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2008年1月

2008/01/20

徳島のイルミネーションの町

お遍路のあと、夕方JR牟岐線で阿南市まで行った。

この市には発光ダイオードのシェアでトップを誇る企業があって、(自分の報酬が
少なすぎると訴えた方が働いていた会社)、それを活かした街づくりをしている。
最近すっかりイルミネーションづいている私は、ちょっと興味がわいて、23日は
クリスマスイブのイブなので何かイベントがあるかも知れないと思ったのだ。

東京だと午後6時はまだ夕方だが、徳島から列車で45分ほどの阿南市はもう
すっかり夜だった。駅前のお店はほとんど閉まっていて、通りは暗くて人通り
もない。

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ちょっと不安になってすぐ徳島に戻ろうかと思ったが、せっかく来たのだからと
思い直し、少し通りを歩いてみた。駅からすぐのところに「牛岐城址」という
イルミネーションのスポットがあるという話なので、あてずっぽうで賑やかそうな
ほうに向かった。

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すると人が集まっている公園のような場所に行き当たったのだ。
いつもは外れる私の勘だが、このときはうまくいった。
やっぱりここが「牛岐城址」という場所で、ちょうどイベントの真っ最中だった。

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(ダンススクールの生徒のダンス)

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サンタクロースの姿をしたお嬢さんがみんなに葛湯を配っていて、私も貰った。

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広場のわきは小高い丘になっていて、頂上につづく階段もイルミネーションで
飾られていた。

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この丘がどうやら「牛岐城址」らしい。
聞くところによるとこのイルミネは冬だけでなくいつも瞬いているのだとか。

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阿南駅は真新しい設備が整っていた。

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発光ダイオードで儲かっている会社があるからリッチなんだろうな。

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翌日は東京行きフライトがお昼ごろだったので、空港に行くまえにロープウエーで
「眉山」に上った。駅から徒歩15分くらいの繁華街にあるこの山は、最近映画で
名が知れたようだ。私も名前だけは知っていた。

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都心に山や丘がある街は、自然と都会のパノラマが同時に楽しめていい。
気分爽快になる。頂上には徳島ゆかりの「モラエス」の記念館やパゴダなどが
あった。

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これで紅葉していたらもっと良かったけど、何せ師走だから、季節はもう過ぎて
しまったのだろう。

2008/01/13

徳島神社仏閣めぐり

徳島ときいて、私が思い浮かべるのは「阿波踊り」と「お遍路さん」だ。
もっとも、一番札所が徳島にあるというのは、今回の旅行ではじめて知ったの
だけど。

「物見遊山だけれど、そもそもお遍路さんってそういうもんだからね」と、まさに
物見遊山で一番札所「霊山寺」に行った。一番札所も二番札所も鳴門市の板東に
ある。でも板東駅は鳴門からより徳島から行くほうが便利のようだ。

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最初は、まじめに遍路している人の邪魔になってしまうかしらと遠慮がちに門を
くぐったのだが、そんな心配はまったく無用だった。京都の神社仏閣と違って、
格式や権威を感じさせない、何だか集いの場のようなくだけたお寺だったから。

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とくにこの自動タオルが可笑しかった。
便利なことは確かだけど、そもそもお遍路さんって、そういう日常生活から距離を
おくためにするんじゃないの。ま、私が言えた義理じゃないけど。

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ちなみに霊山寺から徒歩20分くらいの二番札所「極楽寺」は、ふつうのタオル
だった。

板東でもっとも宗教の場らしかったのは、最初に訪れた「大麻比古神社」だった。
長い参道と静かな森の奥の社殿は人影もなくひっそりとしていて、冷たい大気の中を
歩いていくとボーッとした頭も少ししゃきっとした。

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とくに心ひかれたのは御神木の「楠」だ。
木の命がじかに伝わってくるような気がして、何度も見上げたり周りを歩いたり
した。さわることは出来なかったけれど、こんなドッシリとした大木に抱きついて
みたいわ。

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ここ大麻比古神社の周辺には、第一次大戦時のドイツ人捕虜がつくった石橋や、
そのドイツ人捕虜が演奏した「第九」をテーマにした映画「バルトの楽園」の
セット、友好親善で造られた「ドイツ館」などがある。

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(このバスはけっきょく来なかった)

2008/01/02

お正月のすごし方

このところ体が重い。お正月だからといって飲んで食べてばかりいたら、怖ろしい
ことになる。元旦だろうが何だろうが関係ない。時間があったらウォーキングだ。

そういうわけで、今年の元旦もお昼ごろウォーキングに出かけた。
お正月だから最初は七福神めぐりでもしようかと思ったが、地理が少々不案内
だし、めぼしい初詣スポットは一度は行ったことがあるので気乗りしない。
けっきょく久々に皇居一周することにした。

