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2008/03/22

チベットとウイグル

ちびちび貯めたANAマイルを利用して、ウルムチ行き航空券を発券してもらった
矢先に、チベットの衝突が起きた。

ウルムチのある新疆ウイグル自治区も、チベット同様に根強く独立運動が続いて
いる土地なので、影響はあるだろう。

現に数日前には、北京~ウルムチの飛行機内でテロ未遂事件があったらしい。
私も北京乗換えでウルムチに行くので、こういうニュースはやっぱり気にかかる。

それにしても、中国はどうして現ダライ・ラマとの対話を拒否するんだろうか。
現在のダライ・ラマは、その言動からみて、とても現実的で冷静に判断できる人の
ように思える。決して騒動を煽るようなことをしていない。
そんなダライ・ラマの言動に、中国はどれだけ助けられているか知れないのに。

ダライ・ラマはチベットの完全独立を訴えてはいない。
ダライ・ラマを弱腰と非難するチベット人もいるだろうが、彼がそう主張するのには、
「非暴力主義」以外の理由もあるように思える。

数年前チベットのラサに行って、私が最も驚いたのは、チベット人の「心のより
どころ」とも言うべき「ジョカン(大昭寺)&バルコル」のすぐ近くに、イスラムの
寺院があったことだ。

「私のチベット旅行の話」が昔のホームページに載っています。
低性能カメラで写した写真なので見にくいですが、よかったらご覧下さいませ。)

私はそれまで、チベット自治区に住んでいるのはほとんどがチベット人だと思って
いたので、ダライ・ラマを最高指導者とする国家が成立すれば、すべて上手くいく
と信じていた。

でも今は少し違う。もしチベット独立国家が成立したら、チベットに住んでいる
イスラム教徒たちは、ダライ・ラマをすんなり受け入れるだろうか。
ささいなキッカケで対立が深まり、争いになったりしないだろうか。

ここ数年の世界情勢をみても、強権的な指導者がいなくなったとたんに、内紛や
戦争になった例は多い。
チベットは、その周囲を圧倒的なイスラム勢力に取り囲まれているのだ。
対立が起きたら、その勢力が黙ってはいないだろう。そして紛争になったら、傷つく
のはいつも一般の民衆だ。

それをダライ・ラマは怖れているのではないだろうか。

世界最高標高地を通る列車「青蔵鉄道」が人気だ。
蔵とは西蔵(チベット)で青は青海省の青、その二つを結んでいるからそう名づけ
たのだろうが、列車が結ぶ青海省の省都「西寧」には中国最大のイスラム寺院が
ある。

そして私がこれから行こうとしている「新疆ウイグル自治区」は、イスラム教徒
ウイグル人が多数を占める土地だ。

シルクロードの入口をちらっと見てくるつもりの旅だったが、ここにきて旅の
関心も今のウイグル人の暮らしぶりに移ってきている。

何はともあれ、いろいろ見聞きして、自分なりに考えて旅してきたい。

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コメント

今も海外ニュース見終わったところです。
チベットはじめ中国は今後どうなっていくのでしょうね。
この1年、オリンピックが始まるまでに中国へ行こうと思っていました。
いろいろ問題あるようだから。
それにしても為替相場といい、思い悩むこといっぱいですわ。

うららさん、こんにちは。

オリンピックの年はどこも事件が起きるようですね。
まあラサ事件のあとなので、航空機のセキュリティは厳重になると信じて、行ってこようと思います。

「新疆ウイグル自治区への立ち入り禁止」なんて事態が無きにしも非ずですけど、そうなったら北京見学していますわ。

ドル安為替相場は、旅行には追い風ですけど、ビジネスで困っている人は多いでしょうね。

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