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2008年6月

2008/06/30

フィレンツェの落書き

イタリア・フィレンツェの世界遺産「サンタ・マリア・デル・フィオーレ」に
落書きした日本人が問題になっている。

Himg0005
サンタ・マリア・デル・フィオーレ

そのうちのひとつ、高校野球の監督が新婚旅行中に書いた名前入り落書きが
インターネットに流れ、高野連が調査するという動きになって、この監督は解任
されてしまった。

もちろん、貴重な大聖堂に落書きするなんて非難されて当然だが、堂々と二人の
名前を書いたところを見ると、それほど悪いこととは思っていなかったのだろう。
まわりには世界各国の観光客の落書きがいっぱいあったのじゃないかしら。

そもそもイタリアには落書きが多い。

Himg0018
フィレンツェの地図。これじゃ分かりません。

ローマの地下鉄なんぞ車体にもドアにもデカデカと落書きされている。

Himg0033
ローマの地下鉄。これは模様じゃなく落書き。

イタリアにも落書き禁止の法律があって、罰則もあるようだが、これほど多いと
いちいち取り締まってもいられないのだろう。

今回の日本の処置をイタリア人が聞いたら、なんて言うかしら?
「たかが落書きで解任?」とビックリするんじゃないかしら。

イタリアは犯罪に鈍感な国だと思う。
イタリアの現首相ベルルスコーニは、自分の汚職裁判を棚上げする法案を出すなど
何かと問題のある人物だ。こんな人物を3回も首相に選ぶんだから、イタリア人の
倫理観はいったいどうなっているんだと言いたくなるが、過去にはもっとひどい
首相もいたから、イタリア人からみれば特に問題ないのかも。

まあイタリアほど犯罪に寛容でも困るけど、日本はもう少し融通性があっても
いいんじゃないかしら。今回の高校野球の監督も、生徒の前で「愚かでした。
おおいに反省しています」と謝れば、それで良かったんじゃないかしら。
えらい組織が、自分たちの責任を避けるために、プレッシャーをかけたって
気がする。

悪意のある計画的な犯罪なら別だけど、にんげん誰でも過ちがあるんだから、
もっと大目に見てほしいと、グータラいい加減に暮らしている私は思うのだった。

2008/06/28

カサブランカ

ここのところ少し落ち込み気味だったので、心機一転と新宿を歩き回ってきた。
やっぱり新宿はいいね。私の肌に合っている。新宿復帰したいな~。

コーヒーショップで新聞を開くと、暗いニュースが目白押しだ。
とくに家族皆殺し事件が目につく。よくも悪しくも家族の存在って重いものだと、
親も子もない私はたじろいでしまうのだった。

景気停滞だの値上げラッシュだの年金入力ミスだのと、ろくでもない記事ばかりの
中に、少し参考になりそうな「一石二鳥 ホビングリッシュ」という特集があった。

「趣味や関心あることを英語で習う」というもので、各国料理を英語で習う教室
などが人気だという。たしかに何か目的があったら、英語学習も続けられるんじゃ
ないかしら。

私も英文を読むほうはそこそこ出来るんだけど、聴いたり話したりの会話が苦手
なので、ホビングリッシュのつもりで「名作映画で英会話」という雑誌を買って
みた。映画全編収録のDVDつきで1冊1300円と安い。
「ローマの休日」「嵐が丘」などスタンダードな作品が並んでいる中から、選んだ
のは「カサブランカ」

ウィキペディアによると、この映画は不滅の人気を誇るロマンスで、主役の二人
ハンフリー・ボガートとイングリッド・バーグマンは、それぞれ映画スターベスト
100(1999)の男性1位と女性4位に選ばれている。

私もカサブランカは何度か見ているし、年代を問わず誰にでも分かる正統派の内容
なので、字幕なしで見ても理解できるだろう。

カサブランカにはモロッコ旅行のときに滞在したが、映画の面影を残すところは
どこにも無かった。有名ホテルの片隅に「リックのバー」とやらがあったけど、
単なる観光カフェだったもの。

Img
向こうに見えるホテル・ハイアットリージェンシーに映画をモデルにしたバーがある。

それにしてもハンフリー・ボガートは、ハンサムでもないし背も高くないのに、
どうしてあんなにカッコいいんだろう。

やっぱり時代が生んだヒーローなんだろうな~。

ハンフリー・ボガートときくと、「男はタフでなければ生きて行けない。優しく
なれなければ生きている資格がない」 という、ハードボイルドの有名なフレーズが
浮かんでくる。男は男らしく、女は女らしく、という時代だったんでしょう。

