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2006/07/10

変人が人気

奥田英朗の小説に出てくる変人精神科医の伊良部が人気とか。

人並みに生きなくちゃ~と思うと、ささいな違いが気になりそれがストレスになる。
でも伊良部医師のようなハチャメチャな人物に出会ったら、「自分はマトモな
ほうかな」とちょっぴり安心するのかもしれない。

規格はずれの人や変人がいる社会のほうが精神的に楽だと、日本人はどこかで
憧れているんでしょう。

この小説が映画化され、阿部寛が伊良部医師を演じたとか。
でもデブでルックス最悪の伊良部医師を、元ファッションモデルの阿部寛がやった
んでは、規格はずれエネルギーも相当削減されるような気がするけど。

ところで最近読んだミステリー小説「チーム・バチスタの栄光」の主人公も、
冴えない精神科医と厚生労働省の伊良部風役人という変人コンビだった。

厚生労働省のお役人白鳥は強烈キャラクターで、伊良部医師同様に現実にはいそう
にないが、不定愁訴外来(別名愚痴外来)の万年講師田口医師のほうは、こんな
お医者さんがいたら悩みを聞いてもらいたい、もしかしたら現実にもいるかも
知れないと思わせるキャラクターだ。

この田口医師のほうが阿部寛のイメージにあっているわ。

それにしても不定愁訴外来(愚痴外来)、その気になって客集めならぬ患者集めを
したら大繁盛するだろうなぁ。悩みのない人間なんていないから、あとはいかに
相談する気にさせるかですもの。
田口医師なら私も少しくらい相談料を払ってもいいかな。

この場合、営業が成功するかどうかのカギは、何と言っても担当医師の人柄に
かかっている。立派な医師が必ずしも最適なカウンセラーとは限らない。
伊良部医師や田口医師のような「落ちこぼれ」のほうが、話しやすいということも
あるから。

ともあれ人間の心を相手にする仕事は、一筋縄ではいかない商売だと、しみじみ
感じる今日このごろなのだった。


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