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2008/05/06

新疆ウイグル自治区博物館(1)

新疆ウイグル自治区博物館は長く改装工事をしていたようだが、最近新装なって
全館オープンした。いかにも中国好みの堂々とした建物だ。

10時開館ときいていたが入口の自動式ゲートはまだ閉まっていて、制服姿の
係官が二人立っていた。

Img_1372

入口前には数人が並んでいるが、まだゲートは開きそうにもない。
「何時にオープンするの?」と腕時計を指しながら係官に聞いたら、ガッシリと
浅黒い顔つきの係官は「11時から」という。

この係官は何族の人かしら?漢族でもウイグル族でもなさそう。
シルクロードから発掘された遺跡の中に、こんな顔のテラコッタがあったな~と
思いながら、どこか時間をつぶせるところがないかと周囲を見回したら、通りを
はさんだ向かい側に「超市」(スーパーマーケット)の文字があるではないか!

「営業していますように」と祈る気持ちで行ってみたら、広々とした店内はもう
日曜朝の買い物をする人たちで賑わっていた。「ラッキー!」

店内は食料品はもとより日用雑貨から衣料品、電化製品まで何でもあって、ここ
だけで生活用品のほとんどをまかなうことが出来るだろう。

面白いのはやっぱり食料品売り場だ。とくにデリカテッセンのコーナーが楽しい。
ナンの実演販売をやっていて、ウイグル族だけでなく漢族の人たちも列を作って
出来上がるのを待っていた。

私はナンではなくミニ肉まんを3個買った。3個で1.8元=27円
ホカホカ肉まんは、3個をペロッと食べてしまうほど美味しかった。

もうひとつ長い列ができているところがあった。
私はそこがレジだと勘違いして並んだのだが、前にいた男性がどこかから袋を
持ってきて私にもくれたので、何かを買う人の列だと分かったのだ。

こちらの人は見知らぬ他人の私にも気を使ってくれる。

昨日は買い物ついでにスーパー脇のセルフサービス食堂で「ピリ辛うどん」を
食べたのだが、同じテーブルにいた若い女性が黙って私の分もお茶を持ってきて
くれた。無料のお茶サービスがあったのを私は知らなかったのだ。

Img_1350
うどんは6元(90円)

東京では他人が何しようと気にしないが、ウルムチではもっと人と人との距離が
近いのかも知れない。

一人旅をすると、好むと好まざるとにかかわらず現地の人と触れあい、親切に
されたりお世話になったりする。その結果、今まで中国人、チベット人、ウイ
グル人として描いていたイメージが、かなり修正されてしまう。

日本人にもいろいろな人がいるように、中国人にもウイグル人にもいろいろな
人がいるという、もっとも基本的なことに気づくのだ。

日本にルールがあるように、どの地域にもそれぞれのルールや秩序があるので、
それを知ることも一人旅を楽しむコツじゃないかしら。
自分の常識が世界の常識と信じ込んでいたら、どこに行っても不満だらけになって
せっかくの旅を楽しむことが出来ないだろう。

まあ横道にそれたけど、11時少しすぎに博物館の前に行ったら、まだゲートは
開いていない。さっきの係官に聞いたら「開くのは11時45分」というでは
ないか。

「何だって。さっき11時って腕時計を指しながら言ったのはあんたじゃないの!」
現地の常識を尊重するという建前はどこへやら、もうスッカリ自分の常識で腹を立てる
私だった。

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