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好天に恵まれたせいもあって、皇居お堀端はジョギングする人が多い。
それからもちろん散歩する人も。外国人観光客の姿が多かった。
日本人は2日の一般参賀に来るんでしょう。

皇居二重橋を表玄関とすると、ちょうどその反対側あたりで、お年寄り夫婦に
声をかけられた。
「これが皇居でしょうか?」
「ぐるっとこれ全部が皇居ですよ。この辺はちょうど中間くらい」
「そうですか。初めて来たもんで」
たしかに皇居には違いないけれど、ここから二重橋とか桜田門とかに行くのは
大変かもしれない。でもお堀にそってひたすら歩けばいいんだから、道に迷う
心配はないけど。

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皇居前広場では明日の一般参賀の準備をしていた。潜水夫がお堀に潜って危ない
ものがないか調べていた。(たぶん)

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二重橋前では同じ車種の黒塗りの車がずらっと並んで待機していた。車列はやがて
するすると動き出し、つぎつぎと皇居のなかに入っていった。車には小さい国旗が
かかげられている。各国の大使が天皇に新年の挨拶をするのだろう。

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車の窓をあけて集まった観光客に手を振る大使がいたり、集合時間に遅れて(?)
大通りで信号待ちしている大使がいたりといろいろだ。
こんなところにお国柄がでるのかしら。

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2日は入場料無料のミュージアムがいくつかあるので、芸術鑑賞することにした。
まず上野の「東京国立博物館」に行く。国立博物館本館の建物は、美しい姿と
ともにドッシリとした存在感があり、いつも惚れ惚れとみとれてしまう。

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今回の目玉は国宝の「松林図屏風」(長谷川等伯)だろう。
この屏風図ばかりは、実物を見ないとその魅力が伝わらないんじゃないかしら。

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博物館を出てから初詣がマダだったことに気づいて、公園内の「上野東照宮」で
お参りした。ここの絵馬には外国語のものが多い。

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元旦の皇居も、上野の国立博物館も、このあとで行った国立近代美術館や工芸館も、
とにかく外国人観光客が多かった。それもヨーロッパからとおぼしき年配の夫婦や
ファミリーが多い。ユーロ高だから日本旅行がお得なんだろう。羨ましいわ。
入場料タダのミュージアム情報はガイドブックに載っているんじゃないかしら。
ふだんの工芸館なんて、外国人がこんなに沢山くるところじゃないもの。

東京国立近代美術館は年に何度か展示替えするので、ときどき行きたい美術館だ。
今回は藤田嗣治の戦争画の大作が展示されていた。近くにかけられている藤田の
少女の画とはあまりにも異なり、同じ画家が描いたものには見えない。
「サイパン島同胞臣節を全うす」と題された戦争画は、悲惨な状況ばかりが目に
ついて、戦意高揚の目的で描かれたとはとても思えなかった。
ともあれ、藤田嗣治が高い能力を持った画家であることだけは分かった。

美術館を出て、夕闇迫る皇居のお堀端を歩いて東京駅に向かった。
お堀の白鳥がすぐ近くまで寄ってきたのでシャッターを押した。大きな鯉も泳いで
いたけど、テキはじっとしていないからよく写らなかった。

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正月で大気が澄んでいるのだろう、ビルのかなたに東京タワーがよく見えた。

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マイルで徳島へ(3)

第一目的の大塚国際美術館見学はすんだので、これから帰りの飛行機に乗るまでの
一日半は、そのときの気分でどうするか決めるつもりだった。

ガイドブックを開いてみると、四国八十八ヶ所の第1番から23番までの札所が
徳島県にあり、最初の10番くらいまでが徳島市や鳴門市近くに集中している。

信心深いとはとてもいえない私だけれど、せっかく近くまで来たんだから1番と
2番くらいは押さえておこうかな~と、そんないい加減な心得でお遍路してみる
ことにした。

ヨーロッパの巡礼も日本のお遍路も、100%宗教的な行為かといえば決してそんな
ことはなく、観光的要素もだいぶあったと思う。昔は娯楽が少なかったから、参詣の
ために出かけるのを楽しみにしていたんじゃないかしら。

まあそんなわけで、まずは第一番札所の「霊山寺」(発願の寺というらしい)と
二番目の「極楽寺」に行くことにした。
この両寺とも、徳島駅から電車に乗って20分ほどの「坂東駅」近くにある。
坂東には他にもいくつかの観光名所があるので、ここらを一日中を歩き回って
過ごすことになりそうだ。

