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2008年7月

2008/07/26

東京のお祭り

週末は出来るだけウォーキング・エクササイズすることにしている。
もちろん私のことだから、エクササイズといってもお金をかけるようなことは
しない。

これまでは地下鉄で通勤していたので、乗換駅の大手町から丸の内~有楽町~
銀座~東京駅八重洲口という地下通路コースを、途中「丸の内カフェ」で新聞を
読みながらひと休みして、歩いていた。

でも勤務先が変わったので、最近はなつかしい新宿地下街を歩くようになった。
新宿西口~第一庁舎~第二庁舎~ワンデイストリート~西口広場~東口地下通路~
ときどきサブナードに寄り道~伊勢丹あたりまで歩くのが、昔から馴染んだコース
だが、地下鉄副都心線の開通でこのコースも手直しが必要になった。

新宿三丁目伊勢丹まえから新宿南口高島屋スクェアまでの通路ができたからだ。

この新コースの魅力は、三越にジュンク堂、高島屋スクエアに紀伊国屋書店と
エクササイズの途中で大型書店に立ち寄れることだ。
とくにジュンク堂は、立ち読みならぬ座り読み用のベンチがたくさんあって、
休憩するのにちょうど良いスポットだ。

でも本を買うのは「紀伊国屋書店」にしている。
ここはJAL提携のクレジットカードでマイルが2倍つくし、SuicaもEdyもiDも
使えて、とっても便利なのだ。
それに比べジュンク堂は何にも使えない。本は充実しているのに惜しいね~。

大型書店はどこも立ち読み客でにぎわっている。
書店にこんなに多くの人がいるのは、日本くらいのものじゃないかしら。
いろいろな国に行って本屋さんをのぞいてみたけれど、どこもガラ~ンとして
いたもの。

ところで今日新宿三丁目地下街を歩いていたら、地上から賑やかな太鼓の音が
聞こえてきた。のぞいてみたら「新宿エイサー祭り」とやらを開催中だった。
沢山のエイサー愛好団体が、新宿各所にちらばって踊りを披露しているようだ。

F1000003

F1000006

東京には、日本各地のお祭りをそっくりいただいて、行事にしているところが
多い。私の印象では「阿波踊り」が一番人気のようだ。錦糸町は大阪の河内音頭
だけれど、これなんか町のイメージにピッタリじゃないかしら(^o^;)

お祭りといえば、今隅田川の花火大会が行われている。
昔は私の部屋のベランダからちょっとだけ花火が見えたのだけれど、今は大きな
ビルに視界をさえぎられて「声はすれども姿は見えず」状態になってしまった。

最近は、花火の音を聞きながら一杯やるのが、私の隅田川花火大会の過ごし方に
なっている。これはこれで、ノンビリできて、そんなに悪いもんじゃないわ。

2008/07/25

広州行きが決まりました

「善は急げ」とばかり、今日AAにTELして、希望どおりのJALフライトを
予約することができた。期間は9月12日~15日の3泊4日。

TAXとして\3,460円カードで払ったけど、燃料サーチャージはどうなるのかな?
これは当然JALに払うんでしょうね?あとから請求されるのかしら。

広州については、「食は広州にあり」というキャッチフレーズ程度の知識しか
ないので、AAで予約確認したあとで、資料をもらいに虎ノ門の「中国政府
観光局」に行ってきた。

この間のウルムチ旅行の時もこの観光局に行ったのだが、かのチベット騒乱の
せいか閉まっていた。でも北京五輪が迫っているので、そうそう休んでばかりも
いられないのか、今日はオープンしていた。
来訪者は私以外誰もいなかったけど。

Img_1541
広東省と広州の地図やガイドブックを貰ってきた。でも地図は広州で買うつもり。
詳しいバス路線が載っているから。

観光局で欲しかったのは、じつは広州でなく「開平の望楼群」の資料なのだ。
広州についてはガイドブックに載っているが、昨年世界遺産に登録されたばかりの
「開平の望楼群」については、どのガイドブックにも載っていない。

日本のガイドブックに載っていなくても、中国の世界遺産なのだから、中国政府
観光局に行けば何らかの情報をもらえると思っていたのだが、受付の女性は
「まだ何の資料もないんです」と言う。
「広州から車で2~3時間らしいから、あまり近くじゃないですね」と、頼りない
お返事。こうなったら現地で調べるしかないなぁ。

広州からはマカオも近いので、余裕があったら行ってみたい。

マカオには、まだポルトガルから返還される前に一度だけ行ったことがある。
香港からの日帰り旅行で慌しかったけれど、ポルトガル料理店で食べた
「いわしの塩焼き」が美味しかった。

ところで、中国政府観光局でもっとも充実していたのは、上海に関する資料だった。
2010年に上海万博があるので、観光局が力を入れるのは北京でなく上海のほう
なのだろう。

上海旅行を計画している人は、いちど訪ねてみてはいかが?

