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2008/11/13

10年前の洛陽旅行

うららさんのブログで、洛陽博物館にあった桃太郎の銅像のコメントをした。
またHANAさんのコメントの「龍門石窟」は、洛陽郊外にある。

それで、今から10年前に行った洛陽のことを思い出して、ちょっと書いてみる
ことにした。(これが最初の中国旅行だった)

洛陽に行く気になったのは、北京に着いてからだった。
少し長めの休みがとれたので、もしチケットが手に入ったら行こうと、外国人向け
旅行案内所に行った。(たしか北京のホテル・ニューオータニのそばにあったと
思う)

でもその頃の中国はまだまだ通信事情が悪く、インターネットなんてものもなく、
日本語の分かるおばさんが対応してくれたものの、やたら時間がかかった。
「洛陽のホテル?電話して予約できるか聞いてみるけど、電話代あんた持ちだよ。
それでいい?」‥‥そんな調子。

China18s
巨大な竜宮城のような「北京西駅」。ここから洛陽行き夜行寝台列車に乗った。

それでも洛陽行き夜行寝台列車がとれたが、寝台は上下2段の上のほうで、上る
のも下りるのも大変だった。梯子がないので、金具に足をひっかけてエイヤッと
上り下りなくちゃならない。転落防止のガードもなく、怖くて眠ってなんかいら
れなかった。

この時の体験がトラウマになってしまって、いまだに中国の長距離列車には乗る
気になれない。

China32s
洛陽駅のホーム。

北京に着いてから急に思いついて決めた洛陽旅行なので、この古都についての
知識は「歩き方」に載っている程度のものしかなかった。

~~~~~

洛陽は中国七大古都のひとつ。西安から300Kmのところに位置する。
隋と唐の時代には、人口100万を超え、当時世界でもっとも栄えた都市のひとつ
だった。長安(西安)が政治の舞台なら、洛陽は経済、学問、文化の中心で、
日本からも小野妹子や空海など遣隋使、遣唐使が送られている。

うららさんがブログで書いている「邪馬台国」のクニの王たちが、朝貢の使者を
派遣したのも、奴(な)のクニに金印を授けた後漢の光武帝、遣隋使から「日いづる
所の天子‥‥」の書簡をを受けとった隋の煬帝の都も洛陽。

市内をはじめ周辺には史蹟も多く、世界文化遺産にも登録された龍門石窟、現存
する中国最古といわれる仏教寺院の白馬寺、三国志の英雄関羽を祀る関林廟などが
ある。また牡丹の名所でもあり、毎年4月の「牡丹花祭り」は有名。

~~~~~

私が行ったのは「中秋の名月」のころだったので、牡丹を見られなかったが、
龍門石窟、白馬寺、関林廟(商売の神様として世界各地にある関帝廟の本家の
ようなところで、関羽の首塚がある)には行ってきた。

China39s

China41s
龍門石窟。シーズンオフのせいか観光客の姿は少なかった。

その時の私は今より中国事情に疎かったし、中国の経済発展もまだこれからという
頃だったので、カルチャーショックはかなりのものだった。観光名所よりそっちの
ほうが、今から思えば価値ある体験だったと言える。

そんな私のビックリ体験ベスト5。

○アジアの古都というより、荒々しい南米の雰囲気。ガラクタ同然のミニバスが
たくさん走り回っていて、呼び込み人が行先を怒鳴りながらお客をつかまえる
ところなど、ペルーのコレクティーボとソックリだった。

○大声で自己主張する中国人。あんなに喧嘩ごしになっては後々まで遺恨が残る
んじゃないかと心配するが、ひとしきり言い合った後は、お互いにスッキリする
ようだ。私が見たところ女性のほうが強く、相手を黙らせるまで引き下がらない
人が多かった。

○洛陽市の中心地に「肉のハナマサ」経営のレストランがあった。何十種類もの
料理、野菜、お肉を自由にとってきて焼いて食べる。店内は清潔で中国にしては
珍しくおしぼりもあった。(ちなみに、我が家からすぐ近くの所に、以前肉の
ハナマサ本社のオフィスがあった)

China61s

○帰りの夜行寝台は下段がとれたので、安心して休むことが出来た。同室に日本人
ツアーの中国人添乗員がいて、彼の口利きで翌朝ツアー客といっしょに朝食を
食べることが出来たが、これが未だかつてないほど不味い食事だった。
生トマトには砂糖がたっぷりかかっていた。