でも今の時代にこんなことを言う男性がいたらギャグのネタでしょうね。
残念ですけどdespair

2008/06/23

鬱の力

旅の目的は人それぞれ、目いっぱい楽しもうという人もいれば、失意の旅に出る
人もいる。楽しむ旅は「どうぞご自由に」と言うしかないが、失意の旅となると、
余計なお世話と言われそうだが、オススメしたくなる場所がある。

そのひとつが「ポルトガル」だ。

Photo

かなり前になるが、ポルトガルを旅行中に「会社をリストラされたら妻からも
離婚を言い渡された」という40歳くらいの男性にあった。
彼はリストラよりも妻との離婚にショックを受けていて、

「リストラされる少し前に、妻と妻の母の希望でヨーロッパ旅行をしたんです。
そのためにお金もエネルギーも使ったんですよ。二人とも大喜びだったのに、
会社をリストラされたら手の裏を返したように離婚ですからねぇ」

と、すっかり人間不信に陥っていた。

彼は「ポルトガルは他のヨーロッパ諸国と違う」という大学の恩師の言葉を思い
出し、ふらふらと計画も立てずにやってきたのだという。そしてポルトガルは
それなりに彼を癒してくれたようだ。美味しい食事と美味しいワインを味わって
旅を続けるうちに、気持も少しずつ落ち着いてきたらしい。

Photo_2

「でもモノは考えようよ」と、私は他人事なので無責任に言った。
「リストラされたからと離婚を言ってくる女性なんて、打算的な人なんだから、
このまま一緒にいたとしても、いずれは破綻するに決まっているわ。そんな人と
慰謝料もなしに別れられたんだから、むしろラッキーだったんじゃない」

「そう言われれば、そんな気がしてくるなぁ」と男性は、少しばかり思考を転換
したようだった。

話は変わるが、最近の日本社会は、秋葉原の無差別殺人事件や10年連続
自殺者が3万人超など、暗い話が多い。
自殺の最大原因はうつ病といわれているが、「鬱の力」という本によると
(五木寛之&香山リカの対談集)「うつ病」と「鬱な気分」は分けて考えなければ
ならないという。誰だって失業したり失恋したりしたら、気持が落ち込むのだから。

この本のなかで印象的だったのが、「自分よりさらに境遇の悪い人を見て、自分は
まだまだ恵まれているんだ、ありがたい、と思えるのは、とても高い次元の精神
機能だ」という香山リカの言葉だ。

人の不幸で癒されるなんて何だか後ろめたい気もするが、自分よりもっと辛い立場
の人はごまんといるのだから、自分はまだ恵まれているほうだと心に余裕が持つ
ことが大事なんだと思う。

五木寛之によると、今の日本は「鬱の時代」に入っているので、「鬱」のままに生きる
べきなのだとか。

2008/06/21

スロバキア

今夜の「世界・ふしぎ発見!」は「驚きと絶景の宝庫 スロバキア」だった。

つい最近スロバキア旅行した女性から、スロバキアの首都「ブラチスラバ」の
美しい絵葉書をもらったばかりなので、「タイムリーだわ」とうれしくなった。

Img_1540

この人は、ご主人が80歳というからそれに近い年齢だろうが、とにかく精力的に
海外旅行をされていて、そのたびに世界各地から絵葉書を送ってくださるのだ。
若い頃、まだ日本が海外旅行を解禁していない時代から海外で暮らしていた方
なので、外国はとても身近な場所なのだろう。

私もできるだけ長く海外旅行をしたいな。
そのためには脳と身体を鍛えておかないとね。
鍛えるといっても、お金のない私はスポーツクラブに行くことができないから、
日々の暮らしのなかで出来るだけ身体を動かすようにしようと思う。

この方も以前にお話されていたけれど、旅はただ単に楽しむためだけじゃなく、
疲れた心をリラックスさせたり、挫折した気持を切り替えたりしてくれる。
思いつめてうつ病になるくらいなら、パッと旅に出て方向転換したほうがいい。
(でもそんな旅ができる人はうつ病にならないかもねthink

絵葉書によると、ブラチスラバからウィーンまで車でわずか30分しかかからない
ようだ。ついこの間まで同じ国だったチェコのプラハも近いし、ブダペストも
近いとなると、旅心が刺激され東欧諸国の地方めぐりをしたくなる。

でも今の私の第一目標は「モロッコのアトラス山脈越え」だ。
まあ夏は暑すぎて無理だけど、今年の冬には何とか実現させたいと、格安航空券
サイトをのぞいてみたら、7月のカサブランカまでのチケット代が最低でも10万円
する。これに燃料サーチャージが加わるから15万円近くになるわね。

あ~あ出るのはため息ばかりと、またまた落ち込んでしまった。
原油高ともろもろの物価高は、何とかなるんでしょうか?>エコノミストさん

2008/06/18

酒は人生の友かな?