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うきうき坂東駅に降り立ったものの、ガイドブックの地図はとっても大雑把な
もので、詳しい道など載っていない。
「霊山寺」を目指したのに、少し行き過ぎて「大麻比古神社」まで来てしまった。
でもこの神社にも行きたいと思っていたので、まずこちらから参拝することにした。

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大鳥居のむこうに長い参道がある。人気のない参道を歩いていくと、昨日の雨を
たっぷり含んだ木々が風で揺れ、水滴がザ~ッと頭上に降り注いだ。
天気予報が徳島地方は16度まで気温が上がると言っていたので、コートを着ないで
出てきてしまったが、朝方はまだまだ寒くてちょっと後悔した。
でもまあこれから歩き回るのだから、少しは暖かくなるだろう。

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長い参道を歩いてやっと神社というところでこんなノボリが目に入った。それに
つられて横道にそれて、けっきょく入場料を払って入ることにした。
ちょっと歴史的背景に興味もあったし。

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第一次世界大戦で日本の敵だったドイツ人の捕虜収容所が、ここ坂東にあった。
捕虜収容所ときくと、自由がなく非人間的に扱われるところを想像してしまうが、
坂東俘虜収容所の所長は捕虜を人道的に扱い、地元民との交流も生まれた。

その捕虜たちがドイツ帰還を前にして、感謝をこめて「第九」を演奏し、その
歴史的事実をもとに「バルトの楽園」という映画がつくられた。
(ちなみに、ラクエンでなくガクエンと読むらしい)
そのロケのセットを公開しているのだ。

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シーズンオフのため入場者は私を含めて3人だけだったが、軍服姿のボランティア
ガイドが映画のエピソードや歴史的背景などをいろいろ説明してくれ、思いのほか
楽しかった。

この映画のセットは来年3月で閉鎖されてしまうらしい。
坂東とドイツの関わりを理解するのに格好の施設なのに、もったいないな。

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(大麻比古神社参道から見たドイツ館)

この近くには「鳴門市ドイツ館」などドイツにちなんだ施設も多かった。
霊山寺から極楽寺に行く途中でお昼を食べたカフェレストランの奥さんは、私が
「ロケ村」を見てきたというと、「実は私もボランティアガイドをやっている」と
話しが始まってなかなか止まらなかった。

レストランを出て歩いていると、その奥さんが追いかけてきて、「良かったら
冷蔵庫にでも貼って」と、こんなマグネットシールを私にくれた。

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マイルで徳島へ(2)ホテル

ホテルは徳島駅近くのビジネスホテル。もちろんネットで見つけた。
ビジネスホテルはシングルルームが多いし、休日はむしろ空いていて、料金も
普段より安くなるのでありがたい。

日本のビジネスホテルは、狭いけれど必要なものは揃っていて、部屋も清潔で
配慮が行き届いている。和食朝食つきで1泊5,500円(全部込み)は、とっても
お得じゃないかしら。

海外旅行で料金だけは一流のホテルに泊まるたびに、経営者を日本のビジネス
ホテルで研修させたいと思う私だった。

美術館でたっぷり時間をとり、バスに1時間以上も乗ったので、ホテルのチェック
インは遅くなってしまった。部屋に荷物をおいてから、夕食を食べにでかけたが、
強い雨が降っていたので街を歩き回るのはやめて駅前デパートのレストランで
中華料理を食べた。

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ちなみに徳島はもちろん都会だが、駅ビルの商店やレストランでも夜8時ごろには
もう閉まってしまう。いつも帰宅時間が7時過ぎで、8時近くになって夕食をとる
私には徳島の夜は2~3時間早い気がする。居酒屋は夜遅くまでやっているが、
一人で入るのは寂しいし。

まあいよいよとなればコンビニがある。
徳島市内で見かけたコンビニは、ほとんどサークルKサンクスだった。ホテルの
近くにローソンがあったけど、他はみなサンクス。セブンイレブンやAMPMがない
なんて、どうしてかしら?でもサンクスはEdyが使えるので、私にとっては都合
よかったけど。

ホテルの宿泊客は、普段なら圧倒的にビジネスで泊まっている男性だろうが、
連休の3日間は女性客の姿も多かった。年齢層はかなり高い。
徳島は四国霊場八十八ヶ所のスタートの地だから、それが目的で徳島に来る人も
多いのだろう。一人ずつシングルルームに泊まっている女性グループもあった。

温泉旅館に数人で泊まるのもいいけど、ビジネスホテルにめいめい泊まるのも、
気楽でいいよね。夜寝るまでは、観光でも食事でもずっと一緒にいるわけだから。

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