China79s

○洛陽博物館のエントランス広場に堂々と建っていたのは「日本の桃太郎像」
だった。洛陽市と友好都市の岡山市が寄贈したものらしい。
でも、観光客が必ず訪れる博物館に、何も桃太郎の銅像を置くことないと思う
けどねぇ。となりには広々とした公園があるのだから、そちらに建てたほうが
いいんじゃないかしら。

China71s

思い出しながら書いていたら、また洛陽に行きたくなったわ。


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旅・中国」カテゴリの記事

コメント

中国の女性は世界一気が強くて、男性は世界一優しいと言われてるのだと、中国に住んでいた妹から聞きましたが、実際行ってみると嘘でもないなと思いました。

私は上海~南京間を汽車で旅した事がありますが、汽車の中で売っていたたっぷりの甘~いミルクコーヒーがとっても美味しくて快適だった思い出があります。(寝台はまだ未経験ですが・・)

TMさんの旅行記はどれもそそられますね。記事を読んだ場所に行ってみたくなります。洛陽にも行ってみたくなりました。

マンデーさん、こんにちは。
いつも読んでくださって有難うございます。
「私のブログを読むと、その場所に行きたくなる」と言っていただくと、記事を書く張り合いが出ます。

ところで「中国の女性は世界一気が強い」のは分かりますが、「中国の男性が世界一優しい」とは知りませんでした。上海に住んでいらした妹さんの感想ですから、これは確かでしょうね。今度中国に行ったら、ぜひ優しい中国男性とお近づきになりたいわ lovely

傾向として、中国人はハッキリ意見を言いますが、日本人はそれが苦手ですね。
私も気が弱くて面倒臭がりやなので、すぐ折れてしまうんですが、主張しない自分が悪いんですから、あとでゴチョゴチョ文句を言わないよう心がけています。

文化の違い、メンタリティの違いが、誤解を生みますから、出来るだけ先入観なしで旅したいです。

今まで洛陽って、思ってみたこともなかったですが、
ほんとにこの記事読んでそそられましたよ~
七大古都のひとつというぐらいなら、それなりに地理的にも魅力があるのでしょうね。
わたしは自然遺産は一度見るとそれで満足ですが、
生活や文化の積み重なった古都は惹かれます。

中国の寝台車は2002年秋、河南省の崇山少林寺見学した後、上海まで乗りました。
4人のコンパートメントだったので、わりと快適でした。
食堂車が街の中華料理店なみに本格的に調理してだしてくれるのに驚きました。

TMさん、こんにちは

初中国で北京に行ってから洛陽に思いついて行ってしまうなんてやはり只者ではないですねshine
しかも寝台車だなんて。
私は未だに中国の列車に乗ったことがありません。
トイレは大丈夫だったですか?

私の初中国の時もコレクティーボのようなミニバスに驚いたのをよく覚えています。
メーターが早回りするタクシーだとか、一流ホテルに頼んだ空港行きのタクシーでも途中で人が乗り込んできたりとか、驚きの連続でした。
まだ中国は個人旅行できる環境にないと思いました。
外国人料金がまだありました。

今や中国も豊かになり、ニーハオトイレも少なくなってきているようだし、無愛想な店員や旅行会社の人もいなくなって、商売熱心な人が増えましたね。
ビザが不要になり中国に気楽に行ける気分になりました。

中国人団体とヨーロッパなどでも会うことも多くなりました。お互い交流しあって仲良く行きたいですね。

うららさん、おはようございます。

「ALA!中国」というサイトによると、「中国6大古都」というのが最も一般的なんだそうです。
その6大古都リストの1番目に「洛陽」が上がっています。
1 洛陽 2 開封 3 西安 4 杭州 5 南京 6 北京
洛陽は黄河流域の肥沃な地にあり「中原」と呼ばれていました。(中国の国名はここからきているとか)

洛陽市街地から龍門石窟にいく間に長くまっすぐに延びた道があって、この道を三国志の英雄達が通ったんだろうなぁと、しばし古代に思いをはせました。

六大古都のなかで開封と南京にはまだ行ったことがないので、次回中国旅行プランの優先順位上位に上げとかなきゃ。

本来は 四大古都「洛陽・西安・南京・北京」だったのが、発展して六大古都や七大古都になったんだそうです。ちなみに7大古都となると、これに「安陽」が加わるんですって。