2008/07/23

いろいろあるけど

昨日「女たちの中国」を見たときは、「戦争の時代に生まれた人たちは、何て不幸
なんだろう」と思ったけれど、だからと言って、今の暮らしが幸せだと言い切れる
人はそんなに多くないだろう。

戦争とはまったく違うけれど、生きて行く上でいろいろな困難があるからだ。
家族の悩み、健康の悩み、仕事の悩みと、その内容は人それぞれだけど、つらい
ことには変わりがない。

山も谷もあるのが人生だと、受けとめられれば良いんだけれど、まあそう簡単には
いかないよね。

私も心配していることがあるんだけれど、どうしていいか分からないので、ブログ
に書いてみました。読んでくれるといいんだけれど。

2008/07/21

中国に行ってこようかな

7月に連休があるなんてことは、すっかり忘れていた。

「AAのマイルが25000あるから、中国にでも行ってこよう」と思いついたのは、
連休の寸前だった。ところがAAのサイトを見ると、寸前の予約の場合100ドル
払わなくちゃならないと書いてある。それであっさり旅行はやめた。

仕事が変わったので、しばらくは長期の旅行ができない。

オリンピックが終わったら、AAのマイルを使って中国に行ってこようかな。
中国なら、まだまだ安上がりの旅が出来るから。
それにAAのサイトを見たところ、中国方面は10月1日から30000マイル必要に
なるようだ。だから20000マイルのうちに行ってきたいのだ。

中国行きとなると、AAと同じワンワールドに加盟しているJALを利用する
ことになる。JALが運航している中国の都市は、北京、上海、杭州、広州、
青島、天津、大連、厦門、西安(香港は30000マイル地域)などだが、この中で
まだ行ったことがないのは、広州、青島、天津、厦門の4都市だ。

(ほとんどマイル利用の無料航空券で行っている。マイレージって本当に貧乏人の
強い味方だわ)

Hangzhou_133
(中国でいちばん美しいといわれる杭州の西湖)

青島で青島ビールを飲んでこようかな。
それとも天津で天津丼かな~。(ちなみに天津に天津丼はないそうです)
でも「食は広州あり」って言うから、食い物ならやっぱり広州でしょうねぇ。

どうしようかなあ。

173
(上海)

思い立ったが吉日と、さっそくインターネットで調べてみた。
21日以上前にフライトの予約を入れないと手数料をとられるので、8月は
もう間にあわない。行くとしたら9月12日~15日の3泊4日になるわね。

広州周辺を調べていて、面白い世界遺産があることが分かった。
最近指定されたばかりの「開平の謎の洋楼群」だ。
ここからはマカオも近いらしい。ちょっと日程的にきついかもしれないが、
当たってみる価値はあるわね。

中国といえば、いまテレビで「女たちの中国」という番組をやっている。
想像を絶する時代だったが、あの時代を生き抜いて今も健在の山口淑子はすごい。
88歳とは思えないほど綺麗でしゃきっとしている。
女優であり政治家でもあったわけだから、当然といえば当然かも知れないけど。
あのイサム・ノグチが惚れ込んだのも分かるわ。

2008/07/19

少女マンガ

ネット新聞アサヒ・コムの「漫画偏愛主義」で、漫画家「萩尾望都」がとりあげ
られていた。

「24年組」(昭和24年生まれ)のマンガ家や、それより少し前の里中満智子、
池田理代子など、少女マンガのベースを作った人達は、現在もむかしと変わらない
活躍ぶりだ。

前の日記に「芸術家や事業家は年齢より若々しく元気」と書いたけれど、彼女達は
まさにそんなタイプの女性たちだわ。芸術家でもあり事業家でもあるんだから。

それ以前にも手塚治虫の「リボンの騎士」や水野秀子の少女マンガがあったけれど、
24年組前後に一気に花開いたって感がある。

作品だけでなく若きマンガ家たちに憧れて「自分もマンガ家になりたい」と思った
人も多かったんじゃないかしら。
私もその一人。でもすぐマンガ家には才能が必要と気づいて諦めたけど。

記事にあった萩尾望都の「あぶな坂HOTEL」はまだ読んでいなかったので、
今日さっそく買ってきた。
初期の代表作「ポーの一族」系列の、ふしぎ叙情の世界は、萩尾望都独特のもの。
萩尾望都自身はSFが好きみたいだけど、私はこちらのほうが好きだわ。

萩尾望都の作品はほとんど読んでいると思うが、私がいちばん好きなのはやっぱり
「ポーの一族」だな。この作品をはじめて読んだとき、少女マンガの世界が広がり
深まったって気がしたもの。

