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2008/08/02

新聞のかたすみより

新聞のかたすみに、ほとんど見逃してしまいそうな小さな記事で、「統合失調症の
患者にはあるDNAが欠失しているケースが多い」という論文のことが載っていた。

この研究成果が、統合失調症の早期診断や治療に役立つと期待されているという。

以前に精神障害者の施設で働く機会があった。
働くといっても事務をやるだけで、精神障害者と直接向き合う仕事ではなかった
けれど、それでもこの病気について自分がいかに認識不足だったかを知ることが
できた。

精神障害はガンや脳卒中と同じように病気であり、また病気であるからには治療も
できるし回復も期待できるのだ。

さいきんは「うつ病」がすっかりポピュラーになり、「こころの風邪」などと
言われて、誰もがかかる病気という認識が広まった。

今の社会は問題ありすぎだから、たしかに「誰もがうつ病になる可能性がある」
だろうが、ほとんどの人はトラブルと折り合いをつけながら生きていくのだろう。
疎外感にとらわれすぎず、何とか気分転換をはかることが、病気にならないコツ
なのかな~。

精神障害の記事のすぐ隣には、村上春樹の「ノルウェイの森」が映画化される
という短信が載っていた。

「ノルウェイの森」は私も読んだけれど、やっぱり現代人の孤独感が漂う小説
だったような気がする。

キチンとしたストーリーがあるわけじゃないので、その内容はもうほとんど覚えて
いないが、この小説のなかに精神障害者の施設を描いたところがあって、その部分
だけがやけに現実感があった。

「疎外感」や「孤独感」といったものは、言葉を超えて世界中の人に共通する
ものだから、村上春樹の小説はあんなに外国で読まれるんでしょうね。

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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

私も以前精神障害の作業所でボランティアをしていたことがあります。
統合失調症のかたより、うつ病のテンション高いときのほうが対応が難しかった印象があります。
自分で良かれと思った言動が、相手にどう打撃を与えるかわからないし、だんだん単なるボランティア精神で乗り超えられる世界ではないと怖くなりました。

この経験から、せめて理論武装しようと、臨床心理とカウンセリングの科目履修のため1年間大学へ通いました。
もともと心理学科卒なんですけど、社会心理専攻でしたからね。

村上春樹は「ノルウェイの森」以前から大ファンでした。
月日が流れるとTMさんが書かれたとおり、どの本がこんな話っていうのも忘れてしまい、感覚だけが残っています。

1年間大学へ通って、臨床心理とカウンセリングの科目を履修されたとは、さすがうららさんですね。

病気であるなしに関わらず、人と人との間には誤解やトラブルがつきものですから、こういう施設での仕事は精神的に疲れるでしょう。

ひとくちに病気と言っても、ひとりひとり病状がみんな違いますし、そもそも病気なのかその人の個性なのか、境界線を引くのが難しいケースも多いように感じます。

面倒をみる人とみて貰う人という一方的な関係でなく、お互いに悩みを話し合える友人がいたら、それがいちばん良いんでしょうけどね。

村上春樹は何冊か読んだんですが、よく分かりませんでした。理屈じゃなく感覚なんでしょうね。その中では「ノルウェイの森」がいちばんシックリきました。

それから「辺境・近況」という旅行記は、分かりやすくて面白かったです。

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