ところで、うららさんが書いていらっしゃる少林寺は洛陽のすぐ近くですよ。私も時間があったらバスで行ってみようかと思ったくらいですもの。

うららさんが乗った寝台列車は快適でラッキーでしたね。
中国は広いので走っている列車のタイプもさまざまで、最新式の新幹線もあればボロっちい車輌もありますから、どんな列車に当たるかで旅のクオリティが違ってきますわ。

HANAさん、おはようございます。

HANAさんは、まだ外国人料金があるときに中国に行ったんですね。そのころのお話を聞かせてほしいわ。

私が行った時はもう外国人料金はなかったし、「観光は産業」という意識が浸透してきていたので、ひとり旅でも不安はなかったです。
でも列車の切符一枚予約するにもやたらと時間がかかって、中国旅行は辛抱が必要だな~とため息をついたのを覚えています。

その後の中国の経済発展ぶりは目覚しすぎるくらいですね。日本からインターネットで何でも手配できますもの。

ところで洛陽行きの寝台車のトイレですが、これはもう覚悟して入らなくちゃならなかったです。さすがにニーハオトイレじゃなかったけど、(列車のトイレでニーハオは困りますよね~bearing)出来るだけ入らないようにしていました。

でも中国の列車のトイレはキレイだったという人も多いので、経済発展とともにこちらも改善されているのでしょう。

ミニバスは何から何まで南米のコレクティーボそっくりで、あちらに移住した華僑が持ち込んだんじゃないかと思いましたよ。でもペルーのコレクティーボも中国のバスやタクシーも、今は新しくてキレイな車が増えたようですね。

今では中国は私にとって最も旅行しやすい国の一つです。
この次は四大古都でまだ行っていない南京にしようかな。

中国の外国人料金があったのは何時までだったか、天壇公園の入場料とかが中国人の数十倍したように思います。日本並みだと思った覚えがありますから。

それなのに時間が来るとさっさと追い出されて回りきれず(回りきれない時間ならチケット売らなければ良いのに)翌日行って前日のチケット見せたらまた買えって言われて切れちゃいましたpout日本語と英語で昨日こんなに払ったのになんでまた払わなければならない!といったら入れてくれましたわ。
しかしどうして外人だと判別したのか、絶対に見破られました。今も昔も普段着で出かけてますが今は中国人に間違われます。

王府井のデパートだって店員は座って売ってやる、という雰囲気で何を聞いても没有でした。

こんな中で路線バスや路面電車は外国人料金もなく安くて乗りやすい乗り物でした。ちょっと混んでいてスピードも出て危ないけど。二人で1元出せばたいていどこでもOKでした。ミニバスはボロボロで停留所で止まらないで扉を開けて行き先を叫んでましたね。これは乗る勇気がなかった。

まだまだ外国人が珍しかったのか、西安の町の食堂などでは店員より周りの人に親切にされました。だから今でも中国に行きたいと思うのかもしれません。だまそうとする人も多かったけど今や騙されることはなくなりました。

来年は武陵源までチャレンジしたいです。ワールドパークスのマイルで中国南方航空で発券できるかどうかチャレンジしてみるつもり。

中国では若い人はニーハオトイレが苦手な人が増えてきているようです。だんだん減っていくのかな。

HANAさん、こんにちは。

そういえば2001年のお正月に行ったインドでも、主な観光地で「外国人料金」がありました。デカン高原にある「アジャンタ石窟寺院」に、現地インド人ツアーに参加して行ったんですが、私は外国人料金でした。インド人は10RSなのに私だけが10ドル(460RS)も取られちゃってプンプンです。

でも考えてみれば、中国にしてもインドにしても日本との経済格差があまりにも大きかったので、仕方ないかもしれませんね。

私も昔はすぐ日本人と見破られ「どうして分かるのかし?」と不思議に思いましたが、今は中国人と区別がつかないようです。中国の生活レベルが上がって、中国人も日本人も同じようなファッションになったからでしょう。

ついこの間まで「何でも没有」の時代があったと信じられないほど大変貌した中国ですが、その当時の中国旅行は貴重な体験だったんじゃないですか?
中国の変化を肌で感じることが出来たんですから。

HANAさんは来年「武陵源」ですか。私は燃料サーチャージが安くなりそうな2月あたりを狙ってヨーロッパかアメリカに行きたいんです。そうやってマイルを貯めてから中国へ行きたい。

でも景気がドンドン悪化していますから、生活防衛にいっぱいいっぱいで、旅行どころじゃないかも知れません。

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