普段から「お酒が好き」と吹聴しているおかげで、お土産にお酒をもらうことが
けっこうある。先日韓国土産のお酒をいただいた。

Img_1539

ハングルが読めないのでこのお酒について詳しいことは分からないが、どうやら
朝鮮人参とブルーベリーが入っているらしい。(ラベルを見れば分かるわね)
アルコール度が30度と高いので、オンザロックにして飲んでみた。
ちょっと朝鮮人参の匂いがして、いかにも健康に良さそうだ。

「金はなくても酒だけはある」という家庭に育ったので、子供の頃からお酒には
なじみがあり、もちろん今も日々の暮らしにお酒は欠かせない。

去年部屋をリフォームしたとき、それにあわせて食器棚を買い、その一部をお酒
ストックコーナーにした。これで不意の来客を気にすることなく保存しておけるわ。

現在のストックは、韓国酒と普段飲む安い芋焼酎、安い泡盛と泡盛古酒、それから
「千年の眠り」という高い麦焼酎、うららさんから教えてもらった奄美の黒糖
焼酎「奄美ブラック」、赤白ワイン、そして去年旅行したメキシコのテキーラと
盛りだくさん。これに時々日本酒も加わるから、やはり隠し戸棚は必要だわねhappy01

もっとも私の酒量はそれほど多くない。
女性の平均値よりはお酒に強いかもしれないが、どちらかというとお酒を飲む
ときのリラックスした気分が好きなのだ。

私はお酒とともにお酒をうたった詩も好きだ。
古今東西、酒をうたった名詩は多い。それも、どういうわけか哀しい詩が多い。

その中から‥‥

<涼州の詩 王 翰>
葡萄の美酒夜光の杯
飲まんと欲して琵琶馬上に催す
酔うて沙場に臥す君笑う莫れ
古来征戦幾人か回る

(私はとにかくこの詩↑が好き!)

<ペルシャ(イラン)の11世紀の詩人オマル・ハイヤームの短詩>
あわれ、人の世のキャラバンは過ぎて行くよ。
この一瞬をわがものとしてたのしもうよ。
あしたのことなんか何を心配するのか?
酒姫(サーキイ)よ!
さあ、早く酒盃を持て、今宵も過ぎて行くよ!

こんな詩をよむと、しみじみ「お酒が飲めてよかった」と思う。
お酒が飲めなかったら、この詩の雰囲気を味わうことが出来ないような気が
するから。

2008/06/14

わたしの「世界ふれあい街歩き」NY(3)

自由の女神やエリス島へ行くフェリーは、マンハッタンの最南端にあるバッテリー
パークから出る。

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また世界経済を牛耳るウォール街もこの近くにあるので、フェリーを下りてから
歩いて行ってみた。

Usa2005_112

この日は休日だったので、ウォール街にビジネスマンの姿はなく、ひっそりとして
いた。

Usa2005_1092

NY証券取引所はウォール街の象徴であり、アメリカ経済のみならず世界経済の
中枢でもある。でっかい星条旗がかかげられたこの建物から、どれほどの成功と
挫折のドラマが生み出されたことか。

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でも最近は、豊富な物に象徴されるアメリカ型資本主義にも、翳りが見えるように
思える。経済にも株にも素人の私なので、きちんとした裏づけがあるわけでは
ないが、地球温暖化や食料品・石油価格の高騰など、日々暮らしのていくなかで
社会がきしんでいるような気がするのだ。

少し前にNHKで「ハゲタカ」という番組が放映された。
普段はあまりドラマを見ない私だが、この番組は面白くて、とくに大森南朋演じる
主人公の鷲津政彦をすっかり好きになってしまって、DVDまで買った。

こ番組で描かれていたのが、M&Aをしかける外資系ファンドの非情なやり方と、
そのために人生を狂わせてしまう一般の人たちだった。

このドラマがどれだけ事実に近いか分からないけれど、多くの人々の犠牲のうえに
ほんの一握りの人が大金を手に入れる社会なんて、いつか必ず破綻するような気が
する。

強がりでなく「そんな大金は欲しくない」と思うし、何もかも手に入れたいと
思ったらキリがないから、心が不安定になってしまうんじゃないかしら。
でもしょせん貧乏人の私に、金持ちの心理は理解できないわね。

