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« ワインの町・モンテプルチャーノ | トップページ | 世界遺産 サン・ジミニャーノ »

2005/12/17

世界遺産 シエナ

イタリアには中世そのままの町がいくつもある。
特にトスカーナ地方に多い。

私が最初に訪れたのはオルビエート。時が止まっているかのような静かなたたず
まいと、町の規模とは不釣合いに威風堂々とした教会が印象に残った。

その後アッシジ、ピサ、ウルビノ、ペルージャなどに行ったが、シエナとサン・
ジミニャーノは訪れる機会がなかった。交通の便が余りよくないのだ。

でも今回は日程が最初より長くなったので、なかなか行けないこの二つの町に行く
ことにした。ローマから列車とバスを乗りつぎ、途中ワインの村に立ち寄り、
そこからバスでシエナ駅にたどり着いたら、日はもうとっくに落ちていた。

ホテルは世界一美しい広場がうたい文句の「カンポ広場」のすぐそばなのだが、
古ぼけた建物の4階だか5階にあり、大理石の広い階段をエッチラオッチラ上がった
先にフロントがあるので、見つけるのに苦労した。
暗く静まり返った古い建物の中に入るのはちょっと怖い。

siena0013-s
入り口でワンちゃんが寝そべっていた。

フロントの女性が「分かりにくかった?こんな有名な場所にあるのにね」と笑った。
この立地にしては宿泊料が安いので仕方ないか。

ホテルは昔の修道院のよう。太い丸太の筋交いやレンガ敷きの床が、何だか寒々と
した感じだったが、慣れてくるとこれはこれでいかにも中世らしい雰囲気に感じ
られた。

siena0012-s ホテルの窓から見たシエナ。

ホテルに荷物をおいてから夜の散歩に出かけた。
内陸部なのでローマより冷え込んでいる。
でも夜のシエナは幻想的で、中世の匂いがいっそう強く漂っていて、たくさんの
観光客や住民がその雰囲気を楽しむように石畳の道を歩いていた。

siena002-s
夜の闇は素晴らしい演出をしてくれる。

昼間のシエナでは、人々の日常生活の一こまを見ることが出来た。
狭い石畳の急坂の道を車がせわしく行きかい、八百屋が店を開け、バールでは
人々がコーヒーを飲みながら談笑していた。

そうそう、これも昼間ならではの光景。

siena0016-s

この写真はシエナのドゥオーモなのだが、お分かりだろうか、この素晴らしい装飾は
実は写真なのだ。シーズンオフで建物はただいま修復工事中、その代わり実物大の
写真が観光客を迎えるというわけだ。

たまたまドゥオーモ前の広場にいた日本人グループのガイドが、「戦後初めての
修復工事なんですよ。滅多に見られないことで、これがこれで価値があるんです」
と話していた。ものは言いようだわ。

シエナからバスに乗ってサン・ジミニャーノに行こうとバスターミナルを探したが、
なかなか見つからない。ガイドブックに載っている場所は、どうやら変更になった
らしい。歩きつかれてサン・ジミニャーノ行きを諦めたころ、偶然行き当たった
のがバスターミナルのあるグラムシ広場だった。

それで結局サン・ジミニャーノに行くことにした。

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コメント

TMさん、こんばんは。

ご無沙汰してます。
シエナ行かれたんですね。
たしかに夜の闇が不要なものを消してくれるのかもしれませんね。シエナは昼間しか知りませんが、なつかしいです。

TMさん。こんばんは。
シエナが初めてとは驚きました。
ウンブリアに比べると、行きやすい街だと思いますよ。
サンジミニャーノは乗り換えがあるので、不便ですが、
シエナは列車でもプルマンでもフィレンツェから直行が出ていますから。
オルヴィエートはローマから簡単に行けますが、
アッシジやペルージャはこれまたローマからもフィレンツェからも中途半端で、日帰りは難しいですよね。
ウルビーノなんか列車が通っていないんじゃなかったですか?
確か、リミニかペーザロかあの辺からバスでしたよね。
私、一度は行きたいと思いつつ、まだ、ウルビーノには行けていません。

frugel さん、こんにちは。
トスカーナ地方にはシエナなど有名な町がいくつもありますが、ローマ郊外の村や町も負けず劣らず雰囲気がありますよ。
簡単に行けるところも多いので、今度イタリアにいらしたら是非足を延ばしてみてください。

アトムズさん、こんにちは。
どういうわけかシエナに行く機会がなかったので、今回頑張って行ってきました。
アッシジは昔ローマから日帰りで行きましたが、たしかに不便だったような気がします。
でも最近はペルージャ直行列車があって、その途中でアッシジにも止まるので、ずっと行きやすくなりました。数年前この列車でローマからペルージャに日帰りで行ってきました。
(今もあると思うんですけど)
サン・マリノに行く途中、ウルビノに1泊したのですが、かなり昔のことですし、中世の町はどこも雰囲気が似ているので、余り強い印象は残っていません。ラファエロの生家があったんじゃないかしら?

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