萩尾望都の作品はずっと私の本棚に並んでいたが、部屋のリフォームしたとき
ブックオフに売ってしまった。

他の24年組マンガ家では「少年愛」がテーマの竹宮恵子をよく覚えている。
そうそう最近立ち読みした週刊誌に、山本モナと一条ゆかりの対談が載っていた。
一条ゆかりも「花の24年組」だったのね。やっぱりマンガ家は息が長いわ。

大人になってからはマンガを見なくなったが、柏崎にいる妹が娘といっしょに
ずっと少女マンガを読み続けていて、最新マンガにやたら詳しかった。
東京にくると、有名スポットには目もくれず「大型書店めぐり」してマンガ本を
探していたっけ。

私は「ガラスの仮面」とか「王家の紋章」とか、評判になった連載モノを図書館や
マンガ喫茶でときどき読んだが、あんまりにも長すぎて、物語がどこまで進んで
今どうなっているのか分からなくなってしまった。

この二つの連載はまだ続いているのかしら?

ところで私が選ぶ少女マンガNO.1は、池田理代子の「ベルサイユのばら」だ。
萩尾望都のマンガとは対照的な作品だけど、主人公の魅力、構想の大きさ、華や
かさ、わくわくするストーリー展開、これぞ少女マンガの王道って感じ。

このマンガのおかげで、どれほど幸せな気分を味わったことか。
憧れの「オスカルさま」に会えると、首をながくしてつづきを待っていたっけ。

ところで「ベルばら」といえば、宝塚の舞台が有名だが、私はまだ一度も観た
ことがない。宝塚は好きなんだけれど。

思い描いていたオスカルのイメージが壊れるんじゃないかと、それがちょっと
心配だが、それ以前の問題としてそもそもチケットが手に入らないのだ。

今度機会があったら観にいきたいな~。

2008/07/18

新しい仕事(2)

複雑なレセプト計算はコンピュータがやってくれるが、入力間違いしたら何にも
ならない。薬剤の種類、服用方法、分量など、どれも神経を使うことばかりだが、
そのほかに加入している保険の種類や年齢なども重要なチェック項目だ。

ところで、ひとりひとりの生年月日を確認していて、私は「外見では、その人の
年齢はわからない」という事実を、しみじみ思い知らされた。
同じ年齢でこんなにも見た目が違うのかと、ちょっとショックを受けたほど。

今まで他人の年齢などあまり関心がなかったので、実際よりずっと若く見えるのは
女優さんくらいなものだと思っていた。

ところが生年月日と本人を確認するようになって、60代半ばの女性が40代の
女性より若く見えたり、逆に年齢よりずっと老けてみえる人もいたりで、老化の
スピードは(少なくとも外見の老化のスピードは)個人差がとても大きいのだと
知らされることになった。

これは、ちょっと、目からウロコが落ちるって感じだったわね。
この差はどこからくるんだろう?遺伝子?環境?気の持ちよう?

私は「気持」が大きいような気がする。
福田首相は72歳だけれど、誰も「お年寄り」なんて思わない。
よくも悪しくも政治家は気力が充実しているよね。
政治家以外でも芸術家や事業をしている人など、いくつになっても現役バリバリで
働いている人は元気だ。

でも「気持の持ちよう」といっても、現実の生活はいろいろ悩みも多いから、
そう簡単にはいかない。ふつ~のオバサンの私なんかは、無理をせず、小さい
楽しみを見つけて暮らすのが、一番いいんじゃないかと思う。
まあさし当たっては「旨い肴で美味しいお酒を飲むこと」かな。
(↑けっきょく、そこに行き着くのだった bottle  )

私が働いているところは新宿に近いので、周囲には小料理店や居酒屋が多い。
赤提灯がぶら下がっているのを見ると、仕事帰りについフラっと入りたくなる
お父さんの気持がわかるわ。

でもいくら「ひとりで飲む女性が増えた」と言っても、居酒屋にひとりでは入れ
ないよね~。男性なら何でもない光景だけれど。

001
我が家近くのこの居酒屋チェーン店は、いつもオジサン族で混んでいる。
女性の姿もチラホラ。日本橋となっているが、東京の日本橋ではないらしい。

ところで今週のAERAに「薬剤師は10年後に3割失業」という記事が載って
いた。薬剤師受難の要因のひとつが、まもなく実施される「登録販売者」という
制度だ。

まあ薬剤師にとっては困る制度でも、私にとっては薬剤の勉強をはじめる良い
きっかけになりそうだ。1年以上の実務経験が必要なので、これからボチボチ
テキストなどを読み始めて、来年あたりこの試験を受けてみようかな。
レセプトの仕事をする上でも、どっちみち薬の知識が必要なんだから。

