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2006/04/16

癒し系の土地

いつも素敵な写真がいっぱいの「tt-blog」さん。
モロッコ&ポルトガル旅行の写真をアップしてくれるというので、楽しみにして
いる。

こころが疲れたら旅に出るという人がいる。
そんなときにどんな土地が頭に浮かぶだろう?

美味しい食べ物、お酒、温暖な気候、素朴な人々‥‥そんな条件をあげていくと、
国内ではやっぱり沖縄になるのかな。そして外国ではポルトガルかな。

_016s
ポルトにて。安い、うまい、楽しい。

数年前のポルトガル旅行中リスボンで、会社をリストラされたら同時に奥さん
からもリストラされてしまったという30代後半の日本人男性に会った。

「大学時代の教授が、とにかく一度はポルトガルに行きなさいと言っていたんだ。
それで初めて来たんだけど、その言葉どおりだった。他のヨーロッパの国とは
まったく違うね。リラックスできたし気持ちも切り替えることができそうだ」

それでも、余りにもドライな元妻に対する怒りは、なかなか収まらない様子だった。

「リストラされる少し前、妻の母親がヨーロッパ旅行をしたいと言うので、計画を
立てたり手配をしたりと時間もお金もずい分使ったんだ。妻も母親もとても喜んで
いたのに、リストラとなったら手のひらを返したように冷たくなって別れると
言うんだからねぇ」

自分はいったいどういう存在だったのかと、すっかり落ち込んでしまったそうだ。

「逆風の時に助けてこそ夫婦なのにねぇ。でもそんな女性なら別れて正解じゃ
ないの?お子さんもいないんでしょう?リストラが原因の離婚なら慰謝料も払わな
かっただろうし、考えようによってはラッキーだったかもよ。身軽になって自分の
思うまま再出発が出来るんですもの」

安くて美味しいポルトガルワイン(ヴィーニョ・ヴェルデだったと思う)の酔いも
あって、私の口からは調子のよい言葉がすらすら出てくる。
まあ他人の身の上話なんて酒の肴みたいなもんだからね。相手だってグチを言い
たいだけなんだし。

_003s
リスボンの大衆レストラン。あっという間に満席になり、ポルトガル人のオジサンと
相席に。

一人旅のオモシロさのひとつに、普段は接点のないタイプの日本人と出会える
ことがある。私の場合は20代、30代の若い男性が多い。
若い女性には声をかけにくい日本の男性も、オバサンが相手だと安心するみたい。
私も年配の男性よりは若い男性のほうが話しやすいしね。

もっとも余りにも日本人観光客が多いと、知り合うチャンスがなくなる。
パリやローマやニューヨークで日本人に声をかけられたら、ちょっと警戒する
だろう。その辺が難しいところだ。

_031s
小さな村の酒場。

困難にぶち当たったとき真正面から受けとめる強い人もいるだろうが、それで
うつ病か何かになったら元も子もない。
無理をせず何かよいアイディアが浮かぶまでグータラ過ごすことも一案だと思う。
そんなとき旅は格好の逃避方法じゃないかな。

もっとも同じことを考える人は多いようで、本土から沖縄への移住者が激増し
沖縄の人口増加率が全国一位になったと、ニュースが伝えていたっけ。

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旅・ヨーロッパ」カテゴリの記事

コメント

こんばんは。
記事中にリンク張ってくださっていたのですね。
ありがとうございます。

ポルトガルはたしかに疲れた心を癒すのにはぴったりの
国かもしれませんね。
一人旅をしやすい雰囲気も漂ってますし。
食事とお酒が安くて美味しいのもうれしいです。
またリスボンの街をあてどなく歩いてみたいです。

あづま川さん、こんにちは。
素敵な写真をご紹介しようと、リンクを張らせていただきました。
旅に出る前は、「今度こそじっくりシャッターチャンスを狙うぞ~」と決意するのですが、いざ旅が始まってしまうとそんな余裕は無くなってしまいます。「写真の撮り方」をカルチャースクールで習って、せめて基礎知識だけでも身につけたいんですが。

TMさん

ご無沙汰です。

本記事と関係ないことなんですが、花の都・パリとは縁はありますか?

実は私の友人で、セカンド・ライフを送る場所として、パリを選んだ人がいます。

元広告マンと言うこともあって、非常に充実したBLOGです。一度ご訪問して頂き、その感想をお聞かせください。

http://blog.goo.ne.jp/take_uu2004/e/7ac21b37e8a6ccb1bdcd0981d47cf709

多拿花さん、こんにちは。
「50歳のフランス滞在記」ブログのご紹介ありがとうございます。
パソコン通信の旅行フォーラムの頃の知人にパリ在住の人がいます。結婚してお子さんもいらっしゃるのでずっとフランスに住むのでしょうが、異国で暮らすということは困難も多いことでしょう。ローマにも結婚などで数人の友人が住んでいますが、年とともに悩みも増えるようです。

役所を早期退職してフィレンツェに語学遊学中の女性がいます。経済的な不安も無く、人生の後半を自分の思いのままに過ごせるなんていいですね。少し前に「年をとらない大人たち」という記事を載せたんですが、能力も気力もたっぷりの中高年がこれからますます増えそうです。

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