ウォール街を抜け、9.11テロで大きな被害を受けた「グランドゼロ」まで歩いた。

Usa2005_119

現場は片付けられ、衝撃的なテロを思わせるものは広大な空間だけだった。
アメリカはここにWTCよりも高層のビルを建てるという。
「力には力で対抗する」というアメリカらしいプランだが、そういう社会に危うい
ものを感じるのは私だけだろうか。

ともあれNYの街歩きは、今の時代についていろいろ考えさせてくれるのだった。

2008/06/05

わたしの「世界ふれあい街歩き」NY(2)

アメリカは車社会だが、NYだけは地下鉄やバス路線網が発達していて、一人でも
らくらく旅することが出来る。

Usa2005_011
地下鉄のチケット販売機。

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この日は自由の女神見学をすることにして、まず地下鉄でフェリー乗り場まで
行った。

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フェリーに乗る人の長い列。

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フェリーの中では、自由の女神が被っているヘアバンドみたいなものを売って
いる。

Usa2005_102

自由の女神を一度は見ておこうと足を運んだのだけれど、私はその後で行った
エリス島の「移民博物館」のほうに強い印象を受けた。

エリス島には移民局があり、移住を希望する人々はここで審査された。
その頃の施設や使われた品々、写真などが展示されている。

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みな命をかけてアメリカにやってきたのだ。
必死に生きようとする人たちの真剣な瞳が心をうつ。

アメリカ入国が認められても、その後の暮らしは決して楽ではなかった。
日系人には第二次世界大戦時の強制収容という試練もあった。

Usa2005_106

今の日本もそうそう楽に生きられる社会じゃないし、いろいろ不足不満もある
けれど、生きるか死ぬかで海を渡った人たちや、否応なしに戦争に駆り出され
死んでいった若者たちのことを思うと、ぜいたくは言えないと思うのだった。

2008/06/01

わたしの「世界ふれあい街歩き」NY(1)

NHKの「世界ふれあい街歩き」をいつも楽しみにしている。
もともとはBSハイビジョンの番組なのだが、NHK総合でも日曜日の深夜に
放送するので、私はいつもこちらを見る。
もっと早い時間帯にしてほしいなあ。

私もこんな風に見知らぬ街をぶらぶら歩くのが好きだ。
世界のどこにも人々の暮らしがあり、ふつうの平凡な日々が繰り返されている。
そんな街角で、思いがけない光景を目にしたり、お洒落なレストランを見つけたり
しながら、観光名所に行くでもなく、これといった目的もなく、一日をすごす。

そんな「わたしの街歩き」をときどきご紹介します。
まずは、街歩きしがいのある「ニューヨーク」からです。

~~~~~~~~~~~~

NYはホテル代が高い。
安いところもあるが、治安に不安があったり、交通の便が悪かったりで、私の
ような一人旅にはふさわしくない。

そんな条件をいろいろ考えて決めたのが、韓国人街の中にある安ホテルだった。
安ホテルといっても1泊1万円くらいしたけど、マンハッタンのど真ん中で、
エンパイヤステートビルのすぐ近くという立地を考えればお得だ。

NYはご存知のとおり「民族のるつぼ」。
最近は「るつぼ」でなく「モザイク」などと言われているが、(つまり多くの
民族が溶け込むのでなく、それぞれ集団でかたまっている)どちらにしてもNYの
魅力はこの多民族性だと思う。

日本人にとって、コリアンタウンの有難いところは、食事に困らないという点だ。

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当然のことながら韓国料理店が軒を連ねているが、たいていのレストランは韓国
料理だけでなく日本料理もメニューに載っている。
どれが日本料理でどれが韓国料理かわからないアメリカ人もたくさんいるだろうな。

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私が食べた定食は、韓国料理らしくおかずが盛りだくさんで、おまけにお寿司や
味噌汁までついていた。

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大きな民族街といえばチャイナタウンだ。世界各地の大都会には必ず中華街があり、
もちろんNYにも存在感たっぷりのチャイナタウンがある。
ただでさえ賑やかなのに、昨今の中国の経済成長の影響で、ますますエネルギッ
シュな街になっていた。

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チャイナタウンのすぐ隣にはイタリア人街の「リトルイタリー」がある。
中国とイタリアは私の2大旅行先。この二ヶ国の都市や街には何度も行っている
ので、NYでチャイナタウン&リトルイタリーに行くのをとっても楽しみにして
いた。

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でもリトルイタリーはチャイナパワーに押し捲られていて、何だかすっかり上品な
街になっていた。貧しい移民の代名詞みたいに言われていたイタリア移民も、
アメリカで富をたくわえ、すっかりメジャーになったんだなぁ。

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