今は週4日仕事をしているけれど(金曜日が休み)、曜日によって忙しさが違う
ので、そのうちに週3日勤務にしてもらって、残りの2日は、補助の補助のまた
補助でいいから、英文会計に関係する仕事がしたい。

無理かなあ‥‥。

新しい仕事(1)

年をとっても出来るだけ働きつづけたいと思っているが、いくつになっても続け
られる仕事なんて限られている。

私が目をつけたのは、小さい病院や診療所の事務の仕事だった。
社会福祉法人の会計をやったことがあるので、病院会計にも多少興味があった。

でも病院の事務をやるにはレセプト作成などの医療事務が必須なのだ。
まったく未知の分野だったけれど、好奇心が「とりえ」の私は、考えることなく
通信教育を申し込んだ。(昨年のことです)
そして今年になって無事修了し、検定試験にも合格した。

でも現実は甘くない。
試験には受かっても、求めるのはどこも「経験者」なのだ。
ときたまある「未経験者可」なんてところも、「若い人だけです」とつれない
お返事。

でもここでくじけては、払った講習代がムダになる。
どこでもいい、経験させてくれるところを探さなくちゃあ。

そんなある日、「未経験者可」「パソコンができること」という条件の、調剤
薬局の募集記事が目にとまった。
病院ほど複雑ではないが、調剤薬局でもレセプト作成が重要な仕事なのだ。

さっそく面接に行ったところ、へんてこりんなテストを受けさせられ、その場で
採用が決まった。

001_2
本文とは何の関係もないけれど、私のマスコット、銀の「エケコ」です。
ボリビアのラパスで買いました。
富(と言ってもバケツとか傘とか)をいっぱい身にまとった「アンデスの福の神」
なんです。

こうして今月から、私の新しい仕事がスタートしたのだが、「未経験可」という
からしばらくは研修or見習いのつもりでいたのに、初日からいきなりパソコンの
前に座っての実践モードとなった。

パソコンには慣れているつもりだが、レセコン(レセプトコンピューター)なんぞ
まったくの未経験だし、本物の処方せんを扱うのも初めてだし、それより何より
調剤薬局の仕事自体が初めてなのだ。

それでも薬剤師の経営者は容赦しない。
「あーやって、こーやって、あーダメダメ、そこでENTER押しちゃダメ」などと
私のかたわらに立って、レセコンの操作方法をまくし立てるのだった。

「請求額がゼロなのに、請求書を印刷するな」
「この人は保険に入っているでしょ。自費になっているわよ」
「内服薬と外用薬とでは計算方法が違うでしょ」

「わたしは未経験者なのよ。そんなこと分かるわけないでしょ!」と、心のなかで
怒鳴る私だった。
一日目が終わったとき、疲れとミスできない緊張でクタクタになり、顔はむくんで
いた。

でも考えてみれば、安いとは言え賃金をもらって実践でレセコン学習をやらせて
もらっているんだから、感謝しなくちゃね。

おかげで2週間たった今では、複雑な処方でないかぎり、何とかひとりでやれる
ようになった。暗号みたいな薬剤の名前には、相変わらず苦労しているけれど。

2008/07/12

情念と情熱

「サンデー毎日」に我がふるさと柏崎の高柳町のグラビア記事が載っていた。
故郷ですごした年月より東京暮らしのほうが、はるかに長くなってしまったが、
やはり故郷は特別のところだ。

でも市内に住んでいた私はまだ高柳町に行ったことがない。
今度帰省したら、妹に車で連れて行ってもらおう。

この記事だけだったら立ち読みして終わりなのだが、高柳町のグラビアの次の
ページを見た私は迷うことなくサンデー毎日を買った。
そこには「イスタンブール地下宮殿」のメドゥーサの写真があったのだ。

イスタンブールを訪れたのは、いつだったろうか?

(↑ユーゴスラビアがまだ社会主義国だったころで、金賢姫が大韓航空爆破事件を
起こす前。イスタンブールから鉄道でユーゴの首都ベオグラードに行ったのだが、
その少し前に金賢姫が同じベオグラードに滞在していた)

Img_0001
イスタンブール、ガラタ橋の魚売り。

地下貯水池だったこの地下宮殿は、長いあいだ泥と水に埋もれていて、私が行った
時はやっとその泥水を取り除いて見学できるようにしたばかりだった。

観光名所のアヤソフィア大聖堂の前にいた私に、小学生らしき男の子が日本語で
話しかけてきて、「もっとすごい所がある」とここに連れて行ってくれたのだ。

ガイドブックにも載っていなかったので、あまり期待せずに付いていったのだが、
天井から水がポタポタと滴ってくる暗い地下宮殿に足を踏み入れたとたん、異様な
雰囲気を感じて背筋がゾクッとした。

