんわ。まあ何とか工夫して快適に過ごすようにしました。

そうそうここのテレビは15分たつと自動的に電源が切れてしまうんです。テレビをつけっぱなしで寝る人がいるからかしら。せっかく見ているのに電源が切れて、そのたびにスイッチを入れなきゃならない。本当に面倒でしたわ。

旧共産圏のホテルといえば、ブダペストの温泉ホテル・ゲッレールトもそんな感じでしたね。長い廊下に部屋がずらっと並んでいて、自分の部屋がどこなのか迷いそうでした。でも部屋の広さはちょうど良かったかな。

世界にはいろんなホテルがありますが、ひどいホテルだったとしても、「これも旅の話のネタ」と面白がることにしています。そうは言っても、憤慨したことが一度や二度じゃないですけど。

HANAさん、こんにちは。

私も規制があるんじゃないかと思いました。
外から見れば、ホテルとは分かりませんからね。
こういうホテルに飛び込み客は来ないでしょう。

この一帯にはこのような白い大きな建物がいくつも連なっていて、オフィスで使われたりしていましたが、表札やプレートの類はなかったです。

便利さと居住性が反比例するのは、とくに大都会では仕方ないですね。でもオンラインで世界中から予約を受け付けるんですから、「体の大きな人には不向きです」くらいの注意書きをしておかないと‥‥。あのシャワールームは、普通の体格の男性だったら、戸を閉められないと思います。

B&Bと言えば、ローマでは一つの建物のなかにいくつもの小さいホテルが同居しているので、初めての人は戸惑ってしまうでしょうね。入口のブザーを押してドアを開けてもらうわけですが、フロアごとに違うホテルだったりするので、どのブザーを押すのか迷ってしまいます。

ロンドンのホテルは狭かったけれど、ローマよりはずっと良いと思いますわ。金儲け主義のとんでもないホテルが、とくにテルミニ周辺には多いですから。

私のホテル体験ワースト3都市は、「ローマ」「NY」「モスクワ」かな。「ローマ」「NY」は狭いスペースに多くの人が来るので慢性的ホテル不足、モスクワは「泊めてやる」という態度でサービス観念ゼロ(←ソ連時代のことですが)、どこも噴飯ものでした。


初めてイギリスに行った時に、降り立ったのがパディントンでした。
この界隈で宿を探したのですが、1軒目で満室。でも、そこのオーナーらしい人が、近くの無認可の宿を紹介してくれて、無事ベッドにありついたことがあります。
おそらく、そのあたりだと思うのですが、いかにも住宅地ですよね。
買い物するのに、また駅まで行かなくてはならないのが、ちょっと面倒でしたが。

ヒョウちゃん、こんにちは。

パディントン駅の周辺には、いろんなタイプの宿があるんでしょうね。私が泊まったホテルは静かな住宅街にありましたが、通りによっては商店街のようなところもありました。

私は駅が好きなんですよ。必要なものは、たいてい揃っていますからね。特に嬉しかったのは、ワインのミニボトルがいろいろあったことです。初日にまとめ買いしちゃいました。

またロンドンに行くことがあったら、やっぱりパディントン近く(出来たら駅に直結しているヒルトン・パディントン)に泊まりますわ。

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