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2008/07/18

新しい仕事(1)

年をとっても出来るだけ働きつづけたいと思っているが、いくつになっても続け
られる仕事なんて限られている。

私が目をつけたのは、小さい病院や診療所の事務の仕事だった。
社会福祉法人の会計をやったことがあるので、病院会計にも多少興味があった。

でも病院の事務をやるにはレセプト作成などの医療事務が必須なのだ。
まったく未知の分野だったけれど、好奇心が「とりえ」の私は、考えることなく
通信教育を申し込んだ。(昨年のことです)
そして今年になって無事修了し、検定試験にも合格した。

でも現実は甘くない。
試験には受かっても、求めるのはどこも「経験者」なのだ。
ときたまある「未経験者可」なんてところも、「若い人だけです」とつれない
お返事。

でもここでくじけては、払った講習代がムダになる。
どこでもいい、経験させてくれるところを探さなくちゃあ。

そんなある日、「未経験者可」「パソコンができること」という条件の、調剤
薬局の募集記事が目にとまった。
病院ほど複雑ではないが、調剤薬局でもレセプト作成が重要な仕事なのだ。

さっそく面接に行ったところ、へんてこりんなテストを受けさせられ、その場で
採用が決まった。

001_2
本文とは何の関係もないけれど、私のマスコット、銀の「エケコ」です。
ボリビアのラパスで買いました。
富(と言ってもバケツとか傘とか)をいっぱい身にまとった「アンデスの福の神」
なんです。

こうして今月から、私の新しい仕事がスタートしたのだが、「未経験可」という
からしばらくは研修or見習いのつもりでいたのに、初日からいきなりパソコンの
前に座っての実践モードとなった。

パソコンには慣れているつもりだが、レセコン(レセプトコンピューター)なんぞ
まったくの未経験だし、本物の処方せんを扱うのも初めてだし、それより何より
調剤薬局の仕事自体が初めてなのだ。

それでも薬剤師の経営者は容赦しない。
「あーやって、こーやって、あーダメダメ、そこでENTER押しちゃダメ」などと
私のかたわらに立って、レセコンの操作方法をまくし立てるのだった。

「請求額がゼロなのに、請求書を印刷するな」
「この人は保険に入っているでしょ。自費になっているわよ」
「内服薬と外用薬とでは計算方法が違うでしょ」

「わたしは未経験者なのよ。そんなこと分かるわけないでしょ!」と、心のなかで
怒鳴る私だった。
一日目が終わったとき、疲れとミスできない緊張でクタクタになり、顔はむくんで
いた。

でも考えてみれば、安いとは言え賃金をもらって実践でレセコン学習をやらせて
もらっているんだから、感謝しなくちゃね。

おかげで2週間たった今では、複雑な処方でないかぎり、何とかひとりでやれる
ようになった。暗号みたいな薬剤の名前には、相変わらず苦労しているけれど。

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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

こんばんは
TMさんの積極性とたゆまぬ努力にはひそかに畏敬の念をおぼえていましたが、トラバーユされてたとは・・・
そのために資格試験受けられていたんですね。
環境変わると何かとストレス溜まるでしょうがガンバって下さいね。

今日の東京はスコールみたいな雨が降ったとニュースで言ってました。
これから酷暑が続くでしょうが、くれぐれもご自愛下さい。

うららさん、こんにちは。

私はこれまでも、根無し草みたいに気軽にトラバーユしているんですよ wobbly
いろいろな職場を体験するのも面白いんじゃないかと思ってね。
家族がいたら、こんな「フーテンの寅さん」みたいなことは出来ないでしょうね。「もっとキチンとしろ!」って叱られると思いますわ。

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