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« 「夢の美術館、アジアの仏像100」 | トップページ | 酒は百薬の長 »

2006/01/15

花の都フィレンツェ

60歳定年を前にし、57歳で退職して、フィレンツェに語学留学した女性の
話をきいた。定年退職したらどうやって第二の人生を生きようかと、プランを
考えている団塊の世代が沢山いるんだろうな。
留学とまではいかなくても、日々の暮らしに張合いをもって過ごしたいものだ。

話はそれたが、プラハ、イタリア旅行記のつづきは「花の都、フィレンツェ」から。

HIMG0002-s
フィレンツェの街のあちらこちらに、こんな牛のオブジェが。

フィレンツェは、何と言ってもルネッサンス発祥の地。またローマに比べ色彩の
多い街。重々しい石造りの建物と華やかなショーウインドーのコントラストが
印象的で、ちょっとお年を召したけれど、でもいつまでもお洒落な貴婦人‥‥
といったところ。

HIMG0009-s
通りすがりのギャラリー。画家が作品を制作中だった。

ルネッサンス美術といえば「ウフィッツィ美術館」が名高いが、ここはきっと
入館待ちの行列が出来ているだろうし、今までに3回訪れているので、今回は
後回しにすることにした。

HIMG0010-s
向こうに見えるのはポンテ・ヴェッキョ(古い橋)昔から金製品を売る小屋の
ようなお店が並んでいる。今は金製品だけでなく普通のアクセサリーも増えた。

そしてホテルを出て朝一番で行ったのがアルノ川の向こう、ポンテ・ヴェッキョを
渡ったところにあるピッティ宮の「パラティーナ美術館」だ。実はまだこの美術館
には入ったことが無かったのだ。

この選択は正解だった。
午前中のパラティーナ美術館は入館者が少なく、宮殿を飾るメディチ家収集の
名画の数々を、心おきなく鑑賞することが出来たのだから。

とくに素晴らしかったのはラファエロの間。

palatina1s

palatina2s

この二つのマドンナが、部屋の入口と出口の両扉のそばにかけられているもの
だから、部屋に入ったとたんに視界に飛び込んでくる。
しかも目線の高さなので、顔をくっつけてまじまじ見ることが出来るのだ。
ド近眼の私には有難い。もちろん顔をくっつけてしまったら、監視員に叱られる
けれど。

部屋には監視員以外は誰もいないので、心おきなく対面していられる。
ヨーロッパではこういうことはよくあるけれど、いつも東京で大混雑の美術展に
行っている私は、何だか夢見ているような気分になる。
「え~っ、これ本物~?こんなに近くで一人で見ていていいの?」
だってこの二つのマドンナが日本にきたら、入場制限間違いなしだもの。

ラファエロの描くマドンナには匂うような気品がある。
まあ私としては、人間くさいカラヴァッジョのマドンナと幼子のほうが好みなの
だが、どちらにしてもしみじみ見入ってしまう絵画だ。

パラティーナ美術館のショップで手のひらサイズの案内書を買った。
日本語のものもある。最初にこれを買ったらもっと作品を理解できたのにと、
パラパラページをめくったら、あらら、日本語の活字がさかさまになっている。

HIMG0003-s

日本語の分からない職人さんが印刷したんだろうけど、日本語の分かる人に校正
してもらえばこんなミスはないのに。いい加減だな~イタリア人は。

芸術と、いい加減な気質と、抜け目のない裏社会、この支離滅裂なマッチングが
イタリアの魅力なんだよね~不思議なことに。


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