それは、奥まったところにあるこの「メドゥーサの首」の情念だったのではないだ
ろうか。

この「メドゥーサの首」と「ホテルから見た夜景」の素晴らしさで、イスタン
ブールはいつまでも私の心に残る都市になった。

Img_0002
トプカプ宮殿は、目もくらむような宝石や黄金がギッシリ陳列されていて豪華絢爛
だったけど、トプカプ宮殿のハーレム(↑)は思ったより質素だった。

暗い情念のつぎは明るい情熱の話。

同じ週刊誌に「フーテンの寅さん」の特集もあった。
「自由でいたい。でも独りはいや」という寅さんに、現代人は共感したり憧れたり
するんだろうな。
あまたのマドンナの中で人気があるのは、高値の花的マドンナではなく、似た
ような境遇のドサ回りの歌手リリーのようだ。
私も同じかな~。人生の哀しさを共有しているって感じがするよね。

ズラッと並んだマドンナ女優を眺めていると、懐かしい気持と確実に時は過ぎて
いくんだという感慨がこみ上げてくる。
でもマドンナ役の女優のほとんどは、今でも現役で頑張っているんだから、立派
だよね。

マドンナ女優ではないけれど、最近テレビで加賀まりこと山本陽子のインタビュー
を見て、何よりもその外見の若々しさにビックリした。
二人とも60代半ばだろうが、どうも見たって30代だ。

女優だから若返りの整形をしているんだろうが、顔だけでなくスタイルも姿勢も
テキパキとした話し方も、とても高齢者というイメージではない。
(まったく関係ないけど、女優の整形手術代って必要経費になるのかしら?)

やっぱり心にハリのある日々を過ごすのが、老化防止のコツなんでしょうね。

山本陽子が親しくしていた宇野千代にふれ、
「いくつになっても、好きな人が出来たらすぐに飛び込んでいかなきゃダメと
宇野先生に言われたけれど、そういう訳にもいきませんよね~」と苦笑していた。

恋多き女性だった宇野千代は、その情熱があったからこそ98歳という長寿を
まっとう出来たんでしょうねぇ。

でも若い娘ならともかく、「いい年のオバサンに飛び込まれた相手の迷惑」も
考えなくてはね~と、晩年に撮ったと思われる宇野千代の写真を眺めながら、
思わず笑ってしまう私なのだった。

2008/07/10

ケータイ活用法

「MobileMarketing.JP」が、ケータイのアクティブユーザーを対象に行ったアン
ケートによると、8割以上の人がケータイ中心にインターネットにアクセスして
いて、9割以上の人がケータイを中心にメールを利用しているという。

ウルムチ旅行のとき、国際ローミングできる最新式ケータイを買ったというのに、
ケータイ音痴の私はその機能をほとんど利用していない。
インターネットもメールも、もっぱらパソコンを利用している。

社会の流れに取り残されている?>わたし

もちろんパソコンから相手のケータイにメールに送る場合もある。
そんな時は、用件だけ書くとかスペースを入れないとか改行しないとか、少々
気を使わなくちゃならない。

ケータイからパソコンにメールする場合は、何も気を使う必要がないのにね。

それにパソコンメールからみると、ケータイメールって味気ない気がする。
グダグダとグチを書いたり、噂話を書いたり、困りごとを書きつらねるなんて
こと、ケータイメールじゃ出来ないんじゃないかしら?

もっともケータイ小説なんてものがあるくらいだから、アクティブユーザーに
なれば自由自在に書けるのかな?

ともあれメル友でも出来ないかぎり、なかなかケータイを使いこなせそうにない
私なのだった。

そんな私だが「オサイフケータイ」としての携帯電話はフルに利用している。
ほとんどそのために持っていると言ってもいいくらい。

前の機種には「Edy」を入れていたが、いまは「Edy」はカードだけにして(パソ
コンからチャージしている)「iD」を入れている。
「iD」はチャージする必要がないから本当に便利だわ。もっと使えるお店が
増えてほしい。

マクドナルドで「iD」払いにすると無料コーヒー券をくれる。
ただでさえ安い(100円)というのに、無料コーヒー券までもらって、何だか
申し訳ない気がするのだった。(そういいながら、マクドナルドに関しては、
アクティブユーザーのわたし)

私の場合、Edy、iDよりも利用頻度が高いのが「Suica」だ。
新聞買うだけでも、コーヒー1杯飲むだけでも、気軽に「チャリーン」とやれる
ところが、電子マネーの良いところで、これで支払う習慣がついてしまうと、
お財布から現金を取り出すのがうっとうしくなる。

もちろん手軽さだけで電子マネーを愛好しているのではなく、第一目的はマイルを
貯めることだ。SuicaはJALカード、EdyはANAカードについている。

日々の小さな買い物でも電子マネーやカードで支払っていれば、チリも積もれば
山となるで、そのうちにアジア行き無料航空券が手に入る。

それだけが、ささやかな楽しみだ。

2008/07/06

異国で老いを迎える人々

7月5日の夕刊に「イギリス在住の日本人高齢者を支援する組織」を立ち上げた
日本女性についての短い記事が載っていた。59歳のこの人は、身寄りの無い人を
たずねて話し相手になったりしているという。

若い時は海外暮らしもいいけれど、年をとってくると、思いもよらぬ逆風が吹いて
くる。私の友人にも、イタリアに住んで30年以上になる人が数人いるが、同じような
悩みを抱えて暮らしている。

イタリア人と結婚し子供を育て、真面目に税金や社会保険料を納めてきた人でも、
不法移民と同じように見られてしまう。
今は移民排斥のムードが強いから、「どうして日本人の年寄りの面倒を私たちが
みなければならないの」と冷たい扱いを受けるという。

ひとり暮らしの日本人も多い。

イタリア在住の友人は「ここに住んでいる日本人は、病気になるとすぐに死んで
しまう。日本だったら治るような病気でも、お金がなくて病院に行けなかったり、
精神的に落ち込んで抵抗力がなかったりして、病気が重くなってしまう」と話して
いた。

もちろん日本に住んでいたところで、不安はいっぱいある。自分の将来が安泰だと
言い切れる日本人は、ほんのひと握りだろう。

それでも日本にいたら、貧乏でもそれなりに楽しみをみつけることが出来るし、
いちおう福祉もあるし、友人やパートナーを探すこともできる。
何よりここは自分の国だから、誰に気兼ねすることもなく住んでいられる。
外国ではそれが望めないのだ。

でも彼らの人生が、「気がついたときは、いつも手遅れ」の失敗人生だったとは
思わない。自分の気持に忠実に、張り合いのある人生を送ったのだから、決して
不幸ではないよね。

夕刊のイギリスの記事には「むかし通訳をやっていたような人でも、年をとると
英語が話せなくなって、入っている施設の人に叱られる」ということも書かれて
いた。

そんな話を読むと可哀想で胸が痛くなる。能力がある人だったろうに‥‥。
日本人同士コミュニティをつくって、助け合っていくというのが、いちばんいい
方法じゃないかしら。

~~~~~

永遠の都ローマ。
もしかしたら、そこで暮らしていた時よりも、たまに訪れるほうがその魅力を
実感できるのかも知れない。

できたら毎年行きたいけど、このところのユーロ高と燃料費高騰では諦めざるを
得ないわ。

Malta_117

数年前に行った時、朝のボルゲーゼ公園を散歩し、まだ準備中のカフェで
モーニングコーヒーを飲んだ。

Malta_118

ローマは散歩しがいのある街だ。


2008/07/05

CPA体験記(3)

受験からもう6~7年たっているので記憶違いもあると思うが、私が受けた試験の
中でも特にハードな体験だったので、肝心な部分はよく覚えている。

コンベンションセンターには体育館のような建物がいくつかあり、それが試験会場
になっていた。各会場には机と椅子がギッシリ並べられ、それぞれの席には受験
番号が書かれた紙と筆記用具それから電卓がおいてあった。

試験会場には何も持ち込めないと「注意書」に書いてあったので、小銭と受験票と
筆記用具だけを持って行った。それも会場に入る手前で係員に預けさせられた。

午前の科目は「監査論(Auditing)」で、試験時間はたしか3時間半だったと思う。

カリフォルニア州の受験要件では、最低2科目以上受験しなければならない。
でも多くの州では同時に全科目(4科目)を受験しなければならないので、
カリフォルニア州は条件が楽なのだ。
いくら財務会計以外は申し込むだけと言っても、受験料はバカにならないもの。

私の目標は「財務会計」だけだったので、同じ日に行われる「監査論」をセットで
申し込んだ。これなら一日で試験は終わるし、それに監査論は財務会計とかなり
共通する部分があるので、ちょうどよい予行演習になると思ったのだ。

試験開始30分くらい前には席につき、注意や説明が行われたが、何せ英語で
ペラペラ喋るものだから、ほとんど理解できなかったような気がする。

午前の「監査論」は軽く流しcoldsweats01、お昼をはさんで本番の「財務会計」に
臨んだ。ランチは会場内のワゴン販売でホットドッグとコーヒーを買った。

「財務会計(Financial Accounting and Reporting)」はCPA試験のメインの
科目なので、試験時間も4時間半と長い。
この間トイレにも行かず(もちろん行くことは出来るが、かなりの時間ロスとなる)、
ひたすら窮屈な椅子に座って問題と取り組まなければならない。
体調が悪かったら「エコノミークラス症候群」になってしまうわ。

最後のほうには「エッセイ」という問題があって、英語の短文で回答を書かな
ければならない。日本人はこの項目がいちばん苦手なんじゃないかしら。
私はできるだけ文章を少なくし、グラフなどを書いてごまかした。

でも4時間半の試験時間を長いとは感じなかった。
だって時間が足らず、全問題の回答はできなかったんだもの。

試験からだいぶたって「結果」が送られてきた。点数は75点。
合格点は75点以上なので、財務会計に関してはギリギリ合格したことになる。
好奇心で受験したにしては立派な結果だよね~。(←自己満足)

これで私のCPA体験は終わった。
その後日本商工会議所が主催している「国際会計検定(BATIC)」も受けて
みた。この検定は「アメリカ会計基準」に基づいて行われているので、CPAの
「財務会計」テストの内容とほとんど同じなのだ。
(英語と日本語の財務諸表の書き換えだけが異なる)

結果は757点と、CPAの点数とほとんど同じレベルだった。
いまBATICを受験したら、とてもこの点数はとれないだろう。
CPAテストの後だったから、BATICにも対応できたんだと思う。

CPAテストでは問題文を読み返している時間がないので、とにかくはやく
正確に一度で理解しなくちゃならない。
だから英語を読む力は向上したように思う。
英文会計のほうは、使う機会がなくてだいぶ忘れてしまったけど。

これからCPAテストを受けようという人に、私がオススメする学習方法は、
「Wiley CPA Exam Review 」という電話帳ほどの厚さの問題集を徹底的にやる
ことだ。

1cpaexamfinancebk08

この問題集には、本番の試験と同じような問題が載っているだけでなく、回答と
なぜそうなのかの解説が簡潔な英語で書かれていて、テキストを読むよりずっと
参考になる。
この本は丸善でも売っているが、Amazonなどネットで購入したほうがだいぶ安い。

「勉強したいけど、何をしたらいいか分からない」という人がいたら、騙されたと
思って英文会計を勉強してみてください。英語に慣れるだけでもメリットがあると
思うよ。

ところで日本商工会議所のBATICは国際会計検定と称しているが、正確には
アメリカ(USA)会計基準にもとづいている。「国際会計基準」というのは他に
あって、ヨーロッパや中国などが採用しているらしい。

日本はどうなっているのかな?
アメリカ会計基準は多少理解できたけど、日本の現状については分からない。
私がCPA試験で勉強した内容を、今日本が後追いしているって気がするけど、
最近さっぱり勉強しないから判断できないわ。weep

国際会計基準とアメリカ会計基準ってずい分違うんだろうか?
まあ日本はどっちみちアメリカ追従なんでしょうけど。

P.S. ところでCPA試験の受験方法は、その後だいぶ変わったようです。

2008/07/04

CPA体験記(2)

サンフランシスコからサクラメントまで、グレイハウンドバスで3時間くらい
かかっただろうか。6~7年くらい前の話なので、今はもっと便利になっている
かもしれない。

サクラメントは、州都とはいってもシスコより規模は小さく、緑の多い整然と
した都市だった。でも今は街をのんびり散策などしていられない。
バスターミナルの前でタクシーをひろい、住所を書いた紙を運転手に見せて、
何はさておいてもホテルに向かった。

015
(サクラメントはゴールドラッシュ時代に栄えた町で、その当時の町並みを保存
したオールドタウンがある)

013
(この鉄道博物館が有名なようだ)

州庁舎などがあるダウンタウンから車で15分くらい行ったところに、うっそうと
した森のようなコンベンションセンターがあり、近くには巨大なショッピング
モールもあった。このあたりはニュータウンというイメージ。

ホテルもここにあった。試験会場から徒歩で行けそうなところを、自分の勘を
たよりにネットでさがしたのだが、いつもは外れる私の勘も、この時だけは
当たっていた。

でもコンベンションセンターの敷地は広すぎて、おまけにこんもり生い茂った
木々に囲まれていて、どこから入るのか、試験はどこで行われるのか、見当が
つかなかった。

それで、ホテルに荷物をおいてから、さっそく探検にでかけた。
あっちこっち迷いながら、何とか入口を見つけ出したときにはホッとした。
ホテルからセンターの正面玄関まで、徒歩30分はみたほうが良さそうだ。

ホテルは、中庭をはさんで木造2階建ての棟がいくつか並んでいて、まるで
寄宿舎のようだった。見るからに安普請という感じで、竜巻がきたらこっぱ微塵に
吹き飛ばされそうだ。
でもアメリカに詳しい人によると、このようなモーテルがアメリカには多いんだとか。

建物は安普請でも、フロントのカウンターには無料コーヒーサービス、部屋には
キッチンとコーヒーセットが揃っていて、場所と部屋代を考えれば御の字だった。

このホテルの宿泊客は、試験を受けにきたアジア人、ビジネスマン、修学旅行の
子供の団体など、バラエティに富んでいた。

私はここに5泊したのだが、部屋でゴロゴロしていると勉強にならないので、
いつも午前中に北米最大というショッピングモールに行き、朝はカフェ、昼は
フードコート、午後はまたカフェで、問題集を開いていた。
でも居眠りしている時間のほうが長かったけど。

017
(フードコートで食べた日本食。ご飯だけが日本食らしい)

カフェの合間には、2階だてのショッピングモールを、すみからすみまで
歩き回った。おかげでインフォメーション係りになれるくらい、どこに何が
あるか覚えたわ。

このショッピングモールには、超がいくつもつくほど肥満の人たちがたくさん
来ていた。テレビでしか見たこともないような体型の人ばかりで、人間の身体が
あんなになってしまうのかとショックだった。

家族が運転する車に乗ってきて、モールの長い通路を杖をつきながら歩いたり、
ベンチに腰をかけたりして日がな一日過ごし、夕方家族が迎えにくるとまた車で
帰っていく。

このショッピングモールがなかったら、彼らは一日中家に閉じこもっているしか
ないだろう。動くのもやっとなのだから。
でもここなら、交通事故の心配もないし、食事もできるし、トイレもあるし、
いざとなったら助けてくれる人もいる。しかも無料で利用できる。
ショッピングモールにはいろんな利用価値があるものだと、感心した私だった。

こうして観光気分でぶらぶらしているうちに、試験日がやってきた。

2008/07/03

CPA体験記(1)

私は取り立てて優れたところはないけれど、(←これは自信を持って言える)
好奇心だけは普通の人より旺盛だと思う。

海外一人旅に出るのも、やっぱり好奇心のせい。
「まっとうな人間じゃない」と思う人もいるでしょうね。

それから、役に立つか立たないか考えもせず、いろんな通信教育を申し込ん
だりするのも好奇心のせいだと思う。

新聞広告を見て、いきなりその気になり授業料を振り込んでみたものの、教材が
届く頃にはすっかり関心がなくなり封も開けない、なんてこともあったwobbly

でもいろいろやっていると、少なくとも脳のトレーニングにはなるし、まったく
知らなかった知識も少しは身につくし、うまくいけば実益にもなるので、これ
からも貧乏人のムダ使いは続くだろうな~。

数年前に福祉施設で働く機会があった。
そのころから医療とか介護とかに関心があって、またこの分野は年齢に関係なく
ずっと働けるところが多いときいたので、できたら就職したいと思っていた。

でも医療関係となると、経理や総務事務だけでなく、レセプト作成などの医療
事務もできなくてはならない。それで昨年から某学館の通信教育を受けて、今年
何とか修了し、検定試験にも合格した。

これなんか、医療のシステムや用語など今まで無縁だった知識を得ることができ
たし、今度関連のある仕事をすることにもなったので、プラスだったいえる。

ところで私の通信教育歴のなかで、もっともお金と時間と労力がかかったのが、
英文会計の勉強だ。英語が上達する良い方法はないものかと考えて、思いついた
のが「英文会計」の学習なのだ。

でも日本には適当な講座がなかったので、USCPA(アメリカ公認会計士)試験を
ターゲットにし、4科目ある試験項目のうち、日本でも役に立ちそうな財務会計
(Financial Accouting & Reporting)だけを勉強することにした。
目標はCPAでなく英語の上達なのだから。

CPA試験は各州で受験資格などが異なるので(試験内容は同じ)、もっとも条件が
ゆるいカリフォルニア州で受験することにした。

ネットで申し込み、必要書類を郵送し、航空券の手配やホテル探しと、いろいろ
面倒だったけど、けっこう面白かったわ。

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サンフランシスコ

航空券はサンフランシスコまでマイルで貯めた無料航空券を使い、そこから試験が
ある州都サクラメントまではグレイハウンドバスで行った。

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シスコのグレイハウンドバスのターミナル。少し怖い雰囲気。

困ったのはサクラメントの情報が無かったこと。
観光地じゃないのでガイドブックには載っていないし、観光局に行っても何の
資料も貰えない。ホテルはネットで予約したが、その場所がどの辺なのかも分から
ない。現地についてから、タクシー運転手にまかせるしかないと観念した。

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