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2008/10/26

中国の路線バス

今日電車の中で、若い女性がお年寄りに席をゆずった。
ほんのちょっとしたことだけど、見ていた私は清々しい気持になった。

隣には若い男性も座っていたのだが、若い女性のほうを見てちょっと気まずそう。
日本人は何ごとにつけてもシャイだから、この男性も心の中で、席をゆずろうか
どうしようかと、ためらっていたのかも知れない。

旅行で中国各地のバスや地下鉄を利用する機会が多い私だが、いつも感心する
のは、お年寄りに席をゆずる人の割合が日本よりずっと多いことだ。

中国人はシャイじゃないからね。
(私はいまだにシャイな中国人に出会ったことがない wink

このあいだ行った開平でも、エチケットとは縁のなさそうな半身裸のオッサンが、
バスに乗り込んできたおじいさんに席をゆずっていた。

じつは私自身も、数年前に行った西安の路線バスで、若い女性から席をゆずって
もらったことがある。
「え~、私はそんな年じゃないよ」と最初思ったのだが、「リュックを背負い、首から
カメラを下げ、片手で地図を広げて、窓の外を必死に見ている私を見るに見かねて、
席をゆずってくれたんだろう」と考えなおして、ありがたく座らせてもらった。

086s
(西安の安ホテルにあったマッサージのカード。イラストがユーモラス)

ところで中国といえば、公共マナーがなっていない例として「バス停で並ばない」
ことを取り上げられることが多いが、いつも中国でバスに乗っている私としては、
「並ばない乗客」について、ちょっと弁護したくなる。

まず中国はバス路線の数がとても多く、しかもひとつの停留所にいくつもの路線
バスがやってくる。

Img_1804sss

それも時間の間隔をあまりあけず頻繁にくるので、ひとつの停留所に何台もの
バスが連なることも珍しくない。そうなると後方のバスは停留所から離れたところで
乗り降りせざるを得ず、列は崩れてしまうのだ。

行先ごとにバス停をずらすという手もあるし、現にそうやっている都市もあるが、
バスの数が多いのでスッキリとはいかない。

でも私はこれまで中国のバスの乗り降りに、そんなにストレスを感じたことは
ない。ラッシュアワーを避けているからでもあるが、東京のラッシュで鍛えられて
いることも大きいと思う。

それよりも改善してほしいのが「信号を守る」ことだ。
広州の繁華街でボランティアが信号を守らせる活動をしていた。
信号が赤になると、横断幕のような布を横断歩道の前にのばして、渡れない
ようにする。

Img_1564ss

もっとも世界中で律儀に交通信号を守っている国は、日本などほんの一部に
過ぎない。中国なんぞはマシなほうで、もっとひどくて道を渡るのは命がけと
いう国もたくさんある。

ビュンビュン走る車の間をぬって大通りを渡るのは本当に怖いが、旅行客と
しては、「郷に入れば郷に従え」で慣れるしかない。

1週間もすると平気で渡れるようになるから、人間っていい加減なものなのね。

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旅・中国」カテゴリの記事

コメント

中国の路線バス、私は大好きです。昔は行き先もよくわからないボロバスが走っていて今みたいに路線バス表示もなく値段もわからなかったから乗りにくかったけど今は本当にわかりやすくなりましたよね。バスのドアのところで行き先を叫んでいたのが何年前だったか・・・。
歳がばれそうです。

最新式のバスはバスの中で液晶のコマーシャルが流れていたりしてびっくりですもんね。
タクシーより私はバスのほうが楽しいし、人々の様子もよくわかりますから。
老人に席を譲るなんて中国は本当に自然にしているし、わからなかったら車掌さんがいた時代はいろいろ世話を焼いてくれたし、ワンマンバスになった最近は乗っている人がいろいろ親切です。

先日行った杭州の駐在員の話ではバスに乗ったことがない、なんて言ってたのでびっくりしました。
バスなんて危ないと思っているようです。
バス路線の地図を売っているとか、バス停にはすべての行き先が表示されているなんてことも知りませんでした。

イタリアとかよりずっとバスはわかりやすいですね。

昔っていっても25年ほど前の話ですが、守口駅前のロータリーには信号がありませんでした。
交通量がどの程度増えたかどうか不明ですが、
信号なかったときのほうがもっとスムーズでした。
なまじっか信号ができると、またそれもすぐの距離で次のがある。
それがまた連動していなかったりして、余計渋滞します。
自分の身は自分で守る、自分の貴重品もですが、日本人は甘いというか・・・

HANAさん、こんにちは。

私には「中国は旅しやすい国」という印象があるんですが、それは詳細な地図と便利なバス路線があるからじゃないかしら。

バス路線にはそれぞれ番号がついているし、バス停のプレートには通る停留所名がぜんぶ書かれていて、とても分かりやすいと思います。

もっとも「漢字が読める」という条件がつきますけどね。

それから治安も良いですよね。
ローマでバスや地下鉄に乗ったらいっときも油断できませんが、中国ではウトウト居眠りすることがありますもの。

でも私のはじめて中国旅行、北京からふと思いついて洛陽まで夜行寝台列車で行ったのですが、その時は何から何までスゴ~ク大変でした。
洛陽ではミニバスがたくさん走っていて、それがペルーなどでよく見るコレクティーボそっくりなんですよ。
運転手と客呼び込み車掌の二人が乗っていて、大声で客を呼び込んでいるところまでソックリ。「中国は南米か!」と叫びたくなりましたわ。

とにかく中国の変貌ぶりはすさまじい。
そんな中国に駐在していながら、日本社会としかコンタクトをとらないなんて、もったいないことです。

うららさん、こんにちは。

信号を当てにしない国だと、運転手は人が車の間を渡ると思っているので、よけてくれます。
いちばん危険なのは、信号遵守の国に行った信号無視の国の人じゃないかしら。

ドイツで交通事故にあうイタリア人が多いと、むかし聞いたことがあります。イタリアは信号なんて守らないので、ドイツに行ってもつい習慣で信号無視してしまって、交通事故に遭うんだそうです。

「規則はやぶるためにある」というイタリア人と、「上に政策があれば下に対策がある」という中国人は、よく似